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2004年3月前半

2004/03/01

相乗り

 今月は頑張ろう、と思った一日目。しかも月曜であるが、いきなりいろいろ振り回されて、結局24時まで仕事をしていて、24時13分の東京行きの終電で帰る。当然、東京までしか着かない。しかも24時50分くらいになっている。一体、週の初めからこんなことでどうするのだと思いながら、一緒に帰った3人で食事をして、タクシーに相乗りして帰る。家に着いたら2時15分、思ったより早かったがくたびれた。さて、1日目からこんな調子でがんばれるのだろうか。

 話は変わって、新聞ネタなのだが、米ヤフーが検索エンジンにグーグルから独自検索エンジンに変えたという記事を読んだ。日本版ヤフーを見に行ってみたら、こちらはまだグーグルのようである。

 以上! これにてネタ切れ。風呂に入って寝ることにする。

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2004/03/02

大画面液晶テレビ

 結局、昨日はあれこれやって風呂に入って日記書いて、寝たのは4時過ぎだった。そんなわけで、予定としては今日は少し遅く起きて、平日でないとできない用事を片づけて午後から仕事をしようと考えていたのだが、少しではなくすっかり寝坊してしまった。せめて8時には起きようと思っていたのだが、10時くらい。睡眠時間としては、6時間でちょうどよいくらいなのかもしれない。

 時間がなくなってしまったが、電車の待ち時間が15分くらいあったので、LAOXに寄って液晶テレビのカタログを貰ってくる。最近、大画面の液晶テレビが欲しいと思っている。なにがいいのかよくわからないのだが、よく店などで目について印象に残っているのはSHARPのAQUOSだろうか。

 その印象というのは間違っていないみたいで、Webを検索してたら楽天の売れ筋ランキング(テレビ)がでてきたのだけれど、液晶はほとんどシャープ独占。このランキングを見て、プラズマテレビという選択もあることに気づいたが、こちらはパイオニア、ソニー、松下の三つ巴という感じ。パイオニアとソニーって好きなので、プラズマだとどちらがよいか迷うところ。そもそも液晶とプラズマの違いはどの辺にあるのだろうか。詳しい人がいて、オススメがあったら教えて欲しいところ。まあ、店で画像の美しさなどを比較するのが一番かもしれない。

 午後からの仕事だったが、夜はそうそうに仕事を切り上げて、久々に蕎麦屋で飲む。もっと時間が早くあがれるなら映画でも観たいところだが、都内に出るだけでも30分かかってしまうのでなかなか難しい。それから『女王の百年密室』(新潮文庫 bk1 / amazon)を読み始める。まだ冒頭しか読んでなくて感想を書くまでに至らないのだが、久々にちょっと何か書けそう。

 最近、毎日、愚痴日記みたいになっているのが我ながら嫌で、それなら何も書かない方がまだましなんじゃないかと思っているのだが、これを機会に打破したいところ。

 そうそう、森博嗣といえば、今日久々に寄った本屋で、豪華愛蔵版『四季』(講談社 bk1 / amazon)を見てびっくりした。春夏秋冬、全4巻なので、すべて刊行されるまでにしばらくかかると思っていたら、僕がうっかりしているだけかもしれないが、いつの間にか四巻全冊刊行(冬は来週あたり発売みたい)になって、しかもこんな豪華版まで出ているという。森博嗣って何人いるんだ。

 またまた、追記だけど、読み始めた『女王の百年密室』って、文庫になったのもだいぶ前だとは思っていたが、なんと続編がもう出てるのね。『迷宮百年の睡魔』(新潮社 bk1 / amazon)がそれ。というか、これももう去年の6月発売じゃないか。なんだか浦島気分だね。もう少し情報に接しないといかんかも。

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2004/03/03

orkut

 昨夜、比較的早く帰ってきたので日記を書いたあともしばらくサイトを更新していた。お気づきの通り、Rojix Antenna最新5更新を右の欄に追加。こういうことをすると、更新チェックツールでムダに引っかかってしまうかもしれない。もしその影響を受けてしまった方がいらしたら、できれば日記部分の範囲を指定してチェックをかけてもらえるといいんだけれど。

 最近、巷のWeb日記ではorkutが話題になっている。googleが、ベータ版で提供しているコミュニケーションサイトというのか、「出会い系サイト」というのか。入会するには友達から紹介されないと入会できないという、友達の友達は友達って思想で交友範囲を広げようっていうツールみたい。と、よく判らないまま、説明するよりはてなのキーワードOrkutをリンクしておく方がいいか。

 で、どんなもんなんだろうと、ささやかな好奇心、だけど是非誰か誘ってくれとか思うほどではない程度に興味を持っていたら、U5さんが誘ってくれた。(U5さんありがとう。)それで早速、興味津々、アクセスしてみる。必要な個人情報を入力して更新しようとしたら、First NameとLast NameはReal nameにしなさいとある。ハンドルネームのRoji Onで登録しようとしていたので、ちょっと踏みとどまる。Real nameでないことが判ったら、idがdeleteされることもあると書いてあるので、しばらく考えて本名で登録することにする。他の人はどうしているのかなと思ったが、知っていると人はU5さんにしても、ムネカタさんにしても、そもそもが本名なのでそういう問題はないのね。でも、友達の友達であることを信じて交友を広げていくという思想にのっとるのなら、やはりここは本名であるべきなのかなと思って本名で登録する。なんか、ちょっと難しく考えすぎなのかもしれないけれど。

 本名の登録に戸惑ったのは、もうひとつ理由があって、名前がフルネームはともかく、一覧などではファーストネームで表示される。やっぱり、アメリカ人と違って普段ファーストネームで呼び合ったりしないので、どうも違和感がある。

 それからProfileを登録していくのだが、本名を名乗ってどこまで個人情報を公開するかという点と、登録する項目の意味が何を意味するのかに悩んで(英語だからね)、なかなか登録できない。それであとで考えようと思って最低限の部分だけ入れてみたらなんとも素っ気ない自己紹介になってしまった。せめて興味のあるものについてだけ、とにかく充実させようかと思っている。数が多いと逆によくわからないものになってしまうんじゃないかと思うので、これも結構難しい。

 さて、次はfriendを追加することになるのだが、ネットの友人もいいけれど、ここは一つリアルな友人に紹介したいところ。しかし、リアルな世界では僕が露地温というハンドルでサイトを作っていることってほとんど話していないので、またこの紹介が難しい。でも、そういう繋がりを持たないとorkutって面白くないんじゃないか。単にネットの友人の間で友達の輪を広げていくだけなら、今でもできていることだから。

 というわけで、普通にネットのツールとしてorkutにはまっていく様子をいろんなWeb日記で読んだけど、僕としてはかなりいろんな葛藤のあるツールという感じをうけている。Niftyに入会して初めてネットの世界を知ったときと同じくらいのカルチャーショックを受けているかも。自分の写真を大半の人たちが公開していることに驚きの声はあったけど、自分の情報のどこまで公開するかとかネット以外の友人を紹介することの抵抗感みたいな反応って、あまり見ていない気がするんだけど、他の人はどう感じているんだろうか。

 話は変わって、講談社のメルマガで恩田陸の新刊情報。『麦の海に沈む果実』の続編『黄昏の百合の骨』が3月初旬発売。って、今3月初旬だと思うんだけど、発売日はまだ決まっていないんだろうか? bk1にもamazonにもまだ登録されていないようなので、リンクはできない。前作の『麦の海に沈む果実』もまだ読んでないや。

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2004/03/04

不調

 昨日夜更かししすぎて、今日はちょっと寝坊。このところ何かと寝不足なのでそれがたたったのか、はたまた風邪をひいたのか、それとも昼に食べたものが悪かったのか、午後腹を下してから異常に調子が悪くなる。夜もあんまり食欲なく、疲れを実感。やらなきゃならないことが多すぎてちょっと辛いよ。

 家に23時半頃帰宅。遅い食事をする。なんとなく胃が重いというか、気持ち悪くて食欲もなかった。

 読書は、『女王の百年密室』(新潮文庫 bk1 / amazon)をゆっくり、のんびりと読んでいる。

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2004/03/08

生存証明

 忙しさと怠惰が重なって、更新が停滞してます。とりあえず、生存証明だけ。書くことはあまりないんだけど、全然ない訳じゃないんだよなぁ。

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2004/03/09

確定申告

 確定申告なるものを、生まれて初めてやってみた。なんてことは、人によっては毎年やっている当たり前のことだったりするんだろうけれど、今まで書いたことがないのでやっぱり書いてみたくなる。

 国税庁のWebサイトに行くと、確定申告書作成コーナーというのがあって、順番に入力していくと、PDFで申告書ができてしまって、カラープリンタで印刷するとそのまま提出できるという便利な仕組みになっていた。

 そんなわけで、昨日の夜中、おもむろにやってみたのだが、意外に簡単にできてしまって、むしろこれで正しいのかどうかが心配という感じ。確定申告は難しいという印象があるし、この時期になると「すぐ書ける確定申告」みたいな本が山のように積まれているので、どうもよくわからなかった。そうそう、この手の本を立ち読みしても記入の具体例はあるけれど、だから自分はどうしたらいいのかというのがピンとこない。記入例だけあっても、自分の場合はどうしたらいいのか、というのが一度もやったことのない人の疑問なのだ。

 で、正しいのか間違ってるのかよくわからないが、とにかくできてしまったので、印刷してみる。カラー印刷すると見栄えもよくて、あとはもう提出するだけみたいに見えてくる。が、綺麗に印刷されたのは一枚目だけで、二枚目以降は色がにじんでいると思ったらだんだん色がかすれはじめて、最後の方はほとんど読めないくらいの印字。最後にインクカートリッジ交換のダイアログが出てくる。インク切れである。

 だいたい、必要なときに限って問題が起こるのはマーフィの法則にもあるとおりである。

 今朝は、とりあえず、その提出できそうにないかすれ印刷の申告書と、できた申告書のPDFを見られるようにノートPCを持って税務署に行く。申告書を貰って、書き写して、あとはわからないところも確認して提出してしまおうというもくろみ。

 行ってみて驚いたのは、まずは受付に行列ができていること。確定申告専用にプレハブひとつが用意されていて、中にものすごい人数の人たちが申告書を書いたり、書き方の指導を受けたり、椅子に座って待っていたり、もういろいろ。圧倒されながらも、出直してくる時間もないので行列に並ぶ。申告内容をいうと、申告書を山のようにくれて、名前などを書いて待っていてくださいという。整理番号は248番、まだ20人くらい前の番号が呼ばれている。

 提出する申告書は3種類だけだと思っていたのだがいろいろ渡される。とにかく、端から名前を記入するが名前の記入くらいすぐ終わってしまう。それでもまだ順番は来ないので、指導を受けるのを待たずに昨日の申告書作成コーナーで作ったものを見ながら記入していく。肝のところは相談しようと思って残しておく。するとちょうど、あとは相談してからにしようと思っていた部分だけというところまで書いたところで呼び出される。指導員のいるところに案内されていよいよである。

 ところが、パッと目を通して、「これができていればあとは後ろのタッチパッドで入力できますから、そちらの方が正確ですのでそちらへどうぞ」といわれる。タッチパッドで順番に入力すると、Webの申告書作成と同じようにできあがって、ドットインパクトプリンタで申告書に印刷できるようになっている。やり方も説明員がいますからどうぞと追いやられるように端末の方に移動する。空いている席があるので座ってみるが誰も来てくれない。まあいいかと、適当にメニュを操作していくと、隣で指導している人が「こちら飽きましたのでどうぞ」などと待っている人に声をかけている。指導をして欲しかったら呼ばれるのを待っているべきだったようである。

 まあいいや、わからなかった聞こうと、ずんずんメニューに答えていくとどんどん進んでしまって、ほんとうにこんなんでいいのだろうかと不安になる。と、そこで「大丈夫ですか?」と声をかけてくれる方がいて、今ここですみたいなことをいうと「じゃあ、こことここを入れてください」などと教えてくれるのだが、タッチパッドの画面の説明そのままといえばそのままなのだが、とにかく間違っていないらしいことだけはわかる。

 そんなわけで、わけのわからないうちに確定申告書ができてしまう。あとは提出して、控えを貰って、さらに申告書で割り出された納税金額分の税金を納めて帰る。

 というわけで、確定申告は難しくない。とにかく、時間を作って税務署に行けば勝手に流れ作業的にできてしまう。ということがわかった。

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2004/03/10

ロブ=グリエの小説

『反復』アラン・ロブ=グリエ  昨夜は部屋の片づけをしているうちに調子に乗りすぎて、4時くらいに寝るはめになる。なにごともほどほどにしておくべきだ。

 おかげで、2時間睡眠だったが助かったことにそれほど眠くない。しかし、昼間の眠いこと。ほとんど仕事にならず反省する。そんな調子なので本を持っていても読んだかどうか判らないが、『女王の百年密室』(新潮文庫 bk1 / amazon)を持って出かけるのをすっかり忘れていた。いまのところ、半分にはちょっと及ばない程度、まあ5分の3くらいだろうか、読んだところ。話の方は、未来が舞台なのだが、この時代からすると時代遅れの場所で事件が起こる。主人公の感じるそのギャップが、いかにも森博嗣的で興味深い。そんなわけで、4分の1くらい読んでも一向に殺人事件が起こらなくても全然気にならず、むしろ殺人事件の発生でミステリだったことを思い出したくらい。SFに分類してもいいかもしれない。

 夜は22時くらいから南浦和で飲む。ほんとうは、いろいろやることがありすぎて飲んでる場合じゃないんだけどね。
 入浴後に追記。
 bk1から届いているメルマガで、何日か前に、アラン・ロブ=グリエの20年ぶりの新作『反復』(平岡篤頼訳 白水社 bk1 / amazon)が発売になっていると知って気になっている。実はロブ=グリエの小説は読んだことがないのだけど。ということで、日記ではないけど忘れないうちにメモ。

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2004/03/11

なかなか早く寝られない

 毎日毎日眠い。寝るのが遅いからだとわかっているのだけれど、なかなか早く寝られない。どういうことなんだか。毎日楽しみがなさ過ぎて、家に帰ってからすぐに寝る気になれないのかもしれない。家に帰るまでは、眠いから早く寝たいと思っているのに。

 サイトのデザイン等、ちょっといじってる。一度実験してそのまま陽の目をみていない、「欲望のあいまいな対象」コーナーとか、再度練り直しとか。

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2004/03/12

危機感

 毎日、時間の経つのがものすごく速くて、いつの間にか週末。何もしないのに、また一週間が終わってしまったようで危機感を感じてる。

 無線LAN搭載クリエ発売に、おおっと思う。値段も手頃になってきた。でも家の中はともかく、外でLANが自由に使えるところってまだ少ない。

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2004/03/14

PDAで読める新聞

 昨日はなんとなく頭が痛いような気がしたり、鼻水が出たりして、風邪っぽいのだが、それほど酷くもないという中途半端な状態だった。そんなわけで、どこにも出かけずに部屋の片づけなど。夜になってだんだん調子よくなって、朝の5時まで片づけをして就寝。って朝だよ。

 今日は10時半くらいに起きて、食後買い物に。液晶テレビの値段とか見てみる。元々が高いが、だいぶ安くなってきてるんだなぁと思う。アテネオリンピックに向けてテレビを売ろうとしているので、もう少し待っていると安くなるんだろうか。でも、アテネまで待ってると7月くらいになるのかな。

 PDAで読める新聞というのがあって、例えばPDA読売だと一ヶ月で420円(税込み)だったりするので試しに購入してみる。最近朝、紙の新聞を買うことがあるが、日経だと140円。3日買うと一月PDA新聞が読めてしまう計算になる。
 PDA読売の場合、15分ごとに24時間配信されて、社説や英文記事もある。携帯でニュースなどを読むと通信代がかかったり電波の状態に左右されるが、PCでダウンロードしてPDAに取り込めば通信費もかからないし電車の中でも読める。でかい紙面を折り畳んで読む苦労もない。なかなか良さそうだ。朝、ダウンロードしてから行くのはちょっと時間がないかもしれないが、夜寝る前にダウンロードすれば、朝刊の締め切り記事くらいまではカバーできてしまうかも。

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