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2002年2月後半
『キカイダー02』
ABCに行く。『キカイダー02』(原作石ノ森章太郎 MEIMU作)の3巻が出ていたので購入。実際には、12月1日発売でとっくに出ていたのだが。
この『キカイダー02』は、石ノ森章太郎の『人造人間キカイダー』を(映画で言えば)リメイクしたような作品で、キカイダーのメカニックがサイバーチックでよい。2巻の終わりでハカイダーが出てくるが、3巻の終わりでは01がでてきたところで終わり。やはり続きが気になる。石ノ森章太郎のオリジナルは読んでないのだが、こちらも読みたくなってきた。
『Harry Potter and the Philosopher's Stone』
同じくABCで、ハリー・ポッターの原作、シリーズ一作目『Harry Potter and the Philosopher's Stone』を購入。4作目の『Harry Potter and Goblet of the fire』の翻訳はまだなので気になっているのだが、原作で読み通す自信はない。とりあえず、日本語で読んだ1作目を読んでみて判るようなら挑戦しようかというお試し。1作目が読めるようなら、残り2作も読んでみようと思う。3作読み通せるようなら読めるんじゃないかと思っている。
漫画地獄
友人が引越するにあたって、漫画を処分するという。古本屋に売るつもりだが、その前に欲しいのがあるかといわれてほいほいと友人宅にお邪魔する。山と積まれた中から欲しいものだけ選んで紙袋に2袋分貰って帰る。
早速読み始めるが、いかんせん時間がない。あっちこっち、少しずつ読んでみたりする。
丸尾末広の『笑う吸血鬼』(秋田書店)はB5サイズの大型単行本。吸血鬼となった少年と少女。放火する少年。幻想と怪奇のピカレスクロマン。一気に読んで、繰り返し絵を観ていても飽きない。丸尾末広って読みたいと思いつつも、今度買おうと思ってまともに読んだことがなかったので堪能する。
『鉄面クロス』(石ノ森章太郎 メディア・ファクトリー)は、鉄仮面をかぶせられ元刑事の探偵が活躍する作品で、その後『鉄面探偵ゲン』という作品になる。この作品は結構好きだったのだが、講談社コミックス版の単行本には主人公ゲンが鉄面をかぶせられる経緯にあたる話が収録されてなくて、雑誌で読んだ記憶しか残ってなかったのだが、それがこの『鉄面クロス』の1話だった。というわけで、20数年ぶりに気になっていた話を読むことができてかなり嬉しい。
あと、これには『鉄面探偵ゲン 地底大迷宮』という話も収められていて、これは掲載雑誌を保存してはあったが、それが正式に単行本に収められているというのも感激。これは横溝正史とインディージョーンズを合わせたような話(って意味不明だな)で面白い。
石ノ森章太郎では、貰ってこなかったのだが『イナズマン』もあって、これはパラパラと斜め読みしたのだが、キカイダー=ジローがでてきて驚いた。『イナズマン』もテレビドラマ化されたが、原作はどんなのか興味があったのでパラパラ見たのだが、今ひとつ読みたいという感じでなかったので貰わなかった。
『墓をほる男』(水木しげる 太田出版)の表題作「墓を掘る男」を読む。主人公はなんと三島ユキ夫。ジョージ秋山も何冊か貰ったので、『ザ・ムーン』に三島由紀夫をモデルにしたようなのが出てくるという話をしたら、この水木しげるの漫画も主人公が三島由紀夫だよというので読み始めた。詩人の三島ユキ夫というのを主人公にしてしまうあたりすごい。デパートを舞台にした怪談で、別に主人公が三島ユキ夫である必要はないのだ。
あと、楳図かずおの『わたしは真悟』を1巻だけ読む。これも読みたいと思っていて、読んでなかった漫画。1巻読んで、一気に読み通したいくらいだったが、そんなに時間もなくて続きはまたあとで。
貰って嬉しくも読み切れない漫画地獄。
幸福論
久しぶりに行きつけの蕎麦屋に行く。
無量大数マック
今日も晩飯はマクドナルドで済ます。今週一回目のファーストフード。
マクドナルドといえば、がくさんちで知ったメガマック。というか、ヨタマックすごい。
腹を空かしてマックに買い出しに行くかというときに、この画像を見せたら一同食欲を無くす。あと、日本流で言ったら、恒河沙マックとか那由他マックとか、無量大数マック!になるのかといって笑う。しかし無量大数マックって名前からして食いきれない感じ。
食生活
今日の昼は天丼を食べる。最近、昼飯は比較的まとも、夜はファーストフード率が高いという昼夜逆転。今日も夜はコンビニでパンを買ってきて食べた。あとで食べようと思って買ってきたポテトチップスも全部食べてしまって、あとで妙に腹が一杯になる。何やってるんだか。
走れメロス
午後、所用で外出。週末までの仕事がいまや佳境なのだが、こちらの所用もはずせない。出かける途中の電車の中でも仕事をする。所用は夕方終わり、飲みに行こうという話が出るが、週末までの仕事の状況が気になる。みんなたぶん10時過ぎまで仕事をしているはずなのだ。
とはいえ、こちらの飲みもちょっとしたつき合いというのもあり、食事代わりに、ビールを一杯だけ飲んで途中で抜けることにする。ビールを飲んで、焼酎のお湯割りまで飲んでしまって、いや、でも戻らなくちゃ行けない。メロスは酒場を後にした。
戻ってみたら、予想通り問題は解決していなかった。みんな暗い表情で、しかし笑うしかなくて冗談を飛ばしているという状況。
大団円
午前中、所用で出かける。午後、最近の多忙の元凶である仕事に取りかかる。昨日の時点では終わるとは思えなかった作業も一旦の終結を見ることができる。10時過ぎに乾杯して大団円。
金曜日の無茶混みの終電で帰宅。ビールを飲みながらチャットをするが、途中睡魔が襲う。転がり込むように布団に入って寝る。
娯楽の日
忙しい日々がようやく終わる。昨日の睡魔はよほど突然に襲ってきたと見えて、ビールの空き缶を捨てようと思ったら、最後に開けた缶にはビールがまだほとんど残っていた。
昼間は、DVDで『マトリックス』を観る。しかたないとは思うけど、キアヌ・リーブスのカンフーはなんか変だ。変だけど、バーチャルな世界での格闘だと思うといいような感じもしてくる。久しぶりに観てみると思ってたより無茶苦茶な映画だが面白い。
友人に貰った『わたしは真悟』を2巻から一気読み。これって、コンピュータ版『アルジャーノンに花束を』だなぁと思う。しかし面白くて一気に読ませて、しかも最後がせつない。
休養の日
昼頃起きて、食後昼寝して、夜、テレビで『デビル』を観る。
「うたかたの日々」を、水曜から書いていなかったことに、今初めて気づく。金曜日からさぼってるつもりだったが、その前から書いてなかったとは…。いかに忙殺されていたかに気づく。
ナースだって? 寿司食いねぇ。
寿司屋に繰り出す。目的がちょっと謎の宴会。遅れて、先日ミニスカポリスの格好で飲み屋に現れたKさんが来るという。先日、この宴会にも来ているSさんが入院したのだが、そのお見舞いに行ったKさんは、病院に行く途中、「そうだ。ナースの制服持ってなかった」と言って、途中でナースの制服を購入、病院のトイレで着替えてお見舞いしたらしい。しかも大部屋。隣のベッドの人のお見舞いに来ていた彼女が、じっと見ていたとか。飲み会の席のみならず、お見舞いまでそういうことしてしまうのかという驚きと、見られなかった残念さが半々。
ところが、遅れてきたKさんはなんとナースの格好をしている。ピンクの制服で、ミニスカートの下からトランクスがはみ出ている。みんな爆笑しているが、寿司屋の他の客は何もなかったかのように平然としている。
そのせいかどうだか、ちょっと飲み過ぎた。あとで酔いが回ってくる。
雨宮処凛サイン会
雨宮処凛が『暴力恋愛』という小説を書いて、その出版記念サイン会が池袋のジュンク堂で行われた。『新しい神様』で、雨宮処凛の存在感に圧倒されたので日記にその感想を書いてたら、雨宮処凛本人が掲示板に書き込みに来たりして、なんとなく気になる存在になっているということもあってサイン会にも行ってみることにした。
というわけで、サインを貰ってきた。実はサイン会の前にトークショウがあったのだが、それを知らなかったので少し遅れていき、トークはほとんど聞けなかった。登場人物の名前は嫌いな友達の名前とか使うことが多いです、なんて言ってた。この日の雨宮処凛は、予想外なことにゴスロリチックな服装だった。そしてなんか繊細そうな感じがした。来ていた客の方は若い女の子が多い印象があったけれど、結構幅広い層の人たちがいた。いいお父さんがサインを貰ってると思ったら、娘にプレゼントするといって2冊買っていて、雨宮処凛も驚いていた。
帰りの電車でさっそく『暴力恋愛』を読み始めたけれど、なかなか面白い。半分くらいまで読んだところ。
泥棒さん
テレビで、泥棒の狙いやすい家とか、泥棒が家に入ったらどこから貴重品探すかという番組をやっていた。見ていてある意味納得、ある意味恐ろしくなる。
泥棒が入った後、貴重品が見つかりにくいように隠してあるかというと、少し前には隠してあったのだけれど、今現在は隠してな状態になっていた。これで泥棒に入られたらみんな持ってかれてしまうのだなぁと思う。そういうわけで、貴重品を隠してみる。
喋る湯沸かし器
家に都市ガスが入ることになり、今日がその工事だった。風呂の湯沸かし器(というのか)とガスレンジと洗面所の瞬間湯沸かし器(ってのかな)が、交換になった。
夜、風呂に入って初めて新しいコントローラというか要するにスイッチを触ってみた。追いだきのスイッチを押したら、「追いだきを始めます」とか喋りやがる。生意気な。給湯温度を上げようと思って、温度を高くするボタンを押してみると、「先に優先ボタンを押してください」と指図しやがる。悔しいので、優先ボタンなんか押さずに済ます。いや、本当は使い方がよくわからないので、やめたんだけど。
なんていうか、映画なんかでコンピュータなどがよく喋って、「こんなの普通喋らないよ」などと思っていたが、湯沸かし器も喋る時代になったんだなぁ。もちろん他にもないわけじゃなくて、例えばVAIOも「充電が完了しました」って喋る。でもパソコンなら音声ファイルの再生は昔からできてるのでそれほど違和感はなかった。最近だと、カーナビの喋るのがふざけてるという感じがしていたが、湯沸かし器も喋る時代になったんだなぁ。そのうちポットや冷蔵庫も喋りだすんだろうな。というか、もしかしてすでに喋っているのかな。
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