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2014年9月前半
『推理小説の歴史はアルキメデスに始まる』(フレイドン・ホヴェイダ 三輪 秀彦訳 東京創元社)を読了。『最相葉月 仕事の手帳』(最相葉月 日本経済新聞出版社)を読み始める。
ここ三年ほど、仕事の忙しさにかまけて本を読む習慣がなくなってしまった。時間に余裕ができてても、どうも読書できない。『推理小説の歴史はアルキメデスに始まる』にしても8月半ばから半月以上経っても読み終わらなかった。
しかし、今日、『最相葉月 仕事の手帳』を読み始めたらあっという間に半分読み終えた。しかもページを繰るたびに気になる本の話が出てきて、読みたい本のリストに数冊の本が加わった。それは『推理小説の歴史は−−』も同じで主に古典ミステリをいろいろ読みたくなったが。
CS放送で録画したチャールズ・ブロンソンの『狼の挽歌』、ゴジラシリーズ6作目の『怪獣大戦争』を観る。
海外ドラマ「ブリッジ」のファーストシーズンの9話、10話(最終話)を観る。なかなか面白かった。セカンドシーズンは今度の金曜から。
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昨日「ブリッジ」ファーストシーズンの最終回を観て、3時過ぎ(放送は3時までだが、録画して追いかけ再生していた差があった)まで起きていたので寝坊。
読書は、引き続き『最相葉月 仕事の手帳』(最相葉月 日本経済新聞出版社)。
読みたくなった本、『名編集者パーキンズ』(A・スコット・バーグ 草思社)、『フランク・ロイド・ライトの呪術空間 有機建築の魔法の謎』(草森紳一 フィルムアート社)、『オン・ザ・ウェイ 川俣正のアートレスな旅』(川俣正 角川学芸出版)など多数。
CS放送で録画した『コロンビアーナ』を観る。リュック・ベッソン製作のアクション映画。
夜、出かけようかと思っていたのに、ちょっと眠気がすると思っていたら19時くらいから23時くらいまでぐっすり眠ってしまった。
起きてから「孤独のグルメ」9話を見る。昼寝(夕寝?)したので、4時くらいまで眠くならず好きなことをする。
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昨日4時過ぎに寝たのだが7時半の目覚ましに気づいたので頑張って起きる。夜更かししたけど昼寝してるから睡眠時間は足りてるはずというのと、「花子とアン」を見たいと思うことで起きる。やりたいことがあれば起きるのは難しくない。(あとで眠くなるかもしれないが、眠くなったら眠ればいいだけのこと。)しかし、朝ドラで起きられるとは今まででは考えられなかった。
朝ドラって今までまともに見たことがない。「花子とアン」は最初の何話か見逃したが、見始めてからは多分全話見ている。初の快挙。「軍師官兵衛」も見ているが、今のところ全話見ている。大河ドラマも全話見通したことはほとんどない。そもそもドラマってあまり見ないのだが、久々にドラマを見る波が来たのか。あと、今年の目標「もっといい加減になる」がいいのかもしれない。
CS放送で録画した『レイヤー・ケーキ』を観る。今のジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグが出ていた。録画したのは『キック・アス』のマシュー・ヴォーン監督の初監督作品ということで。面白かった。
『月に囚われた男』というSF作品も観る。こちらも内容を全く知らなかったのだが、予想外の好作品だった。ややネタバレな比喩になるが、たとえるならアクションのない『ブレードランナー』だと思った。
読書はようやく『最相葉月 仕事の手帳』(最相葉月 日本経済新聞出版社)を読み終える。
そもそも読もうと思ったきっかけは、先日星新一の言葉を確認したくて、『星新一 一〇〇一話をつくった人』をパラ読みしたことに始まる。前にこの本を読んだときにすごい書き手だと思ったのだが、そういえばほかの著作を読んでいなかった。ほかの著作を確認していたら、著作の背景がわかりそうなこの本を知ったのだ。
4章に分かれて書かれていた。最相さんがどうやってノンフィクションライターになったか、その手法、インタビューとほかのノンフィクションの書評などが収録されている。ノンフィクションの本を一冊書き上げる裏にある大変な作業のごく一端だが知ることができた気がする。そしてこの本に出てくるたくさんの本が読みたくなってしまった。
昨日書いたほかでは、『藝人春秋』(水道橋博士 文藝春秋)、『桶川ストーカー殺人事件 遺言』(清水潔 新潮文庫)が特に読んでみたいと思った。
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昨日は普通に3時には寝たが、夕方に備えて9時くらいまで睡眠をとる。起きて予約していた『こわれゆく女』の録画状態を確認したら録画が止まっている。DVDレコーダーのHD空き容量が不足していたことに気づく。空けても空けても録画消化が追いつかず、いつの間にか空き容量が2時間程度になっていた。というわけで、午前中はDVDに焼いてHDを空ける作業など。
読書は『オトラント城奇譚』(ウォルポール 講談社文庫)を読み始める。この前読んでいた『推理小説の歴史はアルキメデスに始まる』の流れで、怪奇小説の元となるゴシックロマンスの元祖のこの本を読んでみようかと。
夕方から外出。歌舞伎座で「秀山祭九月大歌舞伎 夜の部」を観る。
夜の部の演目は、「絵本太功記 尼ヶ崎閑居の場」「連獅子」「曽我綉侠御所染 御所五郎蔵」の三本。
歌舞伎座に行く途中から少し目がしょぼしょぼして眠気の兆候。「絵本太功記」は光秀の謀反の裏に起きた悲劇(光秀を吉右衛門、息子を染五郎)だったが、眠気が訪れて冒頭と中盤うとうとする。おかげでいつも踊りなどうとうとするが「連獅子」(仁左衛門と千之助)をしっかり観ることができた。以前「連獅子」が眠くて仕方なかったときがあったが、今日観ているとなんでこれが眠くなるのかと思うほど面白かった。「曽我綉侠御所染」(染五郎と松緑)はこれも悲劇につながる人情話。最後二人の果し合いののち突然(と感じた)口上になって幕になるのはあれっと思った。そういうもんなのか。
帰宅して、つまみを作って飲みながら、録画したドラマなどのチェック。
今日のメインは期待の「ブリッジ」セカンドシーズン第1話。ファーストシーズンは犯人が捕まって終わるので、セカンドシーズンは同じキャラが出てくる全く新しい事件と思っていた。新たな事件が起こり、前作のコンビが復活するのだが、主人公の一人は前作の事件の事件のトラウマを抱えていて、前作の事件を引きずっている。そして一話の最後には、トラウマ克服のために服役中の前作の犯人に会おうとする。もしかして、単純に新しい事件ではなく、前作の犯人がまだ何か絡んでくるのか。今回の事件は関係なかったとしても、脱獄するとか。いろいろと期待する。
他は「HERO」の再放送。なぜか「HERO」は最後の部分だけ見逃したりとかしていて、気になるので再放送を一応録画している。見なきゃ気にならないのだが、最後だけ見逃すと気になるでしょ。で、今日の再放送は最初の部分を見て、見た話だったので一応最後を確認してスキップ。「アイアンマン・アドヴェンチャーズ」はトニー・スタークなどがみんな学生という設定のフルCGアニメ。「アオイホノオ」とその流れで「アラサーちゃん」。なんかどうでもいいといいながら結局見てしまった「黒執事」のサーカス編の最終回。あと「花子とアン」も見たけどこれは昼間。HD一杯になるわけだな。
本日の日記BGMは、松たか子版「LET IT GO」。よく考えたら歌舞伎繋がりか。などとやっていたら3時半なのでもう寝る。
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日記再開5日目。サイトも全然メンテしていないのでなんとかしたいが、一度にいろいろやろうと思っても無理なのでぼちぼちと進める。とりあえず、日記の過去ログへのリンク先ページがないのを作る。トップページの最新日記は一週間で消えてくので、ログページを作っておかないとせっかく書いても読めない。 大したことやってないのに、午前中がほぼつぶれる。
ついでに前から気になっていたスマホ用の簡易ページを作る。最近はWebもPCで見るよりスマホかタブレットが主流だと思うので。タブレットならまだいいかもしれないが、スマホでPC用サイトを見ると文字が小さくてどうにもならない。デザインとか全コンテンツへのリンクとかは後回しにして、再開した日記だけ読めるようにする(スマホ用ページ)。あとでリンク用アイコンをつけようと思う。
夜は外出して友人と鯨料理を食べる。友人と会うのも1か月半ぶり、店の方も3か月ぶりくらいか。鯨の刺身、さざえのつぼ焼き、美桜鶏の大串ねぎまなど、最後に鯨のハリハリ鍋にうどん。酒は日本酒で有名な獺祭の焼酎が限定であるというのを聞いていたのでこれを頼む。瓶をキンキンに冷やしてあるのをロックで。あと眞澄の冷と鍋のときには熱燗を飲む。もう熱燗の季節。
今日の読書は『オトラント城奇譚』(ウォルポール 講談社文庫)を継続。たかだか180ページくらいの小説だがまだ読んでいる。外出の行き帰りの電車でも読もうとするが行きは夕方眠くなる時間、帰りは酔っ払いであまり進まない。
映画はCSの録画で『るろうに剣心』。原作未読の上、一作目を飛ばしていきなり「京都大火編」を映画館で観たのだが、思いのほか殺陣がかっこよく面白かった。というわけで、一作目を観たくなる。殺陣のキレは二作目の方がよいように感じたが、気のせいなのか二作目でさらなる進歩をしたのか。原作を読んでいないので、原作の雰囲気とあっているのか本当のところはわからないが、映画だけを観た感触では、佐藤健は激しいアクションの剣心もその合間ののんびりした剣心のどちらもの雰囲気もあっていると感じた。なかなかの快作と思う。「伝説の最期編」も始まったので観に行こうと思う。
ドラマは「花子とアン」「ブラックリスト」。
「花子とアン」ではついに東京空襲。最期の場面で『赤毛のアン』の原作本と英語の辞書をむき出しで抱えて逃げていき、本のタイトルをアップに写して終わる。本をアップにしたい気持ちはわかるけど、あまりにリアリティがなくて演出にしても変だと思った。前回に英語の本を家の中においていることだけで責められてすべて燃やすことでその場を逃れたというのに隠しもつでもなく、それほど大事な本なのに抱えて持つだけなんて。本質的な話ではないが、おおざっぱな演出は気になる。
「ブラックリスト」は話が急展開したと思ったら、残すところあと2話だった。これも途中から見たので、再放送やったら見逃した話を見たい。
飲んで帰ってきてからHD領域空けのドラマ消化してたら4時。4時過ぎると翌日にてきめんに堪えて起きられないんだよなぁ。
本日の日記BGMは、アヴリル・ラヴィーン。
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昨晩というか今朝は4時過ぎに寝たので、起きたのは13時半すぎ。いい加減午後になってるし、一週間買い物に出てなくて食材がいろいろ切れてるので、食事はレトルトカレーで済ます。
食後、昨日の分の日記を書く。BGMにアヴリル・ラヴィーンのPVとトロントのライヴを流しながら。
そのあとサイトにスマホ用ページへのリンクアイコンを貼り付ける。アイコンを作ろうと思ったが、新しいノートには画像ソフトなどをまだ入れてなかった。そこでデフォルトで入っているペイントで適当に作る。凝ったデザインはあと回しでいい。
夜は自宅飲みでドラマ、映画鑑賞。9時間くらい、たっぷり寝たはずなのに逆に肩凝りがする。サイト更新なんかもよくないのかもしれない。リビングで低いテーブルでノートPCを使ってるので姿勢がよくない。今日も家から一歩も出てないので運動不足だし。
今日の読書は『オトラント城奇譚』(ウォルポール 講談社文庫)をようやく読了。怪奇小説というより幻想小説というのに近い内容だった。
映画はCSの録画で『(500)日のサマー』を観る。ズーイー・デシャネルが変わった女の子を演じ、彼女にメロメロになった男の500日間の話。ズーイー・デシャネルの魅力が一杯の、おかしくも悲しい、幸福と不幸の入り混じった話。あるエピソードが出てこないと思ったら、どうやら同じズーイー・デシャネルの出演している『イエスマン』と勘違いしていたようだ。『イエスマン』はジム・キャリー主演の映画だけど、ズーイー・デシャネルのキャラクターは似ていたのかも。久々に『イエスマン』を観たくなる。
ドラマは「軍師官兵衛」。いよいよ官兵衛の危うくなってくる。これが出家に繋がるわけか。
本日の日記BGMは藍井エイル。「キルラキル」の主題歌「シリウス」を聴いてた流れ。
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昨日肩凝りがすると思っていたら、今朝起きるとさらに痛みがパワーアップしている。やっぱり低いテーブルでHTMLの修正作業をしたのがよくなかったのではないかという気がする。ついつい根を詰めちゃうからね。パソコンを触るときは極力姿勢よくするようにする。
風呂に入って肩を温めたりして多少は痛みが緩和するが完全には痛みが治まらないので、16時くらいからちょっと横になったらそのまま眠ってしまう。約3時間寝て起きたら少し良くなった気がする。
夜映画を観に出かける。帰りに郵便局の移転先を確認してくる。少しばかり家に近くなっていた。しかしこんなところにこんな大きなビルいつの間にできたんだと思う。工事していたっけ。
3時半になるがそれほど眠くないのでまだ起きていたい。眠くて昏倒するまで起きて好きなことをしていたい。
読書は『怒り』上(吉田修一 中央公論新社)を読み始める。
吉田修一ってあまり読んでいないが、この『怒り』も殺人事件から話が始まる。過去に読んだ『悪人』とか、映画化された『パレード』を観たけどどちらも殺人事件絡みだった。吉田修一って、そういうテーマが多かったのかと今更思う。いや、ほかの作品の内容を知らないのだが。
今更そんなことを思うのは、僕にとって吉田修一は全日空の機内誌「翼の王国」でのんびりしたエッセイを書いている作家なのである。飛行機に乗ると、離陸の電子機器を使えないタイミング(9月から離陸時も電波を発していなければ電子機器を使えるように変わったけど)で、「翼の王国」を読む。そのときに一番最初に読むのが吉田修一のエッセイなのだ。このエッセイはどこかに行ったときの出来事などをなんとなくのんびりした雰囲気で書いていてとても好きなのである。何回も読んでいるので(連載の単行本化されたもので過去のものも読んだ)、だんだん吉田修一という人が垣間見えてきていて、機械が苦手で、(失礼ながら)ちょっと間が抜けていて、でも優しい人という気がする。
そんなエッセイを書いているのに、『怒り』もまた残酷な殺人事件の話から始まるので、今更ながらあれっと思ったのだった。
『怒り』はどういう話なのかまだ読み始めたばかりでわからないが、『悪人』は殺人を犯した犯人が「悪人」といわれるが彼はそんなに「悪人」なのか、という話なので、エッセイから感じられる人間っぽさとかとそれほど食い違うものではないのかもしれない。
あと、推理小説の歴史とリドルストーリー繋がりで、『マーク・トウェイン短編全集』上(マーク・トウェイン 文化書房博文社)から短編を一つ読む。短編というより掌編、わずか7ページの「中世のロマンス」というリドルストーリー。
この短編集には336ページに30編収録されているので、1編あたり11ページ平均ということになる短い作品が収録されている。他にもリドルストーリーがあるのだろうか。
映画はBSで、石坂浩二が金田一耕助の市川昆監督の1977年版『悪魔の手毬歌』を観る。1977年だと石坂浩二は三十半ばくらいか。ずっと年上の人のイメージだったのに、自分の方がずっと上になっているというのは妙な気がする。
この映画も何度も観たし、動機もトリックも結末もみんなわかっているのだけど、改めて観るとやっぱり引き込まれる。岸恵子が改めていいなぁと思った。この時の岸恵子っていくつだったんだろう。
映画館で『イン・ザ・ヒーロー』を観る。唐沢寿明主演でヒーロー戦隊ものなどの中に入っているスーツアクターの物語。
冒頭で準主役で出てくる福士蒼汰が生意気で憎たらしい。そんな態度に熱く語ってしまうスーツアクター唐沢寿明に、鬱陶しそうにしていた福士が次第に変わっていくというお決まりのストーリー。そんな熱くて鬱陶しい唐沢が、人知れず陰の立役者となってるスーツアクターが主役の話。クライマックスの殺陣は唐沢自身がやったみたいだけど、この映画にもたくさんの裏方がいるはずで、裏方を描く映画の裏にも裏方がいるということを痛切に感じさせる。あっという間の時間だったので、2時間超の映画とは終わってから気づいた。
ドラマはいつも通り「花子とアン」と「HERO」第10話。「HERO」は次回の最終回との続きの前編だった。
本日の日記BGMはHDの肥やしとなっている録画整理に古いPVを流す。別にドラマの主題歌を集めた訳ではないのに、どれもドラマの主題歌ばかりだった。そういや最近はどうかしらないけどこの頃のJ-POPってみんなドラマタイアップ曲ばかりだったなと思う。多分すべてのドラマを録画してチェックしていた頃に録ったPVなので、どのドラマの曲か全部わかるのだった。
最近はそれほどドラマを見ていないのでよくわかっていないだけで、ほとんどドラマのタイアップっていうのは今もそうなのかもしれない。
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昨日4時くらいに寝たと思うが9時くらいに目を覚ます。夜の睡眠時間は、4.5時間目安だが就寝時刻が4時を過ぎるととたんに起きられなくなるので9時は早起き。
昼に地震。最近、地震に気づかないことが多くて、もしくは地震があったみたいだけど本当に地震だったのかわからなくてTwitterを確認することが多いのだが、今日は確認するまでもなくはっきりわかる大きな地震。こんな大きな地震は久し振りではないか。
他の番組の録画の都合で、朝ドラの「花子とアン」を昼の時間で予約しておいたら、この地震で吹っ飛んでしまった。夜は夜で別の録画予約とぶつかるので今日の分は見られず終い。明日の昼二話続けて放送するらしいので明日の昼か、土曜のまとめ放送の際に見るしかない。
夕方17時から19時半まで2時間半ほど眠る。朝起きて数時間後、午後昼を食べたあと、夕方起床から12時間後の時刻というのは眠くなるものらしい。仕事をしているときは、朝は通勤時間に、昼は昼休み、夕方は終業後の休憩時間に10分くらいの仮眠をとっていた。ほんの10分くらい眠るだけで頭がすっきりする。休みの日や家にいるときは普通に1時間半くらい眠り込む。
睡眠時間は何時間が適切とかいろんな研究結果があるけど、実際には個人差があって4時間で足りる人もいれば15時間でも足りない人もいるんじゃないかと思っている。僕自身は、夜は4.5時間眠って、昼間足りない分を補うというのでもう何十年の習慣。猫型で眠くなったら寝るである。逆に言えば眠くなければ寝ない。
朝は何時に起きるべきとか、何時間以上眠るべきというのは、可能であればそうするのがいいのかもしれないけど(といってもそのよい睡眠習慣に定説がないからどうすべきなのかは誰もわからないと思うのだが)、今の日本の普通の企業に勤めるサラリーマンにそんな習慣を守れるような生活ができる人なんているんだろうか。みんな自分の生活に合わせてできるように眠るしかないんじゃないか。
読書は『怒り』上(吉田修一 中央公論新社)を引き続き読み、3分の2まで読む。
とても面白いのだが、話がどう進むのか全く読めない。冒頭の殺人事件から一年後の話で、歌舞伎町で風俗に勤めていた女の子が千葉の実家に帰ってきた話、博多から夜逃げして沖縄の離島に住む母子家庭、ホスピスに入院する余命わずかの母を持つゲイの青年、犯人を追う刑事たちの話が交互に出てくるのだが、冒頭に明らかになっている犯人がこの人たちにどう絡んでくるのか(刑事を除けば)まだわからない。
それぞれの人たちのところに謎めいた人物が出てくるので、そのうちの誰かが冒頭の犯人なのだろうが、ではそのうちの一人が犯人だとわかったあと残りの人たちの話はこの物語にどう絡んでくるのだろうか。
映画は、CSの録画で『白夜行 白い闇の中を歩く』を観る。東野圭吾の『白夜行』の韓国版の映画。TBSドラマ版、日本の映画版と観たので、映像化作品を観るのは3作目。文庫本で850ページの長編の全ストーリーは2時間程度の映画には収まりきらないので、映画は日本版も韓国版もかなり大胆に省略されてる。それはいいのだけれど、この韓国版ではなんで殺人を犯すのか映画だけ観た人には全然伝わらないという気もする。説明はあることはあるけど、単なる連続殺人鬼みたいになってしまった気がする。それでも最後は切なく感じた。
それからこちらもCSで『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』を観る。ゴジラ第7作目。タイトルには三大怪獣で戦うみたいだけど、どちらかというと『ゴジラ対エビラ、モスラも出るでよ」って感じ。タイトルにもある南海の孤島が舞台で、今回は日本で怪獣が暴れることはない。そしていよいよゴジラが悪者から人間の味方になった感がある。
地震で「花子とアン」を見逃したのでドラマ鑑賞はなし。
本日の日記BGMは宇多田ヒカル「First Love」。
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