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10月前半
■Quinka, with a Yawn @ mona records
Quinka, with a Yawnのライヴを聴きに、mona recordsに行く。
辻香織企画の「ダブルスタンダード vol.5」ということで、Quinka, with a Yawn、hal、辻香織の三組が出演。
Quinka, with a Yawnは一番手に登場。今日のメンバーは、Quinkaさん、コーラスのサチさん、クラリネットのいずみさん、ドラムス、ベースという前回の月見ル君想フのときのメンバーに加えて、もう一人参加していてこの人はキーボードの前に座ってギターも持っている。
一曲目は「つぶ」。新しい人はギターで参加する。続いて「やさしい二人」。ギターの人はキーボードの方を演奏していた。それから「歌がある」という曲で、これは前に聴いたときにはまだタイトルが決まっていないか、別の仮タイトルをつけていた曲だったような気がした。クラリネットが退場して「唇とマーマレード」、そのあとMCを挟んで「コーヒーブルース」、「ラムチェリーコーク」で終了。
今日印象に残ったのは「つぶ」という曲。この曲は、不思議な曲というか幻想的な曲というイメージが強かったのだが、少し前に歌詞が大きく変わった。歌詞が変わったとは思ってはいたのだけれど、それに気づいたときよりもなぜか今日その歌詞がすごく頭に入ってきて全然違ったものになってるなぁという気がした。
前に変わってからさらに歌詞が変わったのか、特に今日印象が強かったのかはわからない。でもなんとなく生活感のある歌になっていて、さびに「生活のつぶ」なんていう言葉が聴こえてきたりすると、わけもわからずそうかと納得していたりした。メロディや編曲も最初の頃からだいぶ変えているんだろうな。
最後に演奏した「ラムチェリーコーク」も最初のバージョンは、ものすごく哀しくて聴いているだけで泣きそうになってしまったものだが、『火曜日のボート』に入ったバージョンはなんとなく元気が出る、頑張ろうという気になるような歌詞になっている。ライヴでもこのバージョンになっているけど、また昔の哀しい「ラムチェリーコーク」も聴きたいと思ったりして。このバージョンは、手作りのCD-Rで売っていたもので聴けるけれど、生でも聴いてみたい。
最後、辻香織さんの演奏の後、halさん、Quinkaさんも呼んで、全員で高田渡の「生活の柄」(だったかな)を演奏した。
[ Quinka, with a Yawn @mona records 2005/10/02 ]
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