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2008年10月後半
22時まで仕事。引き続き、『クローズド・ノート』を読む。
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18時まで仕事。夜は飲み会。読書は『クローズド・ノート』(雫井脩介 角川文庫)継続中。
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『私がクマにキレた理由』を新宿武蔵野館で観る。
『プラダを着た悪魔』のナニー(子守)版みたいな映画だった。『プラダを着た悪魔』はものすごく面白かったのだが、こちらはどうも。ちょっと凝った演出が鼻につき、ナニーという職業に魅力がなく、雇い主の仕打ちも単にこき使われているだけで結局ナニーとして頑張る意味が感じられないからだろうか。
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『ゲットスマート』をMOVIXさいたまで観る。
スパイパロディで単にくだらないギャグの集大成みたいな映画だと思っていたら、ストーリーの方はそれなりに作られていて、アクションやSFXもまじめにやっている。真面目じゃないのは主人公だけ。いや、本人はいたって真面目なのだが。というわけで、思っていたのとだいぶ違って楽しく観た。何も考えずに楽しめるエンターテイメント。
『クローズド・ノート』(雫井脩介 角川文庫)読了。
ちょっとした謎はあるけどミステリではない。その謎も結構早いうちにわかってしまうけど、謎解き中心なわけではないので別にかまわない。万年筆にまつわる蘊蓄とか、小学校の先生の日々の思い入れとかがじっくり描かれているのが面白い。安易なハッピーエンドのような結末ではないところもいい。でも気になるのはこのノートは日記といってもいいようなものなので、主人公がそれを読むという行為が、そして読んだことについて何の後ろめたさも感じていないことが引っかかる。
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『イーグル・アイ』をMOVIXさいたまで観る。
それなりに期待していたけど、期待に反することなく楽しめるエンターテイメント作品だった。途中、カメラぶん回し過ぎってところが何度かあったけど、それ以外は文句なし。
ちょっとネタばれっぽくなるけど、予告などを観て犯罪がらみのアクションものだと思っていたのだけれど、だんだんに謎が明らかになっていくとSFものみたいになっていくのが面白かった。見渡す限り何もない一本道で車がやってくるシーンでは『北北東の進路を取れ』の名場面を思い出した。クライマックス近くでは『2001年宇宙の旅』のハルの反乱を思い出す。他にもいくつか、そういう過去の映画を思い起こす場面があって、これオマージュなんだろうなと思う。これ監督はスピルバーグじゃないけど、最近のスピルバーグの作品ってそういうの多いからこれもスピルバーグの意図じゃないかと思うのだが。
『悪意』(東野圭吾 講談社文庫)を読み始める。
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日記の書き込みが停滞しすぎ。溜まっていた日記を三日分書いたけど、3つ書いてもトップには1つしか表示されない。これは、過去一週間分しか表示しない仕組みにしているからである。というわけで、一気にすっ飛ばして、今日の日記を書く。で、とりあえず過去ログをチェックしていただくと、3つほどアップしてあるのでよろしく。
今日の出来事。特にこれといったことはなし。読書は昨日から『悪意』(東野圭吾 講談社文庫)を読んでいる。
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『悪意』(東野圭吾 講談社文庫)を読了。
手記と独白などで構成された小説で、構成も変わっているが、物語もフーダニットではなくてホワイダニットだった。比較的早い時期に犯人が明らかになるので、本当に彼が犯人なのかという疑問も少しはあったが、いずれにしてもなぜ犯行に及んだのかというのが一番の注目点だ。
タイトルの「悪意」の意味が途中少しわかるような気がすることが何度かあるのだが、最後の最後に明かされた真相で「悪意」の意味が初めて明らかになる。
しかし、基本的に手記と独白で語られた小説。手記部分には嘘も含まれている。独白部分にだって、事実と異なることが含まれている可能性もあるわけで、そうすると最後に明かされた真相も含めて嘘である可能性もあるわけだ。すべては藪の中と、いえないこともないのが余韻となってまた面白い。
読書の他、特に記すべきことなし。日記をアップしていない10月14日から20日までの空白期間は、こつこつ埋めていくつもり。
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『フレフレ少女』をMOVIXさいたまで観る。
ドラマみたいなベタな映画だったけど、新垣結衣は可愛いし、ベタなだけに泣ける青春映画だった。新垣結衣の応援団長ぶりも最後には板について来て、相当練習したのかなと思った。とは言っても、応援団長になってもあくまで応援団なんかとは全く縁のない女の子がやっているという感じが変わらないのがいい。
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「流星の絆」第2話を見る。
原作を読んで、静奈役の戸田恵梨香はイメージ通りだが、功一役の二宮和也と泰輔役の錦戸亮はイメージが違うと思っていたが、原作とは違うキャラになっていて、特に二宮のキャラはこれはこれで二宮らしくて面白い。
原作通りと思っていた戸田恵梨香も原作とは違ったぶっとびキャラを今回は演じていて面白い。シリアスな話なのに毎回笑ってばかりだ。でもこういうノリでいけば、結末も納得して終わるかも。原作の詐欺師となった三兄妹の話というのは、やはり最後の後味が完全にはすっきりしなかった。その点、原作よりもいい終わり方になるかもしれないと期待。
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『亡国のイージス』を日本映画専門チャンネルの録画で観る。
映画館で観ているので再鑑賞。最初に観たときの感想では、原作をそのまま映画化するには時間が足りないが、描ききれない場面を登場人物そのものをいなくしてしまうのではなく、説明を省いて済ませているのがよいと思っていた。原作を読んでから時間が経って観るとその説明不足部分がやっぱり物足りないが、でもやはりこの方がいいと思う。映画だけを観る人には不親切ではあるが、『亡国のイージス』に先立つ物語の説明なども映画だけを観る人には説明不足を感じるだろう。では、この一本の映画だけですべて説明がつくようにしたとしたら、やっぱりつまらなくなってしまう気がする。映画だけで閉じていないことを不満に思う人も多いかもしれないが、この映画については原作を読むことを前提として観る映画にしておきたい。
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『P.S.アイラヴユー』(セシリア・アハーン 小学館文庫)を読み、映画『P.S.アイラヴユー』を観てきた。
原作は面白かった。夫を亡くした主人公が悲しみを乗り越えて立ち直るまでの物語だ。主人公と夫からの手紙だけではなくて、主人公と二人の親友、そして家族たちのエピソードがたくさん盛り込まれている。主人公の落ち込み具合が激しくてそこまでの落ち込み方をするだろうかとかいろいろ思うところはあるが、それと夫が死後に届く手紙を書こうとした理由がうまくあっている。訳者の林真理子は、あとがきで「ジーンと胸に熱いものがこみ上げてきた」ことが何度もあったと書いている反面、処女作のシロウトくささを指摘している。僕は林真理子が指摘するほど悪くはないかなと思うが、逆にジーンとくるというほどではなかった。むしろ読んでいるとどんどん落ち込んでいく気がするが、でもそれはそれで悪くはない。愛する人を失う悲しみっていうのがとてもうまく描かれていると思う。
映画の方も気になっていたが、原作が好感持てたので観にいくことにした。心配は、映像と音楽で盛り上げられたら泣かされるんじゃないかという点である。でも感動してカタルシスを得られるならいいかなと思っていたのだが、意外なことに涙は一滴も出なかった。結構混雑していた館内では泣いている人もいたけれど、僕には泣けなかった。
原作と全然違うというのが一つ。でも原作と違っていても構わないけれど、全然主人公に共感できなかったのだ。原作の主人公の悲しみはものすごく共感できた。でも映画の主人公からは、夫を失った悲しみが伝わってこない。いや悲しいが故の行動とかわかるのだけれど、なんだかちょっと違う。
たぶん映画を観てからだったら、原作も読もうと思わかなっただろう。何とも残念だった。
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停滞気味なので一行日記でリカバリーを図ることにする。なにか書いておきたいと思うとどんどん停滞していく。
今日も遅くまで仕事。期間限定琥珀エビスを飲む。読書は『秘密』(東野圭吾 文春文庫)を読んでる。
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午後の眠い時にただお話を聞く。昼間研修だと昼間何もできないので、夜仕事をする。
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朝から一日研修。ロールプレイングなので眠くならないのが吉。でも昼間何も仕事ができないので、今日も夜仕事。
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今日で研修が終わる。で、今日も夜仕事。23時過ぎまで仕事して、快速に乗りそこねる。各駅停車で帰ると家についたらもう1時。
一行日記を続けようと書いたそばから2日も溜めていた。駄目だなこりゃ。
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月末で多忙。今週は一度も映画を観にいけなかった。
『秘密』(東野圭吾 文春文庫)読了。夜、「流星の絆」第3話を見る。東野圭吾な日みたいだけど、「流星の絆」は東野圭吾というより宮藤官九郎のドラマという感じだ。すごく面白い。その上、今回は最後泣かせるし。
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読書
52.『孤独の発明』(ポール・オースター 新潮文庫)(継続)
58.『ポドロ島』(L.P.ハートリー 河出書房新社)(継続)
66.『メサイア』(ボリス・スターリング アーティストハウス)
67.『悪夢の観覧車』(木下半太 幻冬舎文庫)
68.『アイドルのウエストはなぜ58センチなのか』(飯田朝子 小学館)
69.『怪人二十面相・伝』(北村想 小学館文庫)
70.『クローズド・ノート』(雫井脩介 角川書店)
71.『悪意』(東野圭吾 講談社文庫)
72.『P.S.アイラヴユー』(セリシア・アハーン 小学館)
73.『秘密』(東野圭吾 文藝春秋)
映画(劇場)
61.『アイアンマン』
62.『容疑者Xの献身』
63.『宮廷画家ゴヤは見た』
64.『僕らのミライへ逆回転』
65.『私がクマにキレた理由』
66.『ゲットスマート』
67.『イーグル・アイ』
68.『フレフレ少女』
69.『P.S.アイラヴユー』
映画(DVD等)
23.『チャタレイ夫人の恋人』
24.『E.T. 20周年アニバーサリー特別版』
25.『亡国のイージス』
テレビドラマ
・「篤姫」
・「ガリレオФ」
・「流星の絆」1〜3
・「セレブと貧乏太郎」1〜2
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気がついたらもう11月。今年も残すところあと2ヵ月。一年って早い。
NHK BSで放送していた『天国と地獄』を録画で観る。夜は『ICHI』をシネマスクエアとうきゅうで観る。読書はしばらく中断していた『ポドロ島』(L.P.ハートリー 河出書房新社)を再開。
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