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2005年3月前半
今日から三月。日々は信じられないくらい恐るべきスピードで過ぎ去っていく。
読書は朝から『終戦のローレライ V』(bk1 / amazon)を読む。映画はまだ先だと思っていたが、もう今週の土曜日からスタート。
再開して間もない読書はあまりスピードが上がらない。
昨日に引き続き月末・月初のドタバタに追われる。夜、久々に会う仕事仲間と飲みに行く。このところ月に一回くらいのペースで、三人で飲んでいるのだが、一人は風邪気味ということで辞退。二人で飲むのも淋しいので、一人誘うが仕事の都合で遅れて参加となる。
生ビールを飲んだ後は、浦霞を飲む。最初から一緒に行った一人は、ビール一杯も飲めない完全なる下戸なのだが、よくしゃべるので普通に飲みに行っているのとほとんど変わらない。一人が遅れて来たのもあるが、23時近くまで飲んで帰る。
帰る方向が一緒の一人と、ずっと映画の話などしながら帰る。
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夜、近所の24時間営業のスーパーに買い物に行く。
22時過ぎた頃だが、こんな時間は早い方で、よく0時過ぎてから出かけたりする。しかし、今日は駐車場にロープが張られていたりして変だと思ったら、閉まっていた。今日は閉店日なのかと思ったら、営業時間が22時までになっていた。開店も10時から。
がっくりしながら帰る。今日はともかく、これから22時以降の買い物はできないのだ。
歩いてぶらりといける近いスーパーだったのに、残念だ。
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Quinka, with a Yawnライヴだったが、仕事の打合せが20時くらいまで続く。ライヴの方は19時からだが、まだ間に合うかもしれないと思って、下北沢に向かう。
20時半頃ライヴハウスに着き、チケット売りの人に訊いてみると、ちょうど一曲目を歌っているという。チケットを買って、地下のライヴ会場に行く。久々にライヴハウスで聴くので、とてもいい。「悲しくてやりきれない」をやってくれたらなぁと思っていたが、残念今日の演目にはなかった。
演奏が終わってからドリンクチケットを交換する。Quinkaさんがいらしたので、この間オカネモンスターさんにお願いしたスプリットアルバムってどうなったか訊いてみる。まだあまっているらしいので、今度会った時に貰うことになっているがまだ貰っていないということだった。
なぜかそれだけ話をして話は終わってしまう。以前、あがた森魚の大ファンの人が、あがたさんと話せても話すことがないと言っていたのだが、いまさらながらよくわかる。今、まさに聴いていたのだからその感想とかも話せばよかったとあとから思ったりしたが、結局ライヴのその瞬間がすべてになってしまって、音楽については話すことがなくなっちゃうのだった。
全く違う、映画とか本とか別のミュージシャンの話とかすれば、話せる気がするが、ライヴを聴きに行って他の話をしているというのも間抜けな話だ。だからやっぱり話すことはなくなってしまう。
今日はものすごくたくさん雪が降るという話も聞いていたので、ドリンクを飲み終えると、なんとなく帰ろうかという気分になる。外にでると、すでに雨が降り始めていた。そのうち雪に変わるのだろう。
あとからセットリストを確認すると、聴けたのは2曲目からだった。通りで短い時間だった気がしたはずだ。
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6時起床。雪が降っていた。
電車が遅れそうだと思ったので、7時前に出かける。駅から雪の中を歩いていくのは憂鬱だったのでタクシーを使う。おかげで8時には仕事場について仕事を始められた。
ちょっとした問題が発生して、あんまり嬉しくない状況。ちょっと困ったことになりそうだ。自分には責任はないが、ちょっと憂鬱。
帰りには雪は跡形もなかった。
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昼頃起床。DVDレコーダーの録画整理など雑用をこなし、夕方から千年の響をちびちび飲む。飲み始めた頃は、ちょっと飲んだら出かけるつもりだったのだが、だんだん出かけるのが面倒になってきて、本格的に飲み始める。
飲みながら、録画してあった『シェフと素顔と、おいしい時間』(amazon)を観る。映画を観たあと、音楽など聴いているうちにソファーでそのまま居眠りする。夜中に目を覚まして、ベッドに移動。
平日それなりに忙しくなったのと、mixiのお手軽日記が楽なのでサイトの日記が滞りがち。例によって、過去を飛ばしてとりあえず今日の分を。飛ばした過去日記はその後埋められることなく空白の日々になりつつあるなぁ。
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天候不順でパリに足止めを食ったジャン・レノと、ストで飛行機が飛ばずに足止めを食うジュリエット・ビノシュが、空港で出会って巻き起こるラヴ・コメディ。冒頭、『ローマの休日』を観ようとして両親にしかられたという独白が入る。「くだらないし、間違った人生観持つ」からアメリカ映画は禁止されていたというのだ。だけどアメリカ映画みたいな一日を過ごしたいという。そんな言葉通り、アメリカ映画的な軽快なコメディになっている。
ジャン・レノとビノシュが出会うのは、ビノシュが携帯電話をなくし、ジャン・レノに借りることがきっかけになる。それで一目惚れしてなんていう単純な展開はしない。ジャン・レノは携帯電話を貸したがための巻き込まれたことに苛立ち、ビノシュにしても自分のおかれた状況からの回避に必死で、二人を結びつけるものはない。用が済むとそのまま別れてしまう二人。
空港で足止めをくった二人が出会う話だと思って観ている観客にしてみると、そのまま二人が別れてしまうことにはぐらかされた気がするが、ご都合主義的展開で二人はまた出会うのだが、この二人を結びつける出来事がことごとく迷惑な感じでおかしい。反発を感じながらお互いどこか惹かれているみたいな、ラヴ・コメディ的の常套手段的な展開が感じられない、ただ本当に迷惑なのである。
それが変わる瞬間があるのだが、それがもう遅すぎるくらい遅い。アメリカ映画的な話なのに、すんなり行かないのがフランス映画たる所以か。そんな展開の遅さから、このまま空港ですれ違った一組の男女の一日の物語で終わるのかと思うのだが、冒頭の言葉が案じさせるようなご都合主義満点のラヴ・ストーリーになっている。
[ 『シェフと素顔と、おいしい時間』 監督ダニエル・トンプソン 出演ジュリエット・ビノシュ ジャン・レノ (amazon)]
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最近、テレビで音楽番組を流したままにしておくと、Jack Johnsonの「Sitting, Waiting, Wishing」という曲のPVがよく流れているのだが、このビデオがすごく不思議。「In Between Dreams」というアルバムに収録されている新曲らしい。
ビデオの内容は、Jack Johnsonが床に寝そべっていて、その床の上を黒い粒々の含まれた液状のものが流れていくところから始まる。ナンだろうと思っていると、Jack Johnsonにシャワーが吹き付けられる。顔を覆い隠すJack Johnson。シャワーの勢いが強まり、その水流になぜか吸い込まれるように引っ張られると思ったら、回転して倒れた椅子にまたがって起き上がる。そう、映像が逆回しになっているのだ。散らかりきった部屋の中では起き上がったJack Johnsonの後で炎があがり、火花が散っている。後の炎の中から飛んできた火のついた本を受け取る、という具合に部屋は整然とした状態に戻っていく、それだけのビデオである。
しかし不思議なのは、その中でJack Johnsonはところどころで歌いギターを弾いているのだが、それが音とピッタリ合うのだ。ビデオを修正して口の動きをあわせることくらいいまどき不思議ではないが、ただ歌っているのではなくて、物が飛んできて顔に付着したり水を浴びたりしているので、修正するとしてもかなり難しそうなのだ。
どうしているのかなぁと思って思わず見入ってしまう。思いつくのは、ビデオの収録の間、逆回しに曲が流れていて、それにあわせて本当に歌っているんじゃないかということ。スローテンポの曲だから不可能ではないと思うんだけど。
どう思う?
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3月5日に大宮駅が新装オープンしたのだが、駅だから新装オープンというのは変か。とにかく今までずっと工事をしていてなんだろうと思っていたのだが、駅構内にecute大宮というショッピング街などもできて、かなりオシャレっぽい空間を作ってる。
5日の開店は土曜日で見に行くチャンスだったが不精していて出かける途中で駅の構内には入らずに中央通路を通っただけ。それでも新装開業のイベントでものすごく混んでいたので行かなくて正解だったともいえる。新聞のショッピング街の案内で、店舗の一つに本屋のLIBROが入っているのを知って、見に行けばよかったと思った。
何がいいって、平日8時から22時半までやっていること。LIBROならそこそこの品揃えがあるんじゃないかという期待もあったが、こちらはいかんせん店舗スペースが狭すぎる。つい、駅構内の本屋というと上野のBOOKガーデンを思い浮かべてしまって、マニアックな買い物ではなければことたりるかと思ってしまった。しかしやはりスペースがあまりに狭い。
とはいえ、小さくとも身近に深夜までやってる本屋があるというのは嬉しい。
活字中毒患者にとって、本屋は別に買い物をしなくても、「今、本屋に行きたい」と思った瞬間に開いている本屋があることが重要なんである。
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確定申告に行く。今年は住宅取得贈与も受けているので、贈与税の申告もしなくてはならない。確定申告は経験済みなのでそんなに気にならなかったのだが、贈与税の申告が面倒だった。戸籍謄本や住宅の登記謄本が必要なのである。戸籍謄本は、本籍地に取りに行かなくてはならないのを忘れていて一苦労。登記謄本は法務局に行かなくてはならないのでこれまた面倒。一番、困ったのは、せっかく戸籍謄本を取ってきたのに、戸籍の附表の写しというのも貰ってこなくてはならなかったのに気づかなかったこと。もう一度本籍地の市役所に行かなくてはならない。
mixiに村上春樹風、確定申告顛末記を書いた。途中で疲れて尻切れトンボにしちゃったけど。
午前中、バタバタして疲れたが、戸籍の附表の写しが手に入らなかったのでまだ申告できないでいる。午後は普通に仕事。9時5時生活だったと書いたとたんに23時まで仕事になる。家に帰ると12時半を過ぎてしまった。久しぶりに遅くなったなぁという感じ。
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朝から打合せで外出。打合せ後、ちょっと早めの昼食を摂って次の場所へ。時間が1時間くらい早いので、喫茶店で時間を調整することにする。打合せ場所の近くにあるTULLY'S COFFEEに入る。
TULLY'Sって完全分煙性になっていて、店の奥との境にガラスの仕切りがあってその奥が喫煙席になっている。いわゆる金魚鉢状態だ。僕は煙草は吸わないが、一緒に居る人が吸うのはそれほど気にならない(もちろん例外もあるけど)。しかし、この金魚鉢の中にお付き合いするのはちょっと勘弁だなぁという気がした。奥のほうがそれなりのスペースや、ゆったりした椅子とか置かれているのだが、ガラス張りの密閉感が金魚鉢の中に煙草の煙で満たされているような気がしてしまう。
同行者に一人喫煙者がいたが、彼自身もあの中では吸いたくないといって、入り口側の禁煙スペースで過ごした。心なしか、金魚鉢の中は人が少ないと思ったのだけど、時間帯などのためなのだろうか。
二つ目の打合せが終了して仕事場に戻る。夕方からもう一件打合せがあったが、まだ3時間以上あり、さすがに時間つぶしもままならないので。
夕方また出かける。1時間も待たされて、30分の打合せ。打合せ相手はあらゆる意味で困ったちゃん。こんな予感はしたのだけど、やっぱりという感じ。
このところ急に夜の打合せが増えてきた。夜の打合せって飲みじゃなくて、ほんとにほんとの打合せ。昨日は中止になったけど、昨日は19時からの予定だったし、今日も18時過ぎから打合せ、明日は20時からの予定だ。
理由は短期間の仕事で後ろが詰まっているからだけど、予定が立てづらくなってきたな。
夜はさっさと帰宅。缶ビール1缶と泡盛をお湯割りで1、2杯飲んだらものすごく眠くなって、ちょっと仮眠するつもりで眠ったら3時まで寝てしまった。たぶん22時くらいから寝たはず。
ちょっと早起きだがまあいいかと思ってそのまま起床。
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火曜日に終わらなかった贈与税申告の続き。午前中に再び市役所に行って、今度は戸籍の附表とかいうものをとってくる。あとは、郵便局で投函してフィニッシュ。
3時起床はやっぱり早起きしすぎで、昼間から目がしょぼしょぼする感じだが、仕事は夜まで。20時からの打合せは、2時間くらいで終わればいいなと思っていたのだが、結局23時過ぎまで続く。23時半近くの電車で帰る。
家に帰ると0時半近い。ビールを飲んで、泡盛のお湯割りを飲む。
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『終戦のローレライ V』(bk1 / amazon)を読了。
1巻はプロローグ、タイトルにもあるローレライが読者に提示され、密かに集められた主人公たちが伊507に乗り込むまで。2巻では主人公たちの目的が知らされ、敵潜水艦との息詰まる戦闘が続く一つの山場。そしてローレライの秘密が明らかになる。2巻で完了する主人公たちの目的は、もちろん真の目的のための予備段階でしかなかったので、その真の目的とはなんなのか、それが3巻で明かされることになった。
タイトルの「ローレライ」に冠付けられた「終戦」という言葉。これが3巻の主題ともいえる。物語の冒頭からちらほらと姿を見せていて、この物語の陰の立役者となっている人物浅倉大佐の意図、ローレライを使って導こうとする「あるべき終戦の姿」の真意がわかり、これまで徐々に明らかになってきた物語の全貌がようやくみえることになる。
その背景を描く意味もあってか、物語の現在だけでなく少し時間を遡って、戦争の描写がかなりのボリュームで続く。ちょっとお腹一杯になるくらいだが、登場人物たちの行動に重みがついている。予想外の展開も、それらの重みに裏打ちされて、素直に物語にのめり込んでしまう。重い背景を見せながら、2巻の派手な潜水艦戦に対して、謀略と艦内アクションでエンターテイメントとしても盛り上がる3巻であった。
4巻で描かれるはずのクライマックスに向けて、全ての準備が整ったところで3巻は完結した。すぐに4巻に手が伸びた。
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寝坊して昼前に起きる。昨夜ものすごく眠くて、椅子で眠ってしまい、気がついてすぐに風呂にも入らず寝たのだが、睡眠時間が不足しているのかもしれない。
MTVとかMusic ON! TVとかスペースシャワーTVとか音楽番組を適当に流しながら過ごす。朝昼兼帯の食事、雑用、Webの巡回等。腹立たしいことが多いので、昼間から缶チューハイを飲んでみたりする。風呂に入って、ビールを飲んでみたりする。少し気分が良くなったところで、ソファーでうたたね。
そのあとベッドに入って本格的に眠ってしまったら、23時過ぎまでぐっすり眠っていた。変な時間に起きてもなんなので、そのまま寝てしまったらよく眠ること眠ること。いろんな夢も見た。明け方には眠りすぎて躰が痛み出した。疲れが出てきたのかもしれない。
6時過ぎて、「もう今日のところはこの辺で勘弁してやる」と思って起床。
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今日は雪が舞ったらしいが全く気づかなかった。
朝は6時過ぎに起床、起きていたのだが外は晴れて明るかったので、天気雨状態だったのだろうか。午前中は雑用をこなし、午後は大宮駅構内の新しいショッピング街ecuteで買い物、外食など。夜はテレビ三昧で過ごし、21時くらいから昼寝というか仮眠を取る。今朝方までたっぷり寝たはずなのにまたまた寝てしまうのは疲れている証拠かもしれない。
結局、今日の休みを利用してじっくり読もうと思っていた『終戦のローレライ』4巻はほとんど進まず。まあ、休養も大事なのでよしとする。しかし日記としては、あまりにもつまらない一日になってしまった。
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明日の作業準備でドタバタ。いろいろな問題が発覚する。困って詳しいヤツに相談。明日の朝相談に乗ってくれることになる。必要なデータをメールで送付。
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昨日からのドタバタの続きでバタバタ。朝、9時からドタバタの解決のため、詳しいヤツに相談するが、解決策なし。
夜、20時半頃、仕事を終えた後飲みに行く。非公式に来年度の情報を少し得る。
帰宅後、猛烈な睡魔に特に何をするでもなく、就寝。
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