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2008年11月後半
『夜の桃』（石田衣良 新潮社）読了。
渡辺淳一的世界はすべてを失うことで終る。IT企業の社長で、妻がいて愛人が居ながら、自分の会社の若い女性と関係を持って、そして破滅を迎えるという話。妻も二人の愛人も失った後、喪失感を一人飲んで噛みしめたかと思ったら新たな関係の始まりを匂わせて終わる。男ってそんなもんだということなのか。
でも、描かれた破滅はまだこの後が大変なのではないかと思う。その部分を描かれないまま、新たな希望というのか懲りもせず新しい関係に向かうというのは、安易な感じがしてならない。
あまり心に残らない官能小説もどきの話という印象。
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「パワーパフガールズ」10周年記念特別番組として、カトゥーンネットワークにて「パワーパフガールズ」39時間一挙放送を録画している。物好きな。録画するのも大変だけど、観るのも大変だ。こんなの録画してどうするんだ。
録画の確認に2話みたけど、でも楽しい。
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久々に夕方で仕事を終えて飲みに行く。しばらく前までいろいろ仕事を一緒にしていた人の遅ればせながらの壮行会を有志で。
火鍋の店に行って食べたのだが、火鍋とは全く字のごとく辛い辛い。ビールも進み、さんざん飲んで2時間半コースのはずが、追い出されないのをいいことに、気がつけば4時間も粘っていた。
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仕事で遅く帰る。「パワーパフガールズ」の録画を見る。他に記憶なし。
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働けど、働けど、わが暮らし楽にならず。今日も「パワーパフガールズ」の録画をじっと見る。ガールズ助けて!
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『彼が二度愛したS』をMOVIXさいたまで観る。
前半エロティック・サスペンスという感じで展開。ユアン・マクレガーが罠にはまった後は、ちょっと幻想的な感じになるが、あとは割と先の読めるミステリ。結末が『ソードフィッシュ』を思わせる。
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『ニッポン無責任時代』を日本映画専門チャンネルの録画で観る。
夕方から外出。昔からの通信仲間と鍋を食べる会。
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寒くて動けない。まるで冬の虫だ。
土岐麻子のCD『WEEKEND SHUFFLE』を聴く。
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気がついたらまた停滞している。感想を書こうと思って、時間がなくて後回しにすると停滞する。そういう時は、もう読んだ本やら観た映画のタイトルだけにしておけばいいのだと思っているのだけど、そう割り切れないことも多く。
今日も寒過ぎて何もできない。なんだか、昨日から冬になって寒くて動けなくなった虫みたい。動きが鈍い。
ちょっとだけ買い物に外に出たら、雨も降ってこの寒い中素足で歩いている女子高生がいて信じられなかった。
夜、映画を観ようと思っていたけど、やめて焼酎のお湯割りを飲み始める。こんな寒い日に酒なしにはいられない。
休み中に少し仕事をする予定だったが進まない。こんなことなら、持ち帰らずに仕事場に行った方がよかったのではないか。集中して片付け、ついでに帰りに映画でも観に行けただろうに。
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今朝は晴れているせいか、昨日の寒さよりは大分まし。一日仕事に追われて、夜軽く飲んで帰る。
読書は引き続き『幻影の書』（ポール・オースター 新潮社）。面白いけれど、時間がなくてあまり進まない。
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今日も遅くまで仕事して、深夜帰宅。「パワーパフガールズ」がささやかな楽しみ。2回分4話見る。日々がルーチンワーク化している。
読書は『幻影の書』（ポール・オースター 新潮社）。
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朝から天王洲アイルで打ち合わせ。仕事で外出は久々のような気がする。午後もやること山積みでバタバタと過ごして気がつけば23時なので帰宅。もうパンパン。
昼から何も食べてないので、焼酎のお湯割りを飲みながらサンドウィッチを食べる。心の糧、「パワーパフガールズ」を見ながら。
読書は『幻影の書』（ポール・オースター 新潮社）を引き続きのんびり読んでいる。
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怒涛の仕事。夜、21時半から飲みに行く。深夜帰宅。帰宅してすぐ寝る。
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『1408号室』を新宿ミラノ2で観る。
原作を読んでいないので、映画化がよくできているかは不明だが、スティーヴン・キング作品の映画化としてはいい感じ。なぜ、そのホテルに泊まるのかという背景の説明、そして主人公の背景にある娘の死、父親との確執について詳細は描かれず匂わせる程度での説明があって、いよいよ問題の1408号室に入ることに。それからしばらくは結構怖い。というか驚く。だが、その恐怖は瞬間的なものであまり持続しない。悪夢のような出来事のせいだろうか。後半は娘の死やそれにまつわる妻との過去、父との過去などの話の比重が高くなる。精神的な苦しみみたいな話は、恐怖とはまた違う方向に向かっていく。
ホラーとして怒涛の破滅へ向かうような話なのに、意外なことに結末は若干救われる。なんだかホラーらしくないというか、御都合主義的な匂いも感じてしまうがまあいいか。
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11時頃起床。休日だが仕事に行く。夕方までに仕事を片付けて、映画を観にいこうと思っていたが終わらず。夜遅く帰宅して桜花を飲む。
クレジットカードを使おうとしたら、エラーとなってしまう。サポートに電話したら、磁気がおかしくなっていると思われるので、カードを再発行するという。
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読書
74.『悪夢のドライブ』（木下半太 幻冬舎文庫）
75.『夜の桃』（石田衣良 新潮社）
76.『変身』（東野圭吾 講談社文庫）
77.『秘密の島のニム』（ウェンディー・オルー あすなろ書房）
78.『幻影の書』（ポール・オースター 新潮社）（継続）
映画（劇場）
70.『ICHI』
71.『ハンサム★スーツ』
72.『アイズ』
73.『彼が二度愛したS』
74.『1408号室』
映画（DVD等）
26.『天国と地獄』
27.『ビートルジュース』
28.『復活の日』
29.『暗い所で待ち合わせ』
30.『ヘルボーイ』
31.『大冒険』
32.『ニッポン無責任時代』
テレビドラマ
・「篤姫」
・「流星の絆」4〜7
・「セレブと貧乏太郎」3〜4
アニメ
・「パワーパフガールズ」1〜10
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月末月初処理で忙しい日で、かつ今やっているプロジェクトのレビュが佳境。したがって、今日は残業必須と思っていたのだが、思わぬ展開で18時くらいには終了。
少し前に、以前のプロジェクトの打ち上げの話があったのだが、その打ち上げが今日だった。というのは実はその18時過ぎにレビュが終わったところで知る。状況的に今日は絶対行けそうにないと言っていたので、案内すら来ていなかったのだ。
というわけで、急遽その打ち上げに参加、日本酒をたくさん飲んでヘろへろに帰宅。
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