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2003年7月後半
最近はCLIEばっかりである。普通なら、CLIE日記と化すはずなのだが、忙しくてあんまりいじってないのでそういう迷惑な状況にはなっていない。別に迷惑じゃないか。
とりあえず、今日のCLIEライフの報告事項は、USB HotsSyncケーブル(PEGA-HS10)を購入したくらい。新宿西口地下にあるさくらやで買ったのだが、携帯の契約をする人で無茶苦茶混んでいて驚く。波があるのか、ほんの15分後には人がいなくなっていたけど、どういうことなんだろう。
インタネさんからリンクしていただく。感謝感激、雨霰。しかし、インタネさんも、なんでわざわざこんな面倒なリンクを作るのかなぁ。まあ、そこがインタネさんのインタネさんたる所以だと思うけれど。それにしても、リンクの末端でなかったことに喜びを感じたりして。
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いつの間にか7月も下旬になっていた。うたかたの日々のログページを作り忘れていてリンク切れしていたので慌てて作る。次月のログがリンク切れになっているのもリニューアル当初から直そうと思いつつもう半年経っている。インデックスは3月で止まったまま、困ったもんだ。
きょうのCLIE日記は、CLIEからのインターネットアクセス。Air H”カードを差して、NetFrontというPalm用ブラウザからWebを見る。結構普通に見られるのだが、ROJIXを見てみたら縦3列のテーブル組が災いして横にスクロールしないと全部は見られない。前のPalmでインターネット接続をした頃に、やはりPalmでも正しく表示されるデザインとか考えたが、こうなるとまたデザインを考えたくなる。トップページだけ見られればいいんじゃないか。Palm用トップページでも作るか。その前に、iモード用トップを作った方がいいという話もあるが、iモードははてなを使ったり、見る方法はいくらでもあるのでいいかな。
それからCLIEの新製品PEG-UX50が発売になる。小さいねー。その割に横型にすることによってキーボードをかなり大きくしていてCLIEとはいいながら、もう別の機種のようだ。480×320ドットの横画面だとインターネットのブラウジングも80Vよりずっと見やすそうだ。面白いとは思うが、あまり欲しいとは思わないのは手帳的な機能から離れてしまうからだろうか。80Vも片手でウィングを開いてすぐに見られないところが、辛い。片手に鞄を持っているだけですぐに使えないからだ。常にターンスタイルにしておくのもちょっと嫌だし。たったそれだけのことだけど、やっばり使い勝手という意味では凄く重要なことだ。あとは慣れかもしれないけれど。
とはいえ、面白い新機種なので、PalmOSLoveに載っているPEG-UX50のレビュをリンクしておく。しかし今日発表されたっていうのにレビュが早いな。
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今日のCLIE日記。3箇所のPCとの同期が完了。これで最新のスケジュールが新しいCLIEに入ったので古いCLIEを持ち歩く必要はなくなった。予定表ソフトがまだ標準ソフトなので、もっと使いやすいソフトに入れ替えるつもりだ。データそのものが移行できたのでとりあえずよし。それとCLIEからメールを読んでみる。昔は遅くてもそれなりに使える気がしていたが、自宅などのインターネット環境が飛躍的に向上したせいか、遅くて辛い。メールは全部落とさずにヘッダだけを落とすとかするしかないんだろうな。Webのブラウジングの方は、はてなとかを利用してテキストだけで読めばいいのだと思った。
久々に大宮から歩いて帰る。タクシーがもの凄い行列で並ぶ気にならなかった。もっと早く帰ればいいのだが。
whatwedidonourholidaysで、鈴木祥子のライヴアルバム発売を知る。9月21日だそうですよ。
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DVDで、『バイオハザード』を観る。去年の8月31日公開の映画だったのだな。そんな前のような気がしないのだが、もうすぐ一年になる。とても面白かったのでまた観たいと思っていて、ついにDVDを買って観る。しかし、一度観ているというのもあるけれど、映画館で観たような緊張感はなかった。やっぱり映画館でまた観てみたいがそんな機会はなさそうだ。あとは、少しでもあの音の効果を味わうためにヘッドフォンで聴きながら観てみるのはいいかもしれない。そういう物足りなさはあったものの、物語の作りがうまいのに感心する。繰り返し観る予定。
夕方から渋谷に出かける。かねてからの約束で、焼き鳥を食べる企画。人数が多いと入れなくて、しかも予約は不可。時間も確実に座れるように早めに行こうということになり、17時集合ということになった。メンバーは結局三人で、一人はビール一杯分遅れてきたがほぼ一緒にスタート。17時といえば、まだ外も明るいというのに店は僕らの入店でほぼ満席。みんな飲んでいる。一人でやってくるちょっと年配の方とかが軽くいっぱいやって帰っていったりしていい雰囲気だ。
一番安いコースと、いくつか個別注文する。最初はビールで、途中から冷や酒を飲む。すっかりいい気分になって店を出てもまだ19時だった。
店で話していた蕎麦屋に行こうということで移動するが、土曜日は15時半仕舞いだった。そこで友人の知るキャバクラに開店前に押し掛ける。20時まで女の子は来ないのでそれまでチャージはなしということで飲み始める。キャバクラの類に自発的に行くことはないし、特別行きたいと思うことはないのだが、こういう機会がないと行くことがないので喜んで行った。考えてみれば、自分で金を払って行くのは初めてかもしれない。
女の子が来てからは、TUTAYAでバイトしていたとかいう娘と映画の話を延々としていた。その場はそれなりに楽しかったのだが、別にまた来ようという気にはならない。なんでかなぁと思ったが、映画の話なら映画好きの人と話している方がいいし、別にお金を払って話すことじゃないからだろうということに気づいた。
映画の話をするなら、映画の話はあくまでネタでなくちゃいけない。つまり楽しみ方が間違ってるんだな。とか、そういうことを分析している場合じゃないだろう。
帰りの電車で『八妖伝』(バリー・ヒューガート ハヤカワ文庫 FT bk1 / amazon)を少し読む。例によって全然読み進まないが、今回ばかりはそれもまた吉。これが三部作の最後なのでじっくり味わって読みたい。こんなに面白いのにあまり話題を見かけないのが残念。
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何もしない一日。昨夜は帰宅後、割と早い時間に眠ったのだが、今朝は今朝で寝坊して昼くらいまで寝る。普段寝足りない分一気に寝ている感じだが、毎日暇なら毎日同じように寝続けてしまうんじゃないかという気がする。
だらだらとWebを見て廻って、あとはCLIEの音楽機能を確認。MP3プレイヤー代わりに使う方法を確認。問題は、メモリースティックの容量だと判る。前から持っているメモリースティックは8Mと16Mなので、MP3データを保存するには容量が少なすぎる。しかししばらく調べてなかったら、今や1GBのメモリースティックまであるのな。7万円弱とバカ高いけど。驚いた。
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再び何もしない一日。
これは全くの予定外で、今日は朝から映画でも観に行こうと思っていたのだ。それが昼に用事ができたために、出かけるのは午後からにしようと思った時点から計画がなし崩し的に崩れてしまった。まず、午前中寝て過ごしてしまう。午後も用事が済んでから、出かけようと思いながらだらだらと過ごして、いつの間にか昼寝したり。結局、疲れが芯に溜まってる感じで、少し休養を取ると、疲れがどんどん出てくるのである。休まなきゃ、疲れた疲れたといいつつなんとかなってしまうのに、休んでしまうともうダメ。
あとはサイトを微妙に更新したり、『八妖伝』(バリー・ヒューガート ハヤカワ文庫 FT bk1 / amazon)を少しばかり読んだりする。『八妖伝』、面白いよー。
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今日もCLIE日記。Palmの予定表ソフトは機能が物足りないので、置き換えアプリに差し替えたくなるのだが、高解像度のCLIEでは単純に画面が綺麗なだけで使えそうに思えてしまうところが面白い。見栄えがいかに大事か。しかし、やはり一週間もするうちに、使いにくくて困り始める。さっさと置き換えアプリを入れなかったのは、どのソフトがいいか確認していたからである。
以前使っていたのは、DateBK3というやつだった。しかしモノクロ画面で、次バージョンのDateBK4だとカラーだが英語版である。それと、CLIEのワイドスクリーンには対応していない(と思う)。せっかくのハイレゾモードが活かせないのはつまらないと思っていたのだが、Palmの進化に合わせてフリーウェア、シェアウェアがどんどん改良されていくのがPalmなどの面白いところで、新しいソフトもどんどん出てきていた。その一つがアジェンダスというやつで、約3年前に前のCLIEを買ったときにDateBK3と比較してDateBK3に負けたActionNamesというソフトが進化したものだった。うーん、こういうところは面白い。
とりあえず、試しに使ってみようと、ダウンロードとインストール。ほんの5分もかからずにインストールできてしまうのがPalmのいいところ。ちょっと使っただけだがなかなかいい感じ。設定を使いやすいように決めていくのはもう少し時間をかけるが、あんまり好みに合わせた設定のバリエーションはない気がした。設定はある程度自然に決まってしまいそうだ。
アジェンダスだけでなくて、他のソフトも絡めて考えないとダメだと思うが、映画の上映時間等のメモをうまく管理できないかと思っている。
Beltorchiccaより、ブラザーズ・クエイが作った「人間やめますか?」CMにリンク。元ネタはa-e-i-o-uからのようだけど、最近Beltorchiccaであんまり気に入ったネタがないなぁと思っていたけど、やっばりチェックしないといけないと思った。ブラザーズ・クエイのヴィデオとか見直したくなったけど、最近はLDなんて面倒くさくて観る気にならない。たはっ。DVD買っちゃったりして……とか思ったがないのかDVD?
『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ』の感想がWebにあがり始めた。殊能将之の感想がいいな。早く観たいよ。
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U5さんが、「映画好き」に対する疑問を投げかけていたので、ちょっとそんな話を書いてみる。
僕の思う「映画好き」もヨーロッパの映画とかいろいろ好きで、ハリウッド映画も観るという人だけど、でもひたすらハリウッド映画だけ好きな「映画好き」とか、邦画専門の人とか、いろんな「映画好き」がいると思う。で、むしろハリウッド映画だけが好きな「映画好き」(ま、極端な言い方だけど)の方が世の中比較的多いんじゃないだろうか。とにかく新作が封切られるとすぐに観にいくような人ね。そういう人たち、全部「映画好き」だと思うし、否定するつもりはないけれど、それは自称「映画好き」だと思っている。
客観的に「映画好き」ってなんなのかっていうと、結局何本映画を観ているかというそれにかかっていると思う。もちろん量より質ではあるんだけれど、この人は「映画好き」だなぁと端から見ていて思うには、やはりある程度の本数を観ていないとそうは思えない。
そう思うきっかけというのは、大学の頃、「映画好き」な友人がいて、そういう人たちは年に200本とか300本とか観ていたので、ちょっとやそっと映画を観たからって「映画好き」って言えないと思ったからだ。実際、一年に100本以上映画を観ていると、映画の文法みたいなものが見えてくる。逆に大作映画のアラなんかも見えてきて、面白いと思う映画が変わってきたりする。それがいいのか悪いのかわからないけれど、派手な大作映画よりも、単館上映の小品なんかの方が好きになったりする。
だから、アクション映画とかハリウッドの大作映画とか好きなだけじゃなくて、そういう映画を好きだったりすると、この人は「映画好き」なんだなぁと思う。まあ、誰かを「映画好き」だと思う瞬間は他にもいろいろあるとは思うけど、一つはこんなところか。
話は違うが、最近ミステリ系のWebサイトで、読まれている本とか作品に対する評価が均一化されているんじゃないかという話題が出ているようだ。あんまり気にしたことはないけれど、言われてみればメフィスト系作品とかライトノベル系の話題が多いかなと思う。古典の話とかは、あるんだろうけどそんなに目立たないかもね。それは、シャーロック・ホームズとか江戸川乱歩とかの感想についていまさら書くことは難しいってことかもしれない。まあ、自分では横溝とかいまさらながら感想を書いちゃったりするけど。それでもやっぱり新作の方が感想を書きやすい。
でもなんかこれも「映画好き」の話に似ているような気がする。『スーパー・カンヌ』や『オーガスタの聖者たち』をミステリとして読んでいる人とか、ドナルド・E・ウェストレイクのドートマンダーものが復刊したとか喜んでいる人とか、日記の見出しでミステリのタイトルをもじってたりする人とか、見かけると嬉しくなっちゃったりするのは、この人「ミステリ好き」だったんだとか思うからかもしれない。
京極夏彦とか西尾維新とか森博嗣とかは、誰でも知っているハリウッド映画みたいなもんっていってしまうと、ニュアンスがまたちょっと違うけれど。
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久々に本屋を数軒ぶらぶらと見て歩く。『蟻』(ベルナール・ウェルベル 角川文庫 bk1 / amazon)と『蟻の時代』(ベルナール・ウェルベル bk1 / amazon)が妙に目に留まり、覗き込むと帯には「ミステリ+サイエンス+ホラー…… これはもう、ジャンルを超えた面白さ!」とあり、その下には解説養老孟司とある。思わず手にとって解説を斜め読みすると、、初訳時には第一部、第二部だけが訳されていたが、Webで読者の絶賛と第三部の刊行が待ち望まれているとかで、三部も翻訳が出る予定とあるので興味を持つ。とりあえず、第一部の『蟻』だけ買ってみることにする。
あと、『ネバーランド』(恩田陸 集英社文庫 bk1 / amazon)が文庫化されていたので購入。もう5月くらいに文庫になっていたようだが全く気づかなかった。
ところで、しばらく前から養老孟司はもてはやされているけれど、最近また『バカの壁』(養老孟司 新潮選書 bk1 / amazon)で話題になっているようだ。どうも、最近週刊誌の見出しなどで、「××の壁」という言葉を見ると思っていたのだが、今日リアル本屋で『バカの壁』が平積みされているのを見て初めて知った。(たまにはリアル本屋にも行かなくてはダメだ。)まあ、話題になるだけあって、いいタイトルだ。そんなわけで、『バカの壁』もパラパラ立ち読みするがなかなか面白い。まあ、立ち読みで読み終わってしまうくらいなのだけどね。
あと、映画『デッドコースター』を観る。タイトルが出たら、邦題とは全然関係ない「Final Destination 2」と出る。もしかして続編なのかと思って、帰宅後検索してみたら、『ファイナル・デスティネーション』(amazon)という映画があり、その映画の続編だった。
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『マトリックス・リローデッド』の高速道路シーンのアクション監督が監督した作品という宣伝だけで、前作については何も語られないが、実は『ファイナル・デスティネーション』(監督ジェームズ・ウォン amazon)の続編だった。低予算ながらクリーンヒットっていう作品みたいなので、日本ではこけたのだろう。というか、全然タイトルも知らなかった。それで、2で売るより『マトリックス』の名前を借りたようだ。しかし、『マトリックス リローデッド』があんなにつまらないと、宣伝も逆効果になるんじゃないかと心配になる。
で、実際の作品だが、『マトリックス リローデッド』よりずっとスリリングだ。何が起こるか判らない、というより次々容赦なく死んでいく。ストーリーは単純で、自動車の追突事故で死ぬ幻視を観た主人公の女の子キンバリーは、車を横に止めて道をふさぐ。道を塞がれて車を止めた人たちは、事故が起こると気が狂ったように話す彼女に不審に思うがその目の前で大事故が起こる。しかし、助かった人たちは本来死ぬべき運命にあったのだ。死を免れた者達に、死のリストがあるかのように順番に突然の死がやってくる、というものだ。
残酷なシーンもあるが、それよりは来るぞ、来るぞという恐怖で見せるので、そんなに不快にならずに観ることができる。しかし冒頭の派手な事故シーンのあとは、どちらかというと尻すぼみという感じで、「心臓急停止」の恐怖とはほど遠い。なんというか、後半はあっけなすぎるというのか。
もしかしたら前作の方が面白いんじゃないかという気がして、ちょっと観たくなる。しかし、『デッドコースター』でネタバレの嵐というか、ほとんどあらすじが判ってしまった。やっぱり、二作目なら二作目といっておいてほしいよな。
[ 『デッドコースター』 監督デヴィッド・エリス 2003/07/24 新宿東急]
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夜、ビールを飲みながら遅い晩ご飯を食べていると、テレビで『魔女の宅急便』(amazon)をやっていたので、途中からだったがなんとなく観てしまう。この映画を観ていると、必ずデッキブラシで飛ぶシーンで泣いてしまう。ブラシの毛がバッと立つ瞬間に涙もバッとか出て。
なんで今頃『魔女の宅急便』なのかと思ったが、そういえば明日から『茄子 アンダルシアの夏』が公開なのだった。最近の地上波の映画放送は、封切り映画とピッタリ合わせて、いかにも宣伝っていう感じがする。そんなことを思いながら、観ていたら合間の広告ではジブリアニメのDVDの広告ばかり。そしてメールをチェックしてみれば、『風の谷のナウシカ』(amazon)のDVD予約のDMが届いている。全く見事な連携だ。それにしても、『風の谷のナウシカ』ってDVD化されてなかったのか。てっきりとっくにDVD化されていると思っていた。
しかし、このナウシカDVDは凄い。通常版の他に、『風の谷のナウシカ DVD コレクターズBOX』(amazon)とか『風の谷のナウシカ DVD ナウシカ・フィギュア セット』(amazon)とかあって、コレクターズBOXときたら、定価24,800円だよ。
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昨日の『風の谷のナウシカ』(通常版 / コレクターズBOX / ナウシカ・フィギュア セット)だが、ブエナビスタにはまだDVDの情報が載っていないが(何やってるの?)、AV WatchのDVD『風の谷のナウシカ』記事に詳しく書かれていた。特典のナウシカフィギュアの写真も載っている。しかし気になる王蟲はイラストだけで写真がない。いや、コレクターズBOXを買う気はないのだけれど、24,800円っていったらどんなものか気になるではないか。でも、通常版は買うかもしれない。
DVDで『クリムゾン・タイド』(監督トニー・スコット amazon)を観る。『ジェリー・ブラッカイマー コレクション』(amazon)に含まれていた一枚で、前にテレビで観ていたので後回しにしていたもの。テレビで観たときに感想を探してみると、「艦長と副艦長で意見が分かれて対立した時点で、なんかもうどちらが正しいのか、結末はギリギリで間に合うんだろうなという展開が予想されてしまうので、なんか今ひとつ盛り上がらない」と書いている。テレビ放送でのカットのせいかもしれないと書いているが、DVDで観たら結末を知っていたが結構面白く観た。
サイトデザインの変更をちょっと試行錯誤中。
デザイン変更をしながら一日中、昔買ったCDをあれこれ聴いていた。
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『マトリックス リローデッド』を再鑑賞。観るまではもの凄く期待していて、何回か観るつもりだったのだが、実際に観てみたらあんまりに退屈でガッカリしたのだが、チケットが余っているのもあってもう一度観直してみることにした。意外なことに、全部ネタが割れた上で観たら、少しは楽しめた。もちろんなんで退屈なのかも再確認した。前回、ネオが強すぎることを書いたが、他のメンバーも強すぎると思った。ネオ以外は前作からいったら、プログラムやエージェントと戦ったら簡単にやられちゃうはずじゃないか? ところがリローデッドでは、敵とは互角で戦うし、怪我をしたとしても死ぬことはないという安心感がバリバリである。今回、導入部分でトリニティが死ぬのかもしれないという暗示を示すが、逆に最後までその暗示は活かされない。モーフィアス、トリニティという、主要な登場人物達は死にそうにない。死ぬとすればキーマスターくらいだが、彼もまた役割上死ぬはずはない。そんなメンバーを相手に、いくら高速道路で派手なアクションをしても緊迫感が出てこない。
午後は坂口尚氏の小部屋のオフに参加する。どれくらい坂口尚ファンなのかというと、別に普通のファンでしかないのだが、オフ会の案内の間口が広く感じたので参加表明してみた。自分を入れて8人集まったのだが、そのうち3人ほど今回初めて参加の人がいた。
サイト管理者のさとぴーさんとこの間全巻発売になった『坂口尚短編集』の出版元であるチクマ秀版社の方が貴重な資料やいろいろな裏話をして、他の方も雑誌や単行本をお持ちになって回覧などしたのでもの凄い密度のオフ会だった。話しているより、ほとんど手に入らないような本を見るのに忙しいといった感じで、お開きになるまで2〜3時間くらいしか経っていないと思っていたら、4時間以上も経っていて驚いた。時間を知ってみれば、通りで疲れたはずだと納得したのだが。
短編集5巻が完結したので、しばらく坂口尚の新刊というのはあり得ないと思っていたが、熱心なファンの人たちを見ると、そうとは限らないのかもしれない。元々全8巻の予定だったから短編集3巻分の作品があることだし、それ以外にもこんな形で出版できないのかという話も出たりした。もっとも、新刊の前に数多くの絶版本の復刊をしてほしいけれど。
最近例のない密度の濃いオフ会だったので、こういう風に会ったことのない人との集まりに行くのもよいなと思った。最近は大体よく知っている仲間と会うことがほとんどで、オフというよりたまたま通信で知り合った友人と会うという感じだからだ。そういえば、オフ会というのは昔はこんな感じだったかもしれない。
『八妖伝』(バリー・ヒューガート ハヤカワ文庫 FT bk1 / amazon)読了。なかなか面白かったが、後半奔放なイメージがどうも頭に入ってこなくて苦労した。想像力が劣ってきたのか、イメージするほどの材料を持ち合わせていないのか。両方在るかもしれない。三部作完結であれば、もう一つ話の終わりらしい結末も欲しい気がしたが、そこまで望むのは欲張りすぎだろうか。
『八妖伝』の感想は時間がとれないので明日以降書く予定。『マトリックス リローデッド』の感想も、この間観たときにあまりにつまらなかったので書かなかったため、今日改めて書こうと思っていたのだが、これも同じく先延ばし。先延ばしにすると、書きそびれるかもしれないのだけど仕方ない。何とか頑張ろう。
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どの本を持っていこうかと迷っていたはずなのに、うっかりして何も持たずに家を出て移動中に手持ち無沙汰になる。
そんなわけで、本屋を数軒徘徊する。欲しい本はたくさんあるのだが、ここで買ってそのまま読み始めようと思える本が見つからない。欲しい本と読みたい本は違うのだと改めて思う。そんなわけで、グルグルとABCの中を歩き回るが何も買うことができずに店を出る。新宿のタワーレコードの最上階にも本が置いてあったと思って、行ってみる。ここでも面白そうな本をたくさん見つけて欲しくてたまらなくなるのだが、やっぱり何も買えずに帰る。他にDVDもいろいろ観て、あれもこれも欲しいなぁとあいまいな欲望だけが溜まっていく。
そういえば、タワーレコードで、偶然宇野亜喜良画の『踊りたいけど踊れない』(寺山修司/宇野亜喜良画 アートン bk1 / amazon)を見かける。今週この本の原画展を開催中で、トークライヴが水曜日にあるのだった。行きたかったんだけどなぁ。
最近、自由時間がもの凄く制限されている気がする。気のせいなのだろうか、努力が足りないのだろうか。実際に自由がないのだろうか。わからない。
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『蟻』(ベルナール・ウェルベル 角川文庫 bk1 / amazon)を読み始める。なかなか面白くて、スイスイと読み進む。実はなんとなく翻訳小説特有の読みづらさを予想していたのだが、そういう感じはなかった。読む側の要因としては、今日は元気だったので読む勢いがついたというのも少しはあるかもしれない。久し振りにたっぷり寝て日頃の睡眠不足を解消したのだ。とはいえ、話自体も結構予想外で、面白かったのがやはり一番の理由だろう。今まで読んだところでは、帯にあったような「ミステリ+サイエンス+ホラー」というよりはむしろ、SFっぽい。というのも、蟻の社会なんかを描いているからだと思う。
『茄子 アンダルシアの夏』と『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』を観に行く。
映画館の予告で知った『フレディ VS ジェイソン』という映画は、『エルム街の悪夢』のフレディと『13日の金曜日』のジェイソンの両方を出してしまうという馬鹿馬鹿しくも気になる映画だ。VSっていうからには戦うのか? それとも二人がかりで襲いかかってくるのか。
あと、宇多田ヒカルの旦那紀里谷和明が撮る『新造人間キャシャーン』実写版の予告も観たんだけど、キャシャーンというアルファベットのタイトルが出ただけ。大丈夫なのか。なんとなく、もの凄く情けない作品になりそうで他人事ながら心配なのだが。
それにしても最近実写版が妙に多い気がする。香取慎吾の『忍者ハットリくん』実写版とか『鉄人28号』実写版とか。外国だが、『サンダーバード』も実写版だし。そういや、『スパイダーマン』とか『ハルク』とか、みんな元はアメコミだっけ。外国の映画ではあんまり不安を感じないんだけど、『忍者ハットリくん』とか『鉄人28号』とかは心配になっちゃうのはなんでだろうか。
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引き続き、『蟻』(ベルナール・ウェルベル 角川文庫 bk1 / amazon)を読む。昨日とうってかわって今日は読書にならない。昨日の睡眠不足解消がたたって、昨夜は眠れず、今日は寝不足気味だったのだ。あまり読んでいないのだが、昨日のあまりミステリっぽくないという印象から、急にミステリっぽく感じ始める。物語は、人間の世界の話とアリの世界の話が交互に進むのだが、いずれでも謎が明かされないまま話が進み始めた。どういう展開をするのか気になり、先が早く読みたくなる。
『バトル・ロワイアルII 鎮魂歌』を観てきた。感想はまたあとで。
しかし、一作目と較べると、なんとも焦点の曖昧な作品だった。一作目は、中学生同士の殺し合いということでマスコミに叩かれたが、内容は単なる殺し合い映画じゃなくてそこで友情とか(とかいってしまうとクサイけど)いろいろ描かれた深作作品らしい娯楽映画になっていた。出てくる生徒達が、たくさんいるのにそれなりの死に様を見せて、かなりの人数のキャラが印象に残っている。ところが、IIの方はどうかというと、ただひたすら死んでいき、その度に出席番号×番、誰々死亡とテロップが出てもどれが誰だか判らない。
前作の生き残り七原秋也がテロ組織となって大人達に宣戦布告する。それに対し、中学生達を兵士として殺しに送り込むというのがIIのストーリーである。が、この七原をリーダーとするワイルドセブン対中学生の話は前半部分だけで、後半は別の展開をする。そうなると一クラス一人一人のキャラを描くには時間が足りなくなって、生徒達の印象が薄くなってしまったのだろう。後半、絞られたキャラ達(ほとんど死ぬからね)で話が進むのだが、印象に残るのは数人でどうも話の散漫さが最後まで裏目に出てしまう。
「あの国」としかいわないけれど、明らかにアメリカを大人げない国として批判するのも、話とかみ合ってない気がするし、人によってはギャグだと思って観るべきだという意見もあったが、ギャグにもなってないんじゃないか。竹内力が、教師竹内力として登場して、Vシネマ流のキレ方をしているのが笑えるくらいか。しかし
、いつから竹内力ってあんなキャラになってしまったのか。
あれ、結構長く書いてしまった。これで感想とするか。
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『蟻』(ベルナール・ウェルベル 角川文庫 bk1 / amazon)は、アリ編は昆虫SF(なんてジャンル在るのか)の様相、人間編はホラーチックに。
Mystery Laboratory経由で氷川透 on the WEBの「ケータイ」という表記についての文章を読む。自作の中で「ケータイ」という表記を使ったことに触れて、なんで「携帯」ではなく「ケータイ」と表記したかを書いている。その理由はいくつかあるのだが、「ケータイ」という表記は一般的ではないがそう表記するのが正しいのじゃないかと考えているようだ。その表記は、会話文で使ったのか、地の文で使ったのかどちらなんだろう。会話文ならまだ判るが、地の文での「ケータイ」には個人的には抵抗がある。
しかし抵抗があるかどうかは置いておいて、「ケータイ」が一般的な言葉でないという認識はちょっと違うような気がする。むしろ好むと好まざるに関わらず、「ケータイ」という表記はかなり一般的だと思う。少なくとも「ケータイ」業界では「ケータイ」と表記するのが普通だ。「ケータイ」会社各社はもちろん、ショウ関係なら「ケータイ国際フォーラム」とか、サイトなら「ケータイWatch」とか、すべて「ケータイ」であって「携帯」ではない。
もう一つ氷川透は「『外来語』と同じ条件」で「ケータイ」という表記にしたということを書いているのだけれど、「外来語」同様どころか既にkeitaiは英語になっているという話もある。ただ、これはホントかどうか判らないので、試しにThe Japan Timesとか見に行ってみた。確かに記事に「keitai」ってたくさん出てきてちょっと驚いたのだが、やっぱり信じられないので、本場The New York Timesも見に行ってみた。そうしたら、こちらは過去1年の検索で1件しか引っかからなかったから、英語になったというのはまだ嘘かもしれない。
元々、「ケータイ」という言葉は、Jフォンのマーケティング戦略で使いだした言葉だという話も聞いたことがあるが、あまりに「ケータイ」という言葉が広まり過ぎて、本当にJフォンが一番最初なのか判らない。ただいずれにしても、そういう「ケータイ」を売る側の戦略的な意図で広めた言葉であるのは確かなんじゃないか。略語が好きな日本人が「携帯電話」を「ケイタイ」と呼ぶようになったのはごく自然な成り行きだと思うが、それが「ケータイ」となったのにはマスメディアの力が働いているんじゃないかと思う。
いずれにしても、「ケータイ」はかなり一般的な言葉だと思うのだが、自分では使わない。誰かの会話の引用なら使うかもしれないが、自分の言葉には使わないだろう。というのも、自分が「携帯」という言葉を口に出すときに頭に浮かべているのは漢字の「携帯」という言葉だから。みんな「ケータイ」って言ってるのかな。
気がついてみたら、7月も終わり。ちょっと机の時計、早廻りしすぎる。
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いくら寝ても寝たりなくて、朝から眠いし、昼も夜も眠い。もっとも、昨日も4時過ぎてから寝たというのもあって、自業自得といえばそれまでだが。
『多重人格探偵サイコ』9巻(大塚 英志、田島 昭宇 角川コミック・エース bk1 / amazon)を読む。面白いのだが、1巻だけ読んでも話の展開が少なすぎて物足りない。二、三冊まとめて読みたくなる。それと、あんまり前巻との間が開きすぎてて、だいぶ話を忘れているのだった。まとめて読み返せば満足できるかも。
トップページのレイアウトを変更してみた。
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