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2008年7月前半
月末のドタバタは続く。月末処理は本当の意味では末日には処理できないわけで、翌営業日が実質上の月末処理の締め日となる。昨日できなかったことをしゃかりきになってやっと6月が終わった気がする。いや、終わったというのは気のせいかもしれない。
考えてみれば、6月が終わると今年も半分終わったということだ。今日から2008年の後半がスタートする。半年の間にやりたかったことはできたのか、なんだか全然できていない気がする。
「CHANGE」第8話を見る。神林(寺尾聡)の画策で補正予算案は否決され、それに関係あるのかないのか朝倉(木村拓哉)は失踪。キムタク総理の仲間たちは、総理の失踪を隠しつつ探そうとドタバタするというコミカルな始まり。一度は落ち込んだキムタク総理だが、自ら復活する。今やキムタクを支持する側に回った小野田(中村敦夫)たちは、裏で総理降ろしを画策した神林を罷免するように勧める。
普通ならここで罷免するのだろうが、それではキムタク総理っぽくない。どういう対応に出るのか、そのとき神林はどう出るのか。キムタクが罷免と反対の行動をとったとして、神林は心動かされるような人物ではないだろう。キムタク総理の無垢な対応っていうのはもう想像がつくので、そのとき神林=寺尾聡がどう出るかが楽しみ。
結果としてはそんな想像通りだったので、面白かったけれどもうひとつ物足りない。そろそろ最終回が近いので、もっと過激に急展開とかほしいところ。
見ていたドラマがあらかた終わったとはいえ、まだ「CHANGE」が続いているので新番組はまだ先のつもりでいたのだが、いつのまにかもう今週から始まる夏のドラマもある。脚本家の名前で見たいと思うのが今のところないので、どうしようかな。一応、「コード・ブルー」と「魔王」はチェックしてみようと思っている。
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10時から22時まで仕事。帰宅してのんびりしているうちに寝てしまう。ちょっと疲労がたまってきた。
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「コード・ブルー」第1話を見る。ドクターヘリというのが珍しいが、よくある医学ドラマの予感。生死が絡むので勢いドラマチックになる。山下智久のクールさが、何に由来するのか彼の過去の謎が物語のひとつの柱になりそう。とりあえず、それなりに面白く見たので続きも見てみようかと思う。
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「魔王」第1話を見る。主人公は表向き天使のような弁護士、だが過去に弟を殺されていてその復讐を始めるという話。復讐のターゲットは弟の同級生だが、今は刑事になっている。復讐の殺人の前にその刑事と殺された男の元にタロットカードが送られていた。そのタロットカードを作ったらしい少女はサイコメトラーで物に触れるとそれにまつわる記憶を読み取ることができる。第一話では、だいたいこんなところが少しずつ謎が解けるように紹介されていく。タロットによる予告殺人とサイコメトラーの少女なんてあたりは結構面白そうな題材を扱っているのに、今一というかかなり退屈な感じがした。二回目は見なくてもいいかなというくらい。
韓国の人気ドラマのリメイクということなので、それならオリジナル韓国版を見た方がよさそうだ。
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週末読書はまた息抜きに軽く読めるハウツー本を二冊読む。
『STUDY HACKS!』(小山龍介 東洋経済新報社)を読む。少し前に読んだ同じ著者の『IDEA HACKS!』(小山龍介 東洋経済新報社)の姉妹編だ。取り立てて、新しい話はなかったが、一つだけすごく感心したのは100円ノートの使い方。ノートの最後のページをインデックスにする方法で、これには感心。でも元ネタは、「超」メモ術というサイトということだった。立ち読みでパラパラ見ただけだけど、『情報は1冊のノートにまとめなさい』(奥野宣之 ナナ・コーポレート・コミュニケーション)がやはり100円ショップのノートにすべてをまとめろという趣旨なのだけれど、そのノートをパソコンでインデックス化するとか書いていて、そんなの無理だろ!と思ったが、このインデックスは実際的でかつ単純なのに気付かない方法だと思う。「超」メモ術サイトは、ちょっと一見の価値あり。ほんの1分で確認できる。
もう一冊は、『本は10冊同時に読め!』(成毛眞 知的生きかた文庫)。ハウツー本とかいうと、ハウツー本嫌いの著者に怒られるかもしれないが、このハウツー本は実に面白かった。書いてある趣旨、主張には納得できないものが多かったり、特にテクニック的な紹介もないし、書かれていることはタイトルにある「10冊同時に読め」ということだけなのだが、成毛眞という人のすごさがわかるのが面白い。付箋読書をしていたら、付箋貼りまくりである。こんな人がマイクロソフトの社長をやっていたのかと驚き。というか、こういう人だからマイクロソフトの社長をやれたのかもしれないが。世の中にはこんな人もいるんだなぁ。
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今一といいながらも気になってまだ見ている「二十面相の娘」の第12話「魔人対怪人」。ネタばれありで。
気になって見続けている理由はいくつかあって、二十面相一味が根こそぎ殺されてしまう衝撃の第6話がやはりすごすぎたからというのが一つ。その話を最後に生死不明のまま姿を消す二十面相がどうなったかが気になるのが一つ。日本に帰ってきたチコの元に明智探偵が現れるが、その正体はもしかして二十面相なのかというのが気になっていたから。
で、今回ついに二十面相が再登場。白髪鬼に島に呼び出されたチコを追う明智だが、乗っている船の船主に「さっきもあんたを乗せたと思う」と言われる。それって! 島では明智が眼鏡をはずし、変装をといて二十面相が姿を現す。明智は明智で存在しているけど、二十面相は明智に変装してチコに近づいていたみたいだ。結局、今までの話に出てきた明智のうち、どれが二十面相だったのかわからない。
タイトルの「魔人対怪人」の怪人は二十面相だったわけだが、さえない失敗で今日の話は終わる。話はいよいよ佳境に向かうわけだけど、全体の話の流れが気になるのに対して、毎回の話がお粗末すぎるのでだんだんどうでもよくなってきた。
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『ザ・マジックアワー』をMOVIXさいたまで観る。
面白かった。面白かったけど、ものすごく期待していたせいか、今一つだった。いや、面白いんだけど、なんかもう笑いっぱなしみたいな映画を想像していたのだ。それでいてちょっと泣けたり。
まさにその通り、笑いあり感動ありの物語なのだけど、もっとね、もっと笑うと思っていた。
佐藤浩市扮する売れない映画俳優が騙されて殺し屋を演じ、その殺し屋を本当の殺し屋だと思っている西田敏行扮する街のボスと会うシーンなんか、二人の擦れ違いっぷりはなかなか面白い。でももっと面白くていいはずだと思ってしまうのは、期待しすぎなのかないものねだりなのか。
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なんだかテレビ日記と化している気がするが、構わず「CHANGE」9話の話。
前回の終わり、神林(寺尾聡)の反撃から最終回まで怒涛のように一気に行くのを期待していたけど、そうならなかった。そして次回は最終回。それなら、もっと過激にならないのかな。前半内閣支持率が落ちたりするけど、変にまとまった小休止、そしてキムタク総理が倒れたところで終わり。どうなったかは次回というわけだけど、なんだか緊迫感がない。過労気味という伏線も、スキャンダルが週刊誌に載るのも、なんだかあまり深刻な感じがしない。悪役が弱いのかな。神林の策略が見えないのも理由の一つかも。裏で何をたくらんでいるのかというのは不安感はあるが、絶望感もない。策略で失脚するのは悔しいが、別に総理になりたくてなったわけでもないという背景があるから、総理を辞めたっていいじゃないという気がしてしまう。総理を辞めるしかないというだけでは、絶望感は感じないのだ。たぶん一番最悪なのは、内閣支持率とかいう数字じゃなくて具体的な顔の見える支持者が離れていくことだ。そういうのがないから、つまらないのかな。
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テレビ日記は続く。今日は「あんどーなつ」を見る。
貫地谷しほり主演の和菓子職人を目指す女の子の話らしい。役名が、安藤奈津というふざけた名前。第一話は、和菓子職人の元に弟子入りするまでの話で、その弟子入りするまでを浅草を舞台に小さな一つ一つのエピソードの積み重ねで描いていくという、丁寧な作りのだけど、最初からここで働くのだろうという感じがしているのでなんだか歯がゆい感じがした。続けてみるかどうかは微妙な感じ。
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『ビター・ブラッド』(雫井脩介 幻冬舎)を読み始める。同じ著者の『犯人に告ぐ』(双葉社)が面白かったので、内容は全く知らないまま期待をしながら読み始めたが、なんとなく物語に入りにくい。刑事になったばかりの主人公が、子供時代に別れ交流のなかった父親と同じ事件を捜査することになるのだが、この父親との交流が話の中心になるのだろうか。まだ冒頭なので、これから面白くなるのかもしれないが。
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架空楽団から、30周年記念ライブの案内が届く。8/16(土)に渋谷O-WESTにて。それにしてももう30周年なのか、光陰矢のごとしである。これは行くしかない。一緒に行く人が決まったら予約を入れよう。
夜、「コード・ブルー」第2話を見る。まあそこそこ面白く見られるが、医学ドラマの1バリエーションだと思ってしまうと、結局は同じようなドラマである。こういうドラマは結局登場人物が好きかどうかによって決まる。主役級の女性陣は新垣結衣と戸田恵梨香、二人とも好きだがこのドラマでは悪くはないがそれ以上でもない。主役級の男性陣は山下智久と浅利陽介、山下はいつもワンパターン的なキャラを思い浮かべるが今回はクールな男を演じていてちょっと違う気がする。浅利は名前を知らないくらいなので普段との比較はないが、第1話からコミカルキャラとして登場しているけれど、10のうち1くらいシリアスが入るところがちょっとよい。脇役は柳葉敏郎とか勝村政信とかりょうとか杉本哲太とか。医者役とかで見ているので、それっぽくも手堅い感じ。意外なのは、ヘリパイロット役の寺島進。やくざな刑事役(言葉が矛盾しているが正しいよね?)などがはまり役だが、ドクターヘリのパイロットでフライトドクターを目指す主人公たちを、横からアドヴァイスするという役。まだあんまり役的には目立たないが。
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録画で「四つの嘘」第1話を見る。今回はイントロという感じだが、主人公の一人であるはずの羽田美智子が第1話で死んでしまうというのが、この後どういう風に話が進むのか気になるところ。相変わらず、永作博美は魔性の女的な役柄でこれもいい。
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三億円犯人の実行犯は女子高生だった、という『初恋』を再見。劇場で観た時に、前半がものすごくもたついた感じがしていたが、後半にはほとんど前半の喫茶店の話が出てこないからかなと思った。
三億円強奪の計画を打ち明け、リハーサルがはじまるあたりから緊迫感が高まる。だが、三億円事件そのものはあっけないくらい簡単に終わる。そのあとがまた長い。でもそのゆっくりとした時間の中で気持ちが描かれているのは好きだ。
いっそのこと、喫茶店の仲間の部分の話をごっそり省いてしまったらどうだったんだろう。
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「YOMOYA series 5 "YOUR OURS HOUR"」と題したYOMOYAのレコ発イベントにQuinka, with a Yawnが出演するというので聴きに行く。すごく狭いフロアにほとんど観客と出演者の区切りのないようなところでまずはnhhmbaseの演奏。それもそのはず、O-NESTって本来のライブフロアはその下の階だった。下のフロアに行って、前に来たことを思い出したが、それを知らずに、また特に何も案内がないまま待っていると、YOMOYAの人が「下でQuinkaさんが始まっています」と案内。上にそのまま残っていた人もたくさんいたみたい。そんなわけで、一曲目をほとんど聴き逃してしまった。続けて、「アイロンとクレヨン」「春の風」、一曲タイトルわからず、最後に「ローズマリー」。メンバーはQuinkaのほかに、鎌田将、林英和、小貫早智子、常盤ゆう。
そのあとmoools、最後にYOMOYA。大体こういうとき、似たような傾向のバンドが集まるわけだが、今回はあんまり好みに合わず残念だった。nhhmbaseがちょっとカッコイイと思ったくらいか。
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もういいかなと思った「二十面相の娘」だが、また見てしまう。前回の続きで二十面相と白髪の魔人との対決の話である。舞台は飛行船の上での出来事となる。二十面相と白髪魔人の過去が描かれるが二人の因縁を説明してはいるものの、二十面相の背景を描くエピソードとしては深みがない。二十面相はチコを助けて海に落ちていく。またこれで生死が不明のまま、表舞台から姿を消すのだろう。爆薬の仕掛けられた飛行船に、チコとケンが残されたまま今回の話は終わる。次回は爆破する飛行船からの脱出劇になる模様。
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11時くらいまで寝過ごす。午後のんびり過ごし、夜は映画を観にいくつもりだったが何となく眠いのでやめて休養。少し眠る。中途半端に夜に昼寝をしたら、夜中眠れない。明け方まで浅い眠りのまま。休養のつもりが本末転倒。
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「CHANGE」最終回を見る。
だんだんドラマもどうでもよくなってきたみたいで、ハードディスクの空き容量チェックを忘れていたら、ほんの少しだけ足りなくて最後の10分かそこら録画が切れていた。本筋としては終わって、後はエピローグ的な部分だったのでまあいいかという感じ。完璧主義で、たとえ1分でも切れるのは嫌なのに、まあいいかと思えるというのはほとんどどうでもいいと同義である。
話はそれなりに面白いんだけど、あんまり驚きがないのかな。まあ、驚ければいいってわけでもないけど。そんなわけで、なんとなく予定調和的に終わってしまい、結局CHANGEとかいってるけど変わんないじゃないかと思ってがっかり。
もしかしたら、最後の切れた部分で変わった日本が映ったのかもしれないけど、それもなんだか当たり前すぎてつまらない。
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「あんどーなつ」の第2話を見る。和菓子職人に弟子入りした奈津とそこで巻き起こる下町の人情物語。なんだか物足りない。奈津は、お客さんの気持ちを知って満月堂では今は作らない和菓子を勝手に作ってしまうのだけど、それが悪いことだとは思わず親方に強く叱られて初めて気づく。もともと和菓子職人ではなくて、お菓子を作りたかったというのはあるけれど、そんなことも判らないのかな。人情話のエピソードより、この奈津の失敗談が全然しっくりこない。やっぱり、もう見ないかな。
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『面白いほど成功するツキの大原則』(西田文郎 現代書林)を読んだ。面白かった。そういや、『ピター・ブラッド』(雫井脩介 幻冬舎)もこの間読み終えたのだけど、感想を書いてなかった。後で書くかも。
今日は仕事関係の懇親会で飲む。日本酒を飲みすぎて、帰り道からふらふらしていた。なにもせずに寝る。
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