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2012年8月後半
寝坊して朝食を食べる間がなく出かける。遅れる連絡メールをケータイから打ち込んでいて、駅のコンビニでも買うのを忘れて朝食抜き。終電まで仕事して、読書しながら帰る。
『アリアドネの弾丸』(海堂尊 宝島社)読了。
メインのキャラのほかに、このシリーズに出てくるキャラが脇役チョイ役で出てきて、さらに別シリーズのエピソードも混じり合い、超豪華なキャラ小説になっている。密室殺人とは書かれていないし誰も言わないけど、変則的な密室殺人ものという気がする。医療的な薀蓄が事件の背景にもトリックにも絡み合っていて、なんだかんだいってすごいと思う。
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終日仕事。そしていつもの寿司屋に行く。何も言わなくてもプレミアムモルツと焼酎のボトルとロックのセットが出てきた。行きつけの店といえるレベルになったかな。刺身で飲んで、寿司を少し食べて、お椀で締める。帰宅して爆睡。
『いねむり先生』(伊集院静 集英社)を読み始める。正確には、7月頭に少しだけ読んだ続き。
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7時半起床。昼間、マンションの消防設備点検があるので家の雑用などをして、夕方から仕事に行く。帰りの電車でビールを飲みながら帰宅。夜はテレビの録画をDVDに焼いたりする。半日休みがあるだけで休日感がある。
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11時起床。寝坊して、睡眠不足解消。夕方から仕事に行き、今週までの仕事が完了したので、軽く打上げに行く。
『いねむり先生』(伊集院静 集英社)読了。
伊集院静の自伝的小説で、登場人物はイニシャルなどで表記されているが読んでいると特定できたり、いねむり先生を巡る交友関係をちょっと調べればわかる。ある程度虚構も交えているのかもしれないが、実在の人物たちとの交流が描かれているのでエッセイを読んでいるような気軽さと、いねむり先生や主人公の隠れた苦悩が対照的に重く描かれる。なぜか皆に好かれているいねむり先生に、主人公はなぜか気に入られる。二人の共通する苦悩がいねむり先生と主人公を結びつけたのかもしれない。
いねむり先生と過ごす日々は愉しそうで、その間にはひどい出来事もあのだるが、それをものともしない救いがあるように思えて、こんな風に人と付き合えたらいいなぁと思う。
終わりの方はあっけなく話が終わってしまう。主人公の未来を暗示させるようなエピソードがあるが、主人公がその後どうなるのかはっきりとは描かれない。普通の小説であればその先は読者の判断にゆだねられるしかないが、自伝的小説としては今の伊集院静へとつながるとから描く必要がないということか。
最後のエピソードに、いねむり先生と過ごした日々(読者としてはリアルでもなければ、数時間の経験でしかないのに関わらず)が押し寄せてきて、主人公とともに落涙する。
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7時起床、9時過ぎから23時まで仕事。グリーン車でビールを飲み、帰宅後食事。友人が上京しているが会えず終い。
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一日仕事、グリーン車でビールを飲みながら帰宅して、家でご飯。最近、少し家でご飯を食べる率が高くなってきた。暇ができたというより、夜食事をとりに行きそびれていることが多い。
『楽園のカンヴァス』(原田マハ 新潮社)を読み始める。画家アンリ・ルソーの絵を巡るミステリアスな物語。
帰宅して、ご飯を食べながら『ブラッドレインII』を半分くらい観る。DVDレコーダーの空きHDがなくなってきたので、何か消したくて観たら消してしまうつもりで選んだ一本。保存したいものはDVDに焼いて、焼くと急いでみる必要がないので先延ばしにされ、どうでもいいものは消す前に観ようとする。優先度が間違っているんじゃないかと思う。
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一日仕事に追われる。帰りは普通に帰るとグリーン車の時間に間に合わない時間になり、タクシーで途中駅まで行って、グリーン車に乗る。そしてビールを飲んで帰る。これに乗れないと各駅停車で時間がかかり、ビールも飲めない。
歯医者で治療中の歯があって、仮歯を入れてもらって、次回型を取るというところで忙しくなり、ずっと行っていない。そのときに入れてもらった仮歯が欠ける。いい加減治療にいかなくては。
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終電で読書をしながら帰宅。引き続き、『楽園のカンヴァス』(原田マハ 新潮社)。帰宅して、ヱビスを飲み、ご飯を食べながら『ブラッドレインII』の続きを見る。
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金曜日でグリーン車は満席、普通の車両で帰宅。というわけで、家に帰ってからビールを飲む。飲みながら、録画で『パッセンジャーズ』を観る。さらに晴耕雨読など。
飛行機事故の生き残りのカウンセリングをする主人公の前から、生き残りの人々が姿を消していき、また謎めいた出来事が続く。飛行機事故はただの事故ではなく、なにか裏に隠されていた秘密があるのではないか。謎は深まっていくばかりでどう収拾をつけるのかとおもったら、何というか唐突な展開で一気に結末を迎える。そもそもが不可思議な出来事が多かったので、そういう種類の映画だったのかと思ったが、ミステリー的な展開をさせているのが結末との間にちぐはぐな印象を感じる。
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一度目を覚ましてから、二度寝、三度寝を繰り返し、11時まで眠る。今週の睡眠不足を解消する。といっても眠ったのはトータル8時間くらい。
平日にできない雑事をこなし、夜久しぶりに友人Oと会う。近くにできた鮮魚系の居酒屋で飲む。
昨年11月に放送したドラマの『火車』を観る。原作は、確か女が名前を呼ばれて振り向くところで終わるとかそういった感じで、その場面を書きたくてこの物語を書いたと宮部みゆきは言っていたような気がするが、それまで「女」のことはずっとわからない。だんだんに輪郭がはっきりしてくるように浮かび上がってくる。そういう点では、最初から視聴者の前に姿の見えるのはともかく、セリフがたぶん全くないまま最後まで女を演じる佐々木希の使い方はうまいと思った。
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13時起床。午後雑用を済ませて、夕方から仕事。仕事は早めに切り上げ、洋食屋で食事して帰宅。
『楽園のカンヴァス』(原田マハ 新潮社)読了。アンリ・ルソーの発見された絵画が贋作か否か、仮に真作だったとしてその下にはピカソの青の時代の作品が隠されているというスリリングなシチュエーション。絵画の真贋の謎を解く鍵は一冊の本。ルソーの晩年の出来事を描いた創作なのか事実なのか、作者が誰なのかもわからない一冊の古書。絵画の真贋の判定の裏には、様々な思惑が潜んでいる。
歴史的事実をベースにした絵画ミステリとしてなかなか面白かった。
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終日仕事。終電で帰宅してビールを飲みながら『氷の微笑』を少し観る。なぜ『氷の微笑』なのか。この有名な映画をテレビ放映ですら観たことがなくて、なのでたまたまCSで放送していた時に録画しておいた。そして最近、DVDの録画領域が足りなくなって、観たらすぐ消せるものと思った時に選んだということ。
まあ大体予想通りで即消去してしまう。いや違った、観た分だけ消去した。続きはまた明日。
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終日仕事、終電に乗るべく慌てて帰るが、あとわずかなところで乗り損ねる。目の前で行ってしまったそのままタクシーに乗るのも納得がいかない。そのとき、冷やし中華ののぼりが目に留まる。今年はまだ冷やし中華を食べていないことに数日前に話題にしていて、こののぼりを見たらやっぱり食べずにいられないと思う。冷やし中華を食べる。
そして今日はホテルに泊まることにする。
今週はこの夏初の出来事がもう一つあった。それは今年初めてエアコンをつけたこと。日曜日に友人が自宅に遊びに寄るかもしれないと思い、エアコンをつけてみた。電源を差し込むところから。リモコンは電池を抜いたままになっていたので、電池を探す。いやはや、今頃初エアコンって、今年最後のエアコンじゃないかと思う。
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終日仕事して終電で帰宅、家で缶ビールを2缶と晩御飯。食事しながら、『氷の微笑』、昨日の続き。30分くらいしか観られない。まるで連ドラだ。
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今日は、かねてから予定していた打上げであったが、やはり仕事が終わらず遅れていくつもりでいたが、結局出られる時間になったのはもはや一次会終了の時刻。二次会から合流すことに。連絡を入れると、まだ一次会の店にいるというので、店が決まったら連絡してくれるように頼んで、それまで遅れていこうとしていた四人でビアレストランでビールを飲む。
そして二次会で合流して2時間弱飲む。そして終電で帰宅。
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終日仕事。日付が変わってから寿司屋で飲む。日付が変わってしまったあとのささやかな誕生祝いってところだが、毎週のように金曜の夜は同じ寿司屋で飲んでいるのだから特別なことは何もない。
ここ数年、歳をとったからといって祝うべきこともないので、誕生日が来るたびに「また一つ無駄な歳をとってしまった」などとつぶやいてきた。今年も同じ無駄な歳をひとつ増やしただけだが、50歳という自分でも想像していなかった歳になった。全く実感がわかないが、なんとなく今のままじゃいけないよなとか、もうちょっとましなことをしようとか思う。なんとなく、ようやく大人の仲間入りしたのかなという気がして、ネットなどでコメントを貰うと、「ちょっと大人になった気分です」とか答えている。
というわけで、今日から大人の仲間入りです。大人といえるような生き方をしたいね。
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読書
19.『サラの柔らかな香車』(橋本長道 集英社)(継続・読了)
20.『アリアドネの弾丸』(海堂尊 宝島社)
21.『いねむり先生』(伊集院静 集英社)
22.『楽園のカンヴァス』(原田マハ 新潮社)
23.『日本人が誤解する英語』(マーク・ピーターセン 光文社知恵の森文庫)(継続)
24.『猫鳴り』(沼田まほかる 双葉社)(継続)
映画(劇場)
16.『おおかみこどもの雨と雪』MOVIXさいたま
映画(DVD)
1.『ブラッドレインII』
2.『パッセンジャーズ』
3.『氷の微笑』
テレビ
・「浪花少年探偵団」#2
・「火車」
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久々に純粋な休日。普段できない雑用を片付け、休息する。
夜、『アベンジャーズ 2D 字幕版』をMOVIXさいたまで観る。
期待通り、何も考えずに楽しめるヒーローアクションもの。ヒーローたちの自我が強すぎてうまくいかないが、関係を悪くするのもアイアンマンことスタークなら、ヒーローたちを再び結集するのもスターク、活躍もアイアンマンが美味しいところを持って行ってる気がする。アイアンマンが好きな自分としては大満足。最後にはアイアンマン3の予告。
クレジットが流れた最後にヒーローたちが、たぶんスタークの行きたいといっていた店で疲れ切った姿でだらだらと食事している姿は笑える。いや笑えないのか。このくだらないおまけも好きだ。
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