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2002年4月後半

4月16日(火)

今日の食事は昼も夜も辛いものづくし。

 『指輪物語』J.R.R.トールキン 評論社)は面白い。最初に『指輪物語』の前身のエピソードである『ホビットの冒険』の話とか、ホビット族などの物語世界の説明のようなものがあり、そこは説明だけあって面白みがないのだが、それでもこの物語世界に何かしら惹かれる気持ちがする。

 そのあと実際に物語が始まるのだが、語り口調もですます調に変わる。まだ事件らしい事件が起こっていなくても面白い。もちろん、物語のきっかけとなる指輪にまつわる話が意味ありげに語られて、興味を惹かれるのだが、それだけでなくてホビット族の風習だとかそういう部分だけでも面白い。事件が何も起こらなくても物語は存在しうるということかもしれない。というわけで、わくわくしつつ読み始めるが、あんまり読む時間がなくて実際にはあんまり読み進んでいない。

4月17日(水)

さらばプロキシ

 プロバイダからサービスの変更の案内が何通か届く。その中にプロキシサーバのサービス終了の案内があり、理由はブロードバンド普及などでアクセス速度が十分に得られるようになったため、プロキシサーバの目的を終えたということである。コンテンツではダイナミックにHTMLを返すものも多いし、キャッシュを返すのはもう弊害でしかなくなってしまったわけだ。ネットの進化については今更改めて驚くこともなかったのだが、久々に衝撃を受けた気がする。

4月18日(木)

よく喋る社長

 先輩と飲む予定だったのだが、ひょんなことから、その人の知り合いの社長さんも一緒に三人で飲むことになる。初対面の人のはずが、僕のことを前にどこかで見たことがあるという。どこでですかと聞くと、赤坂のAビルの4階にいたんじゃないかというのだが、それはなんと15年以上前のことである。本当かなぁとちょっと疑問に思いつつも、社長は映像で記憶してしまうというのでなるほど思う。僕も割と映像記憶型なので、あるシチュエーションを丸ごと覚えていたりする。ビデオ録画の再生みたいな形で記憶するのだ。しかし悪いことはできない。

 で、軽く飲みましょうという話が4時間半くらいになるのだが、この社長、喋る喋る。ブロードバンドの話から始まったのだが、話のネタは留まることを知らず、なかなか面白かったのだが、いちいちこれ知ってます?と問いかけてくるので気が抜けない。ちょうど一回りくらい歳が上だそうだがパワフルさが歳を感じさせない。企業家の社長は凄いと思っても話を聞いていて面白いかどうか疑問だが、技術分野で独立して今もなんでもかんでも興味を持って追求していて話が面白い。

4月19日(金)

瞬間健忘症

 家に帰って鞄を開いたら中から本が出てきて驚いた。驚くまでもなく、自分で買ったのだが瞬間的に忘れていたのだ。どういうことだ。

 坂口尚『VERSION』下(講談社漫画文庫)が出ていたので購入。ついでに『スイート・リトル・ベイビー』牧野修 角川ホラー文庫)と噂の『英辞郎』(アルク出版)を購入。Web版英辞郎は使っているけれど。読書はこつこつと『指輪物語1 旅の仲間 下』(J.R.R.トールキン 評論社)を読んでいる。読むペースより買うペースの方が早くて未読本が溜まる一方だ。

4月20日(土)

『指輪物語』

 『指輪物語1 旅の仲間 下』(J.R.R.トールキン 評論社)を読み始める。フロドが敵の刃にかかり病気になって以来、こちらも体調が変で寝て過ごす。風邪をひいたのか、疲れが出たのか。疲れが出るほど大したことしてない気がするんだが。

 『指輪物語』といえば、映画版の『ロード・オブ・ザ・リング』は、4/20から第2部の『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』の映像をラストクレジットの前に流すらしい(字幕版のみ)。早く次作を観たいという要望に応えて、アメリカでは監督が3分30秒にまとめた映像が上映されているらしいのだが、それを日本でも上映してほしいという要望が、署名運動などを通じて実現したらしい。「らしい」ばっかりだが、『ロード・オブ・ザ・リング』のメーリングリストに載っていたので間違いないと思うが。

4月21日(日)

夢の砦

 人は一日何時間眠れるのか、実験したみたいな一日。モンドールの魔の手が小説の中から現実世界にまで手を伸ばしたのか、昨日から調子悪いと思ってたら、今日はさらにひどく一日眠り続ける。浅い眠りでいろんな夢見る。でも、実をいうとこういう具合が悪くて一日寝ていて夢うつつに見る夢というのは好きである。もちろん、悪夢でなければだけれど。

 たくさん夢を見たけれど、書かない。夢の話は本人だけが面白がっていて、他人には退屈なのだそうだ。

4月22日(月)

神様、勘弁してください。

 『指輪物語 旅の仲間 下』J.R.R. トールキン 評論社)を読み、ようやっと半分くらいまで読み進む。とりあえずこれを読み終えたら映画を観に行けるぞ。あともう少し。

 『指輪物語』は面白いのだが、途中ちょっと気分を変えたくなり、『VERSION』坂口尚 講談社漫画文庫)を読む。未読本が溜まっているのもプレッシャー。漫画で冊数をこなすというか。でも、これも結構読みでがあった。

 Yahoo! Newsで知った今日の『少林サッカー』情報。香港電影金像奨、「少林サッカー」が最多七冠、だって。やってくれるぜ、周星馳。

 などと楽しい一日の締めくくりは、歯を磨くときに暗転。口をすすぎながらコップを覗くと、小学生くらいのゴキブリが沈んでいた。勘弁してください。これは何かの罰ですか。一日パジャマで過ごしたからですか。なんだか、まだ口の中が気持ち悪い。ゴキブリを口に含んですすいじゃったわけじゃないんだけど。

4月23日(火)

当選通知

 電話がかかってきて、「××ですが、昨日、アンケートにお答えいただいた謝礼で一万円が当選したとご連絡いたしましたが…」というので、(えっ? 知らないよ)と思いつつ「はあ」とか曖昧な返事をすると、「申し訳ないのですが、本のプレゼントの間違いでした。申し訳ありません」。「はあ」。「早速、お送りさせていただきますので、今後ともよろしくお願いします」。「はい」。

 アンケートに答えた記憶もないのだが、きっと答えたのだろう。その、昨日連絡したという「一万円当選」という話を聞いていなかったので、ただ本が当たりましたといわれたら素直に喜べたのになんだか、一万円損したような気がして仕方がない。しかも、なんだか騙されたような感じ。当選したはずなのに、こんなに損したような気がするのはなんなんだろう。

 昨日の『少林サッカー』、香港電影金像奨最多七冠受賞のリンクが間違ってたので直した。間違っていたというか、単にURLを書いてなかったのだが、書いてないとindex.htmlにリンクになってしまうのね。

4月24日(水)

IT会議

 ここしばらく前から、ITの名の下にメールが飛び交っていた。メンバー5人の都合がつき、本日新宿で会合を持つに至る。メールのタイトルは、「【IT-BEER】 20020224」という感じで、内容は言わずもがな。にんにく屋で、ワインをたくさん飲んで帰った。

4月25日(木)

何もかも懐かしい。

 今週までということなので、『害虫』(監督塩田明彦 ユーロスペース)を観に行く。あとでよく確認したら、来週からはレイトショウでまだ続くようだ。

 ユーロスペースに行くのもかなり久しぶりだ。前の会員証はもうとっくに期限切れなので、ついでに会員申し込みをする。最近余裕が出てきたのでまた観に来られるかなと思って。でも、当日券1700円のところ、会員入会費1000円+会員の入場料1000円なので、入会費は実質300円になるので、1回でも見に来れば元は取れる計算だ。今日は時間がなかったからチケットショップでチケットを買ってこなかったが、もしチケットショップで買ってたとしてもせいぜい1300円くらいだろうからそれでも2回観に行けば元は取れる。

 それにしてもユーロで映画を観るのは、凄く懐かしいような気分にさせられた。というのも、映画の本編に流れる予告編は、ゴダールの新作だし、バウシリーズ作品なんてロゴが出るのも嬉しくなる。映画本編は映画を撮りたいように撮っているという感じで、こういう映画って久しぶりに観る気がした。そしてそういう映画をほとんど観てないのに、たぶん俳優の誰かがでているとかナンバーガールのファンとかで見に来てしまった人たちが上映後に漏らすとまどいの言葉などもなんだか懐かしい。

 映画の本編前には映画で使われているナンバーガール櫛引彩香の曲のプロモーションビデオが流れた。帰りにサントラになっているナンバーガールのCDを買って帰る。

『害虫』 監督塩田明彦

『害虫』  父親不在、自殺未遂をする母親など、複雑な家庭環境にある中学一年生の少女が、ひょんなことから知り合った不良少年や路上生活の男と学校に行かずに気ままに遊ぶ日々を過ごす。学校に来ない彼女を気にして、毎朝彼女を迎えに行く友人。そしていつしか再び学校に行くようになり、同級生との恋など、等身大の生活に戻るかのように見えた彼女だが、現実は彼女を普通の少女として放っておかない。

 少女を演じるのは宮崎あおい。幼い表情に浮かぶ大人びた陰のある表情がアンバランスで、その危うさがそんなに美人でもないのにとても魅力的に見える。その魅力に吸い寄せられるように男たちが少女に群がり、少女は平凡な中学生とは違う状況へと追いやられていく。そして、その状況に揺れ動く少女の気持ちをアンバランスな表情で演じていく。

 映画は饒舌に語るけれど、何の説明もしようとはしない。観客に対して映画を「観る」ことを要求する。映画が終わってもまだ観終わった気がせず、すぐにまた観たいと思わせる映画だった。

『害虫』 2002年 監督塩田明彦 2002/4/25)

4月26日(金)

ルーチンワーク

 今週は宴会続きで、今日も宴会だったのだが今週3回目。終電を逃してタクシーで帰宅、家に着いて寝る仕度をするうちにだんだん眠くなるが、半分眠っていても決まり切った手順をこなして布団にはいる。面白いもんだ。

4月27日(土)

チャットの終焉

 チャットっていうのは、今や昔のテニスゲームみたいなもんなのかもしれない、と思った。

 ゲームの世界は、3Dの格闘ゲームとか、だんだんリアルになっている。初期のテニスゲームというのかピンポンゲームというのか、小さな白い丸が左右に移動し、左右の橋にある短い棒を移動させて跳ね返すのをテニスに見立てるようなゲームは、もう姿を消してしまった。リアルなスポーツとシミュレーションとしてのゲームは異なるもので、昔のテニスゲームのようなものもなくならないかと思っていたが実際にはやっぱり消えてしまった。たぶん、別物のゲームとして存続するには洗練されて、コンピュータという特殊な道具を使用するボードゲームのようになっていかないと、ゲームとして生き残ることはないのだろう。

 チャットというのも思えば文字だけで会話をしようというものだが、もはやインターネットで電話ができるようになってしまった今ではテニスゲームくらい古い存在なんじゃないかと思う。もちろん文字チャットというのは、まだ音声チャットが一般的じゃないことを思えば、まだ十分「使える」技術ではある。ただ、誰もがパソコンを自由に使えたりメールアドレスを持つようになってしまうと、情報交換の手段としてはチャットよりもメーリングリストの方が即時性が高くなってしまう。

 メーリングリストでは、発信者が投稿すると、瞬時にその発信情報を受け取れて、ゆるやかなリアルタイムな情報交換の<場>が成立する。そうなると、リアルタイムで会話できるチャットの優位性はなくなってきて、逆にチャットの<場>に参加しなくてはならない制限にしばられることになってしまう。基本的には一行発信によるチャットの冗長性は、メーリングリストでは排除できるという利点もある。

 もちろん、チャットの面白みにはその冗長性にもあるとは思うけれど、冗長性の前に情報ありきだと思うし、とりとめのない話ならば携帯電話のダイヤルを回せばそれでいいのだから。情報の発信の意味では、即時性につけ、まとめて発言できることなどを含めて、メーリングリストの方が早いわけで、わざわざチャットに行かなくてもよくなる。結果として、チャットに情報発信者−−面白い人がいなくなる。そんな流れがあるんじゃないか。

 勤務時間中の会社でのチャットとか、冗長性にこそ価値があるような掛け合い漫才のような会話とか、何か特別な条件がなければ、もうチャットは成立しないのかなぁと思ったのであった。

4月28日(日)

仮面ライダー龍騎

サボテン 朝、ちょうど暇にしているときに、『仮面ライダー龍騎』を放送しているのに気づき見てみる。前の仮面ライダー、クウガだかアギトだかが結構凝っていたような話を聞いていたが一度も見られなかったのでどうだろうと思ったのである。いきなり13話で話が全然見えないのだが、仮面ライダーが4人出てきて、怪人との戦いもちょっとあるのだが、むしろ仮面ライダー同士で戦っている。昔のヒーロー物は大人でも見られるくらい結構水準が高かったと思うのだが、最近はだめだと思っていたが、ちょっと考えが変わった。怪人と正義の味方という単純な二項対立でなくて、正義の味方同士が対立するという話だとすると結構複雑だなぁと思った。いや、これまでを見ていないので違うかもしれないが。

 逆にあざといなぁと感じたこともあって、それは仮面ライダーたちが、カードを差し替えると武器が出てきたり、変身もカードを差し込んで変身するところだ。これってトレーディングカードを売るためっていう意図が見え見えじゃないか。

 サイトがあったので、見にいってテレビで判らなかったことがいくつか判った。まず、今日4人の仮面ライダーが出てきたが、仮面ライダーは今までに5人出てきていて、全部で13人出てくるらしい。主人公の龍騎は、偶然カードを拾って仮面ライダーになった。つまり、仮面ライダーは改造人間ではなくて、カードを持っていれば変身できるらしい。怪人たちは、ミラーワールドというところにいて、仮面ライダーは変身したらミラーワールドに行って、怪人を倒す。また、仮面ライダーはミラーワールドには長くいると死んでしまうので、そのタイムリミット前に戻らなくてはならない。武器と思われたのは、モンスターと契約して、その契約モンスターの力を使って攻撃する。

 今までの改造人間仮面ライダーというのとは全く違うけれど、気になるのはなんかどこかで聞いた設定ばっかりという気がする。『ミラーマン』『ウルトラマン』『3×3EYES』が混じってないか。

 『指輪物語2 旅の仲間 下』J.R.R. トールキン 評論社)を読み終える。

4月29日(月)

蒙古斑

 前から思っているのだが、「模倣犯」と聞くと「蒙古斑」を思い出す。これをネタに『模倣犯』のパロディでも書きたいと思ったりするのだが、今のところネタはない。誰か書かないかなぁ(他力本願)。

 などとくだらない話を始めたのは、もちろん『模倣犯』宮部みゆき 小学館)を読み始めたからである。天気も好くて気持ちいいので、部屋でごろごろしながら読書をする。天気が好いんだからでかける、ってのもあるのだが、日向ぼっこしながらのんびり本を読むというのも堪えられない。で、気持ちよくなったらそのまま眠っちゃったりして。

 それで、今更言うまでもないけど、やっぱり面白い。上巻の半分に少し足らないくらいのところまでで第一部が終わるが、そこで犯人が明らかになってしまう。第二部は、犯人側の話になっていく。犯人が明らかになるのは上巻の終わりかと思っていたので、ちょっと早い感じ。とはいえ、犯人らしき者が明らかになっただけで、まだこの第二部で真実が明かされていくという感じか。第二部からは、今回の事件から話がずれてしまうので、読み始めてちょっと苛つく。第一部で本当の意味で明らかになっていない部分がなかなか見えてこないのである。それで、どんどん先へ先へと読み進んでいくわけであるが。結局、今日は三分の二くらいまで読む。明日、下巻にはいれるかなぁ。

 あと、気になることが一点。どこが、「模倣犯」なんだろう。これが明らかになるのはまだ先なのかな。

4月30日(火)

訃報

 明示的に宣言されます。で、エフィンジャーが死んだって! まあ、生きてるのが不思議なくらい凄い人生を歩んでいた人だから仕方ないのかもしれないけれど。しかし、悲しい。さて、訃報情報を探してみる。

欲望の曖昧な対象

 新宿MY CITYのHMVに行ったら改装されていて、商品の配置が変わり、DVDのコーナーがカウンターの横に変わっていた。DVDコーナーは若干広くなったような気もするし、狭くなったような気もする。ぶらぶら見て歩くと、なんと『チェブラーシカ』のDVDがある。あと、シュワンクマイエルのたぶん新しいDVDが2種類出ていた。ああ、欲しい。家に帰って、Webを見ていて知ったのだが、『不思議惑星キン・ザ・ザ』『UFO少年アブドラジャン』のDVDも明日発売らしい。うーん、欲しい。

 隣の山下書店にも寄る。『指輪物語』の続きを買おうと思ったのだが、なんかここの品揃えはおかしい。正確な組み合わせは忘れたけれど、「旅の仲間」が上1と下1、「二つの塔」が上1と下1だけみたいな組み合わせで平積みされている。売り切れたって可能性もあるけれど、店員が上1と上2とかいう変則的なことになってることに気づいていないんじゃないか。中途半端に買うとあとで判らなくなるので、ABCに行こうと思って買うのは止める。
 ところが、ABCの方も、『指輪物語』コーナーが作られているにもかかわらず、文庫は「旅の仲間」しか置いてない。単行本では「二つの塔」もあるんだけれど。映画化された「旅の仲間」しか売れてないのだろうか。それはともかく、山下書店もABCもなんかおかしいよ。

 山田章博の画集と鶴田謙二の大判コミック(タイトル忘れた)が平積みになってて、欲しいなぁと思ったけど、今はとにかく『模倣犯』が先決なので買わなかった。

 横溝正史生誕百年が全然話題にならないなぁと思っていたら、昨日久々に古谷一行のテレビドラマをやっていた。新聞の番組紹介を読んだら、原作が「車井戸はなぜ軋る」(角川文庫版『本陣殺人事件』に収録)になっていて、実はこの作品凄く好きなのである。でも記憶では原作には金田一耕助は出てこないので、話が大幅に変わっているんじゃないかと思って、あんまり見る気にならなくて観なかったんだけどね。でも、今、『本陣殺人事件』をひもといてみたら、最後の方にちょっと出てくるようだ。でも事件そのものには直接関わらないはず。あとで読み直してみよう。

 で、テレビドラマをやってるなぁと思っていたら、角川で生誕百年フェア?で数冊出ていた。表紙は例のおどろおどろしいイラストではなくて、『女王蜂』なら「蜂」の字、『悪魔の手毬歌』なら「毬」の字がどーんと大きく書かれているというもの。横溝正史っぽくないなぁ。名作どころをそうやって出すのもいいけれど、手に入りにくいヤツを復刊してよ、角川さん。

 吉野朔実の『お父さんは時代小説が大好き』、『お母さんは「赤毛のアン」が大好き』に続く第三弾『弟の家には本棚がない』が5月半ばに発売の模様。

 以上、今日、目に留まったいろいろ。

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