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2005年12月後半
打ち合わせのみで一日が過ぎる。夜はライヴに行きたかったが断念。Quinka, with a Yawnと加藤千晶という好きなミュージシャンの組み合わせで、こりゃ絶対観るしかないでしょっていうのに行けなかった。
行けない理由は、自分自身の精神的体力が足りないせいもある。精神的体力って変な言葉だが、精神力というとちょっと違うので作ってしまった。精神力を維持するような持続力みたいなものかな。そういうものが足りない。
夜は泡盛をお湯割で飲む。
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今年のボジョレー・ヌーヴォーはすごく出来がよいので正月くらいまでは余裕で持つとか聴いたので、買っておいたのを飲んだりしながら過ごす週末。気持ちよくなってる。
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『野ブタ。をプロデュース』の最終回を観る。
この間『野ブタ。をプロデュース』ってどうなんだろうって興味を持って、ちょっと観てみようかなと思ったのだけど、結局それから全く観てなかった。『野ブタ。をプロデュース』原作の方は、amazonの読者レビュがあまりに酷評ばかりだったのもあって、ついつい本屋で立ち読みしてみた。でも最初の数ページしか読んでないから、評価する以前ではあるのだが、そんなに酷評されるほど酷くないんじゃないかと思ったりして。とりあえず、読んでいないので評価は保留。
で、すっかり忘れていたテレビ版『野ブタ。』なのだが、ふと気がついたら今日が最終回。そんなわけでテレビをつけてみる。それまではずっと、先週に引き続き『アヴリル・ラヴィーン ボーンズ・ツアー2005 ライヴ・アット・武道館』のDVDを流していたんだけどね。
で、『野ブタ。』最終回なんだけど、なんとなくあっけなく終わった感じ。期待していた、シンデレラのような堀北真希も登場しなければ、原作の酷評にちらほらあった「後味悪い最後」というのもなくて、ラストシーンはワルノリかなと思ったけど、ジャニーズ系ドラマなんだからいいんじゃないのと思ったりして。
第一回を見ていないのでわからないのだけど、最後は第一回目の野ブタ。をプロデュースしようとしたときの始まりと同じなんじゃないのかと思った。物語の終りのシーンに始まりと同じシーンを持ってくることによって先を暗示させるっていうのは、よくあるパターンというか終わりなき物語には必須の要素なので、もしそうならそれは正解だと思うのだけど。実際第一回と同じなのかだけ確認したいところだ。誰か知ってたら教えて。
あとは原作だけど、妙に引っかかっているのだけど、今のところすぐには読みそうにない。
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すっごくよく眠って、最終的に起きたのは15時だった。びっくり。
起きるまでに何度か目は覚ましたのだけど、いつの間にか眠りに落ちていって気がつくと1時間半くらい過ぎているっていうのを何回か繰り返して、もうそろそろ昼どきだと思って起きたのが15時。
疲れていたのと、昨日ワインをボトル一本空けたせいだろうか。ワインを飲んだときには全然酔っている気もしなければ、飲みすぎたとも思わなかったのだけれど。
夜は、ケーブルで流れていた『トゥームレイダー』を何気に観ていたら、最後までついつい観てしまった。トゥームレイダーってコンセプトは好きなのだけど、細かいところに不満があったはずなのだが、予想以上に楽しめた。たぶん観る前に期待していたのと異なったことによる不満って、どういうものか判ったことによって、納得できてしまうものなのだろう。
もちろん納得できないものは何度見ても納得できなくて、観るたびにやっぱりつまらないとか腹立たしいとか確認することになる。
より楽しめる方がいいと思う反面、最初に不満を感じたものならもう二度と観なくてもいいんじゃないか。というか一回目観たこと事態が不幸なんじゃないかと思ったりもする。どちらが正しいとも言い難いが、残り時間が少なくなってくると満足できてしまう方が不幸なのかもしれない。
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今週ずっと日記をサボっていたので、まとめて書いておく。書くほどのこともないのだが、何があったのかあとで確認できるようにやっぱり書いておく。とはいえ、仕事の話とかは抽象的なので、あとで読むと自分でもよくわからなかったりするんだけど。
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意外な人に誘われて串焼き屋へ。行く途中に話をしていて、いつもバイタリティに溢れていてバリバリやってる人なのに、妙にぼやき加減の話をしてきたので、ストレスがたまってるんだなぁと思う。
店は、二階には椅子席もあるのだが、一階は樽でできたテーブルを囲み立ち飲み屋風に飲む感じ。申し訳程度に椅子もあるが、1グループで足りなくなる。
立ち飲み屋って最近の流行りらしいから、それを取り入れたんだろうけど、なんとなく違うと感じる。立ち飲み屋ってそもそも狭い店の活用から必要に迫られて始めたのだろうから、流行りで立ち飲み屋形式になっても、他の条件が整わないとなんとも落ち着かないものとなる。つまり、すぐに注文できて、注文してすぐにものが出てくる。その代わり客も長居しない。一般的に立ち飲み屋ってどういうものか知らないのだけれど、そんなような条件があるんじゃないかと思う。
この店の場合、店はそれなりの広さはあってカウンター形式ではない。注文を取りに来て、頼んでから出てくるまでの時間もそれなりにかかる。とりあえず、椅子の数を増やした方がよさそうだ。だって椅子もぶつからなければ、その間を人が余裕をもって通れるくらいのスペースがあるんだから。
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23時半まで仕事。終電で帰宅し、1時半に家に着く。
やっぱりそのまま寝る気にはなれず、モルツを飲む。いつもなら買い置きのないビールだが、なぜか昨日買ってきていた。500mlを2缶空けて、風呂に入って、精神的に落ち着いてようやく4時頃寝る。
帰宅して、眠るまでってどうしても3時間くらいの時間が欲しいというのは、昔から変わらないのだな。躰の疲れは眠れば取れるのかもしれないが、精神的な疲れは意識がなければ取れないのかもしれない。寝不足になるから早く寝なくてはいけないと思っても、すぐには眠れないのはそのせいかもしれない。
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バタバタと忙しい一日。日にちの変わらないうちに帰宅。泡盛を飲んで寝る。
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辻香織のライヴがあるので、行けたらいいなぁと思っていたが、18時から打ち合わせ。ということで断念。打ち合わせの後、後処理を済ませて20時。誘われて4人ばかりで韓国料理の店で飲む。ちょっとしたミニ忘年会。
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携帯にセットした6時の目覚ましで目を覚ます。月曜から金曜日でセットしているので、祝日にも起こされる。しばらく前は、そうすると起きていろいろ始めたものだが、起きる気にならない。目覚ましを止めて再び眠る。
ようやっと起きたのは14時だった。そんな時間になっているとは思わなかった。
朝食どころか昼食としても遅い食事。週末の定番となりつつある『アヴリル・ラヴィーン ボーンズ・ツアー2005 ライヴ・アット・武道館』のDVDを流す。
夕方出かけるつもりだったが、寒いのもあって出かける気力がでてこない。アヴリルのライヴを3回通しで聴いて18時近い。ちょっと早めの食事をして、4回目を聴いていたら眠くなってくる。気づいたら眠っていて、寒いのでベッドに。起きて6時間も経たないのに、また眠る。
夜中0時過ぎて目を覚ます。活動再開。4時になるのでそろそろまた眠る。
今週の日記も溜め込んでいるので、あとで記憶を遡って書こうと思う。
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今朝も昼過ぎに起床。溜め込んでいた今週の日記を書く。が、19日、20日と二日分書いたところで挫折。21日に何があったのか思い出せない。
夕方から外出。クリスマス・イヴということで、ケーキを食べたりする。
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パソコンを初めて買う人に付き合って、電気屋に行く。自分で買うなら、今はもうデスクトップならDELL、ノートならPanasonicというのがもう決まりみたいになっている。ただ、値段の面で、セカンドマシンなら、シャープのメビウスあたりが安くていいなぁと思ったりしている。テレビが見られるパソコンとか、どうでもいい。Panasonicがお気に入りなのは、ひたすらタッチパッドの使いやすさと余計なもののないシンプルさからなのだけど。
追記:あと、軽量さとバッテリーの長持ちをあげておこう。
しかし他人のPCとなると、しかも初心者となるとまた違う。そんなわけで、久々にいろんなメーカーのPCを見比べたけど、東芝のダイナブックが結構いいなぁと思う。どこのメーカーのノートPCも大画面になってきて、しかもワイドだったりして、モバイル用ではないメインマシンにはこういうノートでもいいなぁと思ったり。デスクトップはやはり比較的安いのと、故障したときにパーツで対応しやすいという利点はあるけれど。
夜、テレビで『ザ・コア』を斜めにというか適当に見る。なんかこれって、『アルマゲドン』と似ている気がするのでなんとなくどうでもいい感じがしてた。なんか簡単に人が死んでいったりして、ちょっと違うだろうとか思ったり。エンターテイメントとして、単純化するのは構わないのだけれど、あまりに典型的過ぎるというか図式的過ぎるというか、次の展開もすべてまるっとお見通しで、スリリングな緊迫感がない。
それにしても、今年も今週で終りなのだが、年を越す心の準備は整っていない。
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外出したおかげで、比較的早く帰れる。泡盛を飲んで、したたか酔っ払う。
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よく眠れないまま朝になる。寝過ごすとまずいので、5時半だけど起きる。メールをチェックすると、今晩突然の忘年会の案内。
外出、地獄プロジェクトに人を送り込む。夜は迷っていたが、結局突然忘年会に参加する。迷ってたのは、今月の小遣いを既にオーバーしていたから。0時過ぎまで飲む。
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ソファで目を覚ます。昨日、ちょっと飲みすぎた。今日が仕事納め。しかし、昨日から人を送り込んだ地獄プロジェクトは30日まで仕事、年明けは3日からスタートの予定。
仕事納めで缶ビールを3缶飲む。寝不足のせいか、たったそれだけでふらふらになって帰る。
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今日から年末年始休暇。とはいいながら、年末年始の休暇返上して仕事をしている人がいるので、電話待機状態ではあるのだが。
9時半起床。ちょっと早起きして、モーニングショウのみの映画を観に行こうかと思っていたのだが、すでに間に合わない。Webを見たりしながら適当に過ごす。昼食後、同じく。合間に多少の雑用はこなす。
午後になってから時々ものすごい睡魔が襲う。14時過ぎに、一度椅子に座ったまま意識を失っていた。15時頃、耐え切れずベッドにもぐりこむ。ちょっと仮眠するつもりで、ソファなんかで仮眠をとると、予想以上に深く眠って寒くて震えたりして、結局しっかりベッドで寝たほうがいいと後から後悔しそうだと思ったのだ。
思った以上に眠り込み−−というのは予想通りなのだが−−、気がつくと18時。外はもう真っ暗になっている。
夜、飲みに出かける。帰ってきて日記を書く。今日も最近パターン化しているまとめ書きで、とりあえず今日の分の日記を。月曜から昨日までの日記はあとから補足していく。
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去年の年末にDVDレコーダ（当然ハードディスク付）を買って、年末から正月にかけて録ったものが結局この一年かかっても消化しきれず、常に何か録画するには録画時間分消さなければならないというジレンマに陥っていた。何のために、ハードディスクがあるのかわからない使い方だけど、世の中のほとんどの人はそういう意味のない苦労をしているんじゃないかと密かに思っている。
今日何気なく、DVDレコーダを操作していて、年末年始向けの録画用に少し録画してあるものを始末したいなぁと思ったのが始まり。結局、見たら消す方針にしている「ER」（ファーストシーズン）を少しでも見ておくことにする。しかし、見始めたらこれが意外に止まらない。朝から見始めて、昼食で中断後再び見る。昼過ぎに友人から電話があり、今夜集まる予定が流れる。今夜の集まりの前に映画を観に行こうと思っていたのだが、映画は夜にしようと思ってもう少し「ER」の方を見ることにする。
夕方になって今日はここまでと思いつつも、出かけるのが面倒になってくる。「ER」の方もシリーズが完結するあたりになってきて今後の話が気になり始める。夕食を挟んで夜も見続ける。
結局ほとんど12時間くらいずっと見続けて、セカンドシーズンも少し見る。今日は一日「ER」を見ていただけみたいな一日。
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昼頃起床。朝昼を兼ねた食事中、テレビをつけると「女王の教室」の総集編を放送していた。この番組もタイトルは聞いたことがあるけれど、内容がどんなものか全く知らなかったので見てみる。話の前後がよくわからないので、サイトをアクセスしてみたら、小学校を舞台にした鬼教師と6年生の生徒の物語らしい。サイトのストーリーとあらすじを斜め読みしながら見るうちにだんだんストーリーが見えてくる。
最終回なので、物語もクライマックス。ほとんど最終回の最後の15分だけで泣けてしまった。もっとも最近何を見ても泣けるので、ものすごくいいとかいうわけではないが、子供たちが泣いているのに対して、教師役の天海佑希が表情を変えないのがいい。
見終わった後、サイトのあらすじを１話から全部読む。単に文字によるあらすじではなくて、写真と台詞が順番に表示されるフラッシュを使ったあらすじで、読むのには時間がかかるが、ドラマの雰囲気をつかみやすい結構よくできたあらすじ。
面白かったけど、よく考えるとこの物語って、先生が子供に厳しく指導すると問題になってしまうような今の時代だから成立する物語なんじゃないかなと思った。もちろん、「女王の教室｣の教師そのままのような教師はいなかったかもしれないけれど、個々のエピソードのようなものは、自分の小学生の頃を振り返ると別に珍しくないというか当たり前のような気がした。
夕方、原マスミの「2005年最後の弾き語り」ライヴに行こうと思っていたが、年末最後の用を片付けたりしているうちに出かけるのが遅くなる。途中まで出かけるが、明らかに間に合わないので、それよりもやはり年末の用を片付けることにしようと思い、本屋などによって家に戻る。先月くらいから、ほとんど映画・ライヴ等に行けていないので、今年最後のライヴと思っていたのだが、逆にもう今年はそういう流れなのかなという気もしてきた。
その代わり、夕方から今年最後の読書として、単行本の『博士の愛した数式』（小川洋子 新潮社）を読み始める。面白いのだけれど、なんとなく小川洋子の小説にしてはあまりに普通で拍子抜けする。映画のキャストを思い出し、無意識に家政婦の私に深津絵里を思い浮かべてしまったり、博士に寺尾聡を当てはめてしまったりしてちょっと不満。特に博士が自分の服にとめたメモに、家政婦のことを覚えておくために描いた絵が「ショートヘアで頬が丸く、唇の横にほくろがあり」なんていうのを読んでしまうと、深津絵里の頬のほくろとか思い出する。それほどイメージが違うわけではないのだが、どうも小川洋子の小説とこういうキャストにはどうも違和感を感じてしまう。
映画を観てしまったほうが、むしろすっきり受け入れられるかもしれない。
ということで、2005年も終り。
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