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2002年1月前半
謹賀新年
年が明けるなり、更新しているサイトを探す。マメだとは思っていたけど、殊能さん早い。トップページも謹賀新年に。
闇黒日記も早い。年明け早々、あけましておめでとうになっていたのに、1時間経たないうちにさらに記述が増えてる。(と、書いたが追記されたというのは勘違いかもしれない。)
ということで意味もなく更新してみる。
助清に革命が…。
正月的生活
トップページを新年向けに更新するつもりはなかったのだが、Webを廻っていたらあちこちで正月バージョンになっているのにつられて、とりあえず8月から更新されていない画像だけ変えてみる。例の「Understanding ROJIX」。クリスマスのときには、遠い国のラマダン程度にしか関心がなかったのでつられなかったのだけど、やっぱり日本人だ。
酒を飲んで、お節料理と雑煮を食べて、『小さな世界 アカデミック・ロマンス』(デイヴィッド・ロッジ 白水社)を読む。『交換教授』の続編ともいえるコミック・ノヴェルで、去年軽装版で復刊になったもの。『交換教授』の主人公の二人フィリップ・スワローとモリス・ザップの十年後が出てきて懐かしい。約四分の一に当たるPART1を読み終えてみると、主人公はスワローでもザップでもなくパース・マガリグルという青年になったようだ。だが、スワローとザップも健在、というか二人とも前作から全く様変わりしている。とにかく、『小さな世界』も面白いや、やっぱり。
今年の目標
殊能将之のページで知ったが、今年は横溝正史生誕百周年だそうだ。(それで昨年末深夜に『犬神家の一族』をテレビでやっていたのか? 違うな、きっと。)せっかくだから、今年の目標は横溝正史全作読破にしてみようと思う。
横溝全作読破への歩み
今年の目標は、「横溝正史を全作読破」と決めたものの、よく考えたら角川文庫だけでも70冊以上あるのだった。すでに読んだものを引いたとしても、意外と読んでなくてたぶん10冊かそこらだと思うので、だいぶあるように思う。
とりあえず、本屋に行くが、第二の問題にぶち当たった。角川文庫の横溝正史はもう20冊しか出ていない。しかも、その20冊も全部置いてなかったりする。かつての作品は全部ないだろうから、古本屋で集めるしかないとは思っていたが、今売っているのが20冊だけなんて間違っている。角川は、横溝正史生誕百周年記念で復刊すべきだ。だって、残ってるのは「金田一ファイル」とかいうシリーズタイトルが付いて、要するに金田一ものしかないのだ。あの『真珠郎』がないなんて。
とりあえず、一冊『迷路荘の惨劇』を購入。
ラーゼフォン
『ラーゼフォン』というテレビアニメが始まるらしい(フジテレビ 1/21 4:25〜 )。
音楽に橋本一子が参加しているということを知り、制作関係のBONESのサイトを確認したら、興味ある人がいろいろ参加している。
キャラクターデザイン:山田章博。この人の画力は尊敬していて、基本的に漫画はすべて読んでいる。
メカニックデザイン:佐藤道明・佐山善則。佐藤道明は、スタジオぬえの人として記憶している。昔、SF者だったので懐かしい名前。佐山善則という人は知らない。
アートコンセプト:宮武一貴。この人もスタジオぬえの人。
音楽:橋本一子。エンディングテーマ「夢の卵」の作詞・作曲・編曲と歌。歌は妹の橋本まゆみの名前も一緒に書かれていた。さらに、橋本一子は声優としても参加しているようだ。
オープニングテーマ:「ヘミソフィア」は、作詞:岩里祐穂/作曲・編曲:菅野よう子/歌:坂本真綾。
監督:出渕裕。名前だけ知ってる。
モー娘。版「時をかける少女」
テレビで、「モーニング娘。新春! LOVEストーリーズ」として「伊豆の踊子」「はいからさんが通る」「時かける少女」をやっていたので、「時をかける少女」だけ観る。
ストーリーは、筒井康隆の原作よりも、大林宣彦版『時をかける少女』が下敷きになってるという感触だった。原作よりも映画寄りというのは、ラブストーリーにまとめてる点と、後半の実験室に戻るくだりに福島先生が絡まないとか、エピローグみたいな感じで再び戻ってきた深町君とすれ違うとか、そんなところ。ケン・ソゴルと名乗らないのもそうだ。
時間が1時間弱と短い中に、クリスマス、動物園などのエピソードを入れて、独自にまとめているところは好感が持てる。原作自体が短編なので、1時間弱という時間は正解といえば正解。
たらふくの日々
年末年始、何もせずにただひたすらたらふく食っていたら、太る。そして腹が苦しい。が、今日も一日食べて寝てだらだらと過ごす。
『ダーティハリー2』、『ダーティハリー3』をDVDで観る。
CDショップでたまたまボリス・ヴィアンのCD『Boris Vian chante Boris Vian』(輸入盤)を見つけたので購入した。BGMに使用。
年賀状
年賀状を出さなくなって数年経つ。一昨年まで数年は出すつもりで年賀はがきを買ってきて、出さないままということが続いて、自己嫌悪と罪悪感にかられるため、ついに去年は「年賀状は出さない主義」に決めてはがきを買わなかった。主義とか言っても、単にものぐさともいうが、でも主義だと言ってしまうと精神衛生上非常によい。
出さなくても七枚年賀状が届いた。10年くらい前くらいに半年ばかりのつき合いで、その後ずっと会っていないのに義理堅く送ってくれる滝君の年賀状には、「どうしてますか?」とか書かれていて、去年は「届いているのかなぁ」と書かれていたので、何らかの返事しなくちゃいいけないなぁと思う。滝君元気です。それと同じ仲間で、10年前からずっと僕の名前を間違えて送ってくれている渡部君、間違ってます。と書いても声は届かない。毎日日記を読んでくれてる納富君、あけましておめでとうございます。
ファンサイト
久しぶりに露地林を整理する。新たにサイトをいくつか追加したついでに、切れているリンクを直し始めたら、でてくるでてくる山のようにリンク切れが見つかる。急激なインターネットが普及とドメイン名取得が一般的になってきて、個人サイトだとプロバイダを変更したり、公式サイトだとドメイン名を取得していたりして、URLが変更されているサイトが結構多い。
しかしもっと多いのは、なくなったファンサイトである。だいぶ前から、インターネットの情報は消えていくものだと諦めている。いつまでもあると思うな親とリンク先。と思ってたけれど、それにしても結構ちゃんとしたファンサイトがいつのまにか閉鎖したり消滅したりしているのにはなんだろうなぁと思う。君らは、本当にファンなのか、とか思ってしまう。データを集めたものなんかは、更新できなくなっても、消滅させずに残すくらいのことはしてほしい。ある意味勝手な要望なんだけど、Webで公開するってことはそれなりの責任もあるんじゃないかと思うのだけど。ファンならもっと根性入れてファンしろよということである。自慢じゃないが、僕はそんな根性がないのでファンサイトは作ってない。
今日もいつの間にか一日が終わる
DVDで、『ダーティハリー4』を観る。遊園地にシルエットで現れるハリー・キャラハン、やっぱり格好いい。
正月の間はずっと日本酒だったが、久しぶりにビールを飲む。というか、結局飲んでるのね。
髭
一週間ちょっと伸ばしてみた髭を剃った。一週間くらいじゃあんまり伸びない。単に正月中むさ苦しかっただけで終わってしまった。
堕落の日々
実は、というか、知ってのとおり、無茶苦茶出不精である。今日は出かけるつもりだったのだが、起きてみるとなんとか出かけないで済む理由を考えている。
『小さな世界』の読書が進んでないとか、DVDを観たいなぁとか、書き物をしたいとか、いろいろ考える。どれも理由にならない。なぜなら、別に嫌々でも無理して行かなきゃならないことではなくて、単に映画でも観に行きたいなぁと思ったのである。明日からは再び忙しい日常が始まるので、今日行っておきたいと思ったのである。遊びである。楽しみである。なのに、明日から忙しくなっちゃうから、今日までのんびりしていたいなぁとか思うのであった。
理由はなかったけれど、無理してろくなことはないので、出かけるのをやめる。予想通り、家にいても読書はしなかったし、DVDも観なかった。堕落した一日を満喫。
堕落した日々万歳。
幸福
ごくありふれた日常。怠惰な生活からは180度反転した生活。今日一日でこの十日分くらいは歩いたはず。疲れた。
頑張った自分にご褒美として、いつもは飲まない碧寿とか萬寿とか高い酒を蕎麦屋で飲む。湯豆腐をつまみながら。幸福だ。
読書の方は、『小さな世界』を読むがあまり進まない。PART IIに入って、登場人物たちを群像的に描く数ページがどうもかったるくて読み進まない。ここだけ過ぎたらまた読み進むんじゃないかと思うけど、ほんの30ページくらいにもたついている。
道路で立ち読み
朝10時にモスで待ち合わせ。早めについてのんびりしようと思ったら、10時開店だった。9時半についたのに。他に適当な店もみつらからず、コンビニの前で読書する不審な人物と化す。
飲んだら読むな、読むなら飲むな。
久しぶりに人と飲みに行く。飲み友達もいなくなり、飲みに行くとなると、蕎麦屋で一人飲むとかいうパターンが多かったのだが、去年の年末には風邪を引いてしばらくそれすらなかった。なぜか忘年会がなくて、人と飲むのは久しぶり。ちょっと軽く食事というつもりだったのだが、終電まで飲んでしまう。初めて一緒に飲むのだが、なかなか楽しかった。
いい飲み友達新たに見つけた、と思ったが、それも今月一杯かもしれない。まだ未確定だが、来月からちょっと生活に変化がありそう。
読書は今日もなし。『小さな世界』(デイヴィッド・ロッジ 白水社)を読みかけだが、今日は開いてもいない。電車で座れたらぐっすり眠ってしまったのだ。昨日ようやくPART IIを読み終えて、半分くらいまで読み進んだのだが。ちょっと景気づけに違うものでも読んでみようか。
横溝全作読破への歩み
『金田一耕助の帰還』(横溝正史 光文社文庫)を購入する。以前、出版芸術社で出版されていた金田一の原形作品を集めた短編集である。横溝正史は、一度発表した作品を短編から中編や長編に書き直していることが多いという。その元の短編はほとんど単行本には収録されていないらしいが、そういうものを集めた作品集なのだ。
ついこの間買ってまだ読んでいない『迷路荘の惨劇』もそういう長編化作品の一冊である。『金田一耕助の帰還』では、「迷路荘の怪人」というタイトルで収められている。
ということで、横溝全作読破への準備は着々と進んでいる。(って大袈裟。文庫を二冊買っただけじゃないか。)ぐたぐた言ってないで、さっさと、読み始めなさいよ、自分。
友、遠方より来たらず
新宿で暇だったので、えとさんに電話してみる。夜、飲みにでも行かないかと誘ってみようと思ったのだが、昼間なのに電話に出ない。『修羅雪姫』を観て、映画館から出ると留守電が入っている。えとさんからで、またもや、出張中だった。
えとさんに言わせると、僕は出張の時に限って電話してくると言っているが、これだけ重なると、えとさんの方が僕が電話してきそうな日に出張を入れているとしか思えない。えとさんに予知能力があるとは知らなかった。恐るべし、えとさん。
『修羅雪姫』
釈由美子主演のアクション映画という、ちょっと聞くと耳を疑いたくなるような組み合わせでありながら、もしかしてと思わせる何か予感を感じたのか、この映画のことを知った時から気になっていた。
もちろん、『修羅雪姫』というベタなタイトルがインパクトある。それも当然、知らなかったが原作はコミックで、小池一夫原作、上村一夫作画なのだった。タイトルがベタなら、原作も原作ではないか、この組み合わせ。今回の映画化のおかげで上下二冊の原作も売られている。そして、藤田敏八監督、梶芽衣子主演で、『修羅雪姫』、『修羅雪姫恨み恋歌』という映画もある。それだけで、ちょっとゲップが出そうな感じだが、新作の『修羅雪姫』はまた違う印象がある。
繰り返すけど、釈由美子というアクションとほど遠そうに見える子を主人公に据えている。ところがアクション監督はドニー・イェン。そして、特撮に樋口真嗣。監督は、市川準の映画や行定勲の『ひまわり』などの脚本を書いている佐藤信介。なんとも、期待を煽るのである。
というわけで、期待してはいけないがっかりするぞと戒めながら観に行ったのだが、面白かった。笑わない釈由美子、格好いい。アクションは、どうせスタントがやってるんだろうと思ったが、激しいアクションなのにどう見ても本人だったり、妙に弱々しい動きも目に留まる。このスタント、釈由美子がやってるのか? パンフレットを見たら、スタントも用意してあったのだが、本人の希望でほとんどのシーンは釈由美子自身が演じているという。すごい、釈由美子。
アイドル映画っぽくなくアクションを本気で演じているのに加えて、頑張れば頑張るほどアイドルさえ可愛ければ何でも許されるというアイドル映画の本質をも兼ね備えてしまって、もうこれ最強。修羅雪姫というより、もう釈由美姫だね。もうストーリーも何もかもどうでもいいよ。ワイヤーで吊られて飛び回る釈由美子万歳。
(『修羅雪姫』 2001年 監督佐藤信介 2002/1/10)
蕎麦屋
築地の蕎麦屋に久々に行く。12月は風邪がひどくて一度も行けなかったので、たぶんひと月ぶりくらいだ。久しぶりに行ってもいつも通り変わらないが、ちょっとだけ違ったのはメニューが新しくなっていて、お店のアルバイトの女の子に新しい娘が入っていた。
お酒を飲んで蕎麦を食べて帰る。お店のおばちゃんに年賀状のお礼を言う。この蕎麦屋には、大正時代にこの店が神楽坂にあったときの写真が飾ってあって、その写真には蕎麦の出前持ちの人が頭の上に蕎麦をやまのように載せて立っている姿が写っている。丼を4段くらい重ね、その上にざるのせいろかなにか四角い者が数段載っている。身長から察するに、全部でたぶん1メートル以上あるんじゃないだろうか。年賀状にはその写真が印刷されていた。
SUICA 原田知世 購入本
珍しく充実した一日だった。昼近くに起きたのはいつもと変わらないが、食後DVDで『ダーティーハリー5』を観る。ロックシンガー役がジム・キャリーというのには気づかなかった。夕方、横溝正史の『迷路荘の惨劇』を持って出かける。ようやく、横溝正史全作読破に向けて活動開始。でも、デイヴィッド・ロッジの『小さな世界』はまだ読みかけなんだよな。
出かけついでに定期券を買う。SUICAイオカードをしばらく使っていて非常に便利だったので、定期券をSUICAにすることにする。SUICAはJR東日本のみで、私鉄と乗り継ぐと定期券が別になってしまう。最寄り駅が私鉄なので、ちょっと迷ったのだが、それを分けてもSUICAの方が便利そうだ。精算で並ばずに乗り降りできるっていうのがいい。
先に私鉄の定期を買うが、支払いの段になってカードが使えないことに気づく。慌てて財布を確認するが、なんとぎりぎりの金額。支払いはできたが、財布の中は小銭だけになってしまった。JRのSUICA定期券はカードで購入。SUICAイオカードの残金を定期券の方にチャージしようと思ったら、できないらしい。販売促進のお姉さんに訊くと、使い切ってデポジット金を返却してもらうのがいいというアドヴァイスだった。返金できるが手数料が取られるからみたいだ。
原田知世のライヴを聴きに、渋谷まで行く。会場はSHIBUYA-AX。去年出したベストアルバム『Best Harvest』のツアー「Best Harvest 2002 vol.1」の初日。これから全国ツアーで何カ所か廻るらしい。ツアーメンバーはDr.Kこと徳武弘文など。徳武弘文は前回のアルバムのツアーでも参加している。
徳武弘文のことは、昔煙草のCFで流れていたギターソロで知って、Dr.KプロジェクトのCDなんかも一時期よく聴いていたので、意外なところで再会という気がする。原田知世はその前にも鈴木慶一のプロデュースでアルバムを作ったりしていて、僕の好きな音楽とは遠いようで近いところにもいたりして不思議だ。ただ、最近の気取ったような歌い方より昔の方が好きなのだが。
ライヴのあと、食事をしようと思って、財布に小銭しかないことに気づく。家に帰れば金はあるので、手元の金が欲しいだけである。銀行で引き出しても手数料を取られるのなら、SUICAイオカードを解約しようと思う。SUICAイオカードを使い切るまで、しばらくかかりそうだし、SUICAイオカードを使いきるために精算機に並んでいるんでは、SUICA定期券の意味がない。
食事のあと、旭屋書店に寄る。確か発売は16日の予定だったと思うのだが、講談社ノベルス20周年記念の「密室本」が出ている。『QED 式の密室』(高田崇史)と『捩れ屋敷の利鈍』(森博嗣)の二冊とも購入。なぜか本文が袋とじになっている。解決編が袋とじというのはよくあるが、本文全部袋とじってどういうことなんだ。立ち読みでパラパラ見ると買う気をなくす程度の内容なのか。それともグラビアつきなのか……大人ってやぁねぇ。
他に、ビジネス本のコーナーで、『だから、「仕事がうまくいく人」の習慣』(ケリー・グリーソン PHP研究所)を見かけてこちらも購入する。これは『なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣』の続編で、デジタルツールというかパソコンやPIMの活用方法について書かれたものである。前作が気に入ったので、今回は中身を確かめずに購入する。パソコンやPIMの活用法などいまさら聴く必要もないのだが、前作のレリー・グリーソンの考え方が気に入ったので今回も何か示唆はあるんじゃないかということで。で、帰りの電車で早速読みながら帰る。
油断
ダーティハリーを続けてみていて、イーストウッドの他の作品も観たくなったので、久しぶりに『ホワイトハンター ブラックハート』を観てみる。
この間録画した「TRICK2」を見ようと思ってビデオにセットしたら、何も流れなかった。どうも録画予約を間違えたらしい。とほほ。
夜、油断したら炬燵で2時間眠る。
釈由美子 in 修羅雪姫
映画『修羅雪姫』だが、非常に気に入ってしまって、この間映画の感想を書いたあと、ネットで『釈由美子 in 修羅雪姫』というメイキングみたいなDVDを買ってしまった。で、それを観る。
基本的に映画は映画がすべてだと思っているので、メイキングとかノヴェラーゼイションとかはどうでもいいし、興味ないのだが、『修羅雪姫』に関してはアクションシーンの撮影の様子とか非常に観てみたいと思ってしまったのだ。つまりこれは、映画じゃなくて釈由美子というか、釈由美子の演じた修羅雪姫を気に入ってしまったというか、そういうことみたいだ。ということで、メイキングDVDも最近流行のフィギュア付きのを買う。フィギュアなんかあってもしょうがないのだが、ここはやっぱり限定なら買わなくちゃとかよくわからない理由で。
で、本編だけど、41分。たぶん、こういうメイキングだと41分って結構長いんじゃないかと思うが、なんかものたりない。撮影のシーンとそれが実際に映画でどうなっているかを一緒に見せて欲しいと思ったけど、アクションシーンが映画の3分の1を占めていてそれが見せ場なんだから、そんなのをメイキングに入れちゃったら誰も映画観に行かないわな。実際の映画のシーンだけでなく、見せ場の撮影シーン自体も少ない。結局公開前には無理だよな。『修羅雪姫』をDVD化して、それに特典映像でつけてくれればいいのだ。
あと、あくまで釈由美子中心なので、せっかくドニー・イェンが厳しい演技指導とかいってるのに、ドニー・イェンの指導しているところとかあまり映ってないし。
とか、不満一杯なのだが、なんかいきなり釈由美子ファンになってる。
『だから、「仕事がうまくいく人」の習慣』
『だから、「仕事がうまくいく人」の習慣』を読み終える。前半は、前作のエッセンスとそれのPIMへの応用の話でここまでは前回と話はだぶるがそこそこ面白い。後半は期待していなかったが、やっぱり大したことは載ってなかった。
横溝正史全作読破への歩み
『迷路荘の惨劇』(横溝正史 角川文庫)を読み始める。というか、2日前に読み始めたはずだったのだが、2ページしか読んでなかったので今日が実質の読み始めになってしまった。「黒猫亭事件」参照とか、「悪魔が来たりて笛を吹く」参照とか出てくるので、金田一耕助年表かなんか作りながら読み返したくなる。書かれた順番なんかも興味深い。
横全読歩
「横溝正史全作読破への歩み」は、長いので「横全読歩」と省略してみる。
作品一覧とかリストアップして、計画的に消化していこうかなどと考えている。横溝作品って、どれくらい読んでいるかと思って確認したのだが、思ったより全然読んでなくて、8作しか読んでないようだ。映画やテレビドラマで見ているせいか、もっとたくさん読んでいる気になっていた。情けねぇ。
とか、ぐたぐた書いてないで、さっさと読めばもっとたくさん読めそうなのだが、ただ読んでも「全作読みました」と一言しか自慢できないので、一冊ずつ、一章ずつぐたぐた言うのがこのコーナー。別に全作読んでるからって偉いわけじゃないのだが。むしろ、八冊しか読んでないという事実にミステリファンとして挫折感を味わっている。癖になる。
とかいって、だんだん面倒くさくなりそうな企画だ。
で、今日は読みかけの『小さな世界』(デイヴィッド・ロッジ)をどうしようかと思ったが、思い切って諦めて、『迷路荘の惨劇』に絞る。
「発端」で20年前の陰惨な事件、一章から金田一耕助が早くも登場、謎の男やからくり屋敷で盛り上げといて早くも殺人が起こる。快調な滑り出しなのに、殺人事件が起こってやたらと「それは何時頃ですか」などという会話が飛び交うとうんざりしてくる。ミステリってこういうもんだったっけ、妙に抵抗を感じたところで今日は中断。
とりあえず三分の一くらいまで読んだけど、相変わらずスローペースだ。
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