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2011年4月前半
18時くらいから飲む。早い時間から飲んでも、終わりにする時間がいつもの通りなので気が付いたらべろべろになってる。
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『宝石の美女 江戸川乱歩の「白髪鬼」』を観る。
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『プラチナデータ』(東野圭吾 幻冬舎)読了。
事件現場から犯人のものと思われるDNAを採取して、DNAから肉体的特徴−−身長とか体格とか顔の特徴、毛深い、禿げやすい等々−−や近い血縁者の情報が割り出されるという近未来SF的な話と二重人格の話を絡めたミステリ。SFっぽい設定から、主人公は刑事でもミステリではないのかもしれないと思いながら読み始めたが、ミステリだった。しかしかなりいろいろなSF的要素が含まれている。面白くは読めたけれど、SF的要素とミステリとの兼ね合いがちぐはぐな感じもした。
テレビドラマ「カルテット」の最後の2話を見る。「ヘブンズ・フラワー」の放送が再開しないと思ったら、放送自粛とのこと。
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『勝手にふるえてろ』(綿矢りさ 文藝春秋)を読み始める。冒頭の「とどきますか、とどきません。」というところから、とてもいい。期待しながら読み始めたが、睡眠不足で読書は進まない。
神亀を熱燗で飲む。あてはあじのなめろうとか新生姜とか。さらに瑞泉のお湯割り。
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アトム・エゴヤンの新作『クロエ』が5月28日公開とか。楽しみ。
地震騒ぎで今までよりテレビを見る。朝、電車が動いているとか、放射能で家を出てはいけないとか、確認するためなのだが、これが一番電気を使っている気がする。
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『英国王のスピーチ』を新宿ミラノ1で観る。
スピーチが苦手、というより子供の頃からの吃音でスピーチの途中で言葉が出なくなったりするイギリス国王ジョージ6世(コリン・ファース)が、何人もの専門家の治療を受けるが決して治ることはなかった。しかし、ライオネル・ローグ(ジェフリー・ラッシュ)の元で、徐々に回復していく。
静かでありながら、時には怒鳴りあう激しさもある熱い話。開戦を余儀なくされ、国王のスピーチが求められるラストシーンで、スピーチが成功して終わる。圧倒的な感動とかではなくて、ほっとする感じ。しかし温かい気持ちで自然と泣けてくる。
『勝手にふるえてろ』(綿矢りさ 文藝春秋)読了。冒頭からの期待通り面白く読むが、結末にはちょっと疑問を感じる。現実逃避の妄想とそんなことはあり得ないとあきらめる現実を秤にかける主人公の心理を面白く読んでいたけれど、妄想を妄想に終わらせずに暴走していく勢いがありながら、現実に折り合いをつけてしまう結末はなんとなく尻すぼみで物足りない。妄想に暴走して破滅するところまでいかないで現実に折り合いをつけてしまうからだろうか。破滅する前に立ち止まるのが確かに現実的かもしれないけど。
「モンキービジネス」2011 Spring vol.13 は「ポール・オースター号」とか。気になる。
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『原稿零枚日記』(小川洋子 集英社)を読み始める。まるでエッセイみたいなタイトルで、中身もまたエッセイのように始まるけれど、小川洋子らしい幻想世界に満足。
ヱビスとローヤルのロック。にとりのけやきでラーメンを食べる。
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白樺山荘でラーメンを食べる。昨日のけやきも今日の白樺山荘も余裕で入れる。雪まつりのときはどちらもいつも行列になっていたけど、雪まつりのときが異常だったのだろう。地震騒ぎで外国人観光客が少ないのだろうけれど、ラーメン屋にその影響はあまりないのではないかと推測。
たぶん10年以上ぶりに時計台を観に行く。時計台は、がっかりする名所の一つとして数えられているし、既にその10年以上前に一度見ているので先日はスルーしていたけど、改めて行ってみる。パネル展示で、時計台の歴史をいろいろと紹介していて、意外と時間が潰せた……じゃなくて意外と面白かった。いやほんとに。
昼はうにむらかみでうに丼を食べる。この間は、うにといくらの二色丼だったけど、物足りない気がしたので、今回はうにだけにする。旨かった。旨かったけど、やっぱり何か物足りない気がした。物足りないというか、単に食べ足りないというか。でもあの量で止めておくのがいいんだろうな。腹一杯、食べるものでもない気がする。夜、いろんなものを食べながら、うにも食べるというのが一番いいかも。
サッポロファクトリーに行く。サッポロファクトリー自体は単なるショッピングセンター。階段や吹き抜けのスペースに、結構巨大な、ビール醸造の機械らしきものをオブジェにして、飾ってあるのがちょっと面白い。煉瓦の建物があり、この中はお土産やさんなどが中心。札幌開拓使麦酒醸造所・見学館を覗く。いろいろ見るものがあるのかと思ったら、ビールの釜?があってそこを見下ろす二階のスペースに数枚のパネルがあるだけだった。隣の賣捌所(うりさばきじょ)でビールを小さなグラスにだけど、1杯250円で試飲できる。というわけで、ブロンドスターのろ過と未ろ過を飲み比べてみる。5種類くらいだから全部飲み比べようかと思っていたが、昼にもビールを飲んでいたので2杯でおなかいっぱい。残念ながら断念する。
夜は前回と同じ天ぷら屋へ。前回教わった北の勝をたのむがないという。他の北海道のお酒もないというので、仕方なく八海山を飲む。八海山ならどこでも飲めるので、ちょっとがっかり。前回話の面白かった人も、今日は後ろに控えていて挨拶するだけで話す機会がなくちょっと残念だった。
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朝食後、土日祝日限定で地下鉄乗り放題のドニチカキップ(500円)を買って北大植物園まで地下鉄を乗り継ぐ。
植物園は、10年以上前に来た時も、雪まつりのときにも行っていないので、今回が初めて訪れる。入口に向かうと、温室入口にまず行きあたり、説明を見るとこの季節は温室のみ公開となっている。それを見て10年以上前に来た時に植物園を見ていないのは、冬季の閉園中で観られなかったことをおぼろげながら思い出す。しかし温室は見られるということなので、いざ温室へ。入口には土曜日は午前中のみの貼り紙があり、またもや危なかった。
そうやってついに見ることができたのだが、温室はすごく小さくて、特に印象に残るものもなく、あっという間に一回りしてしまう。寂れた感じがするが、見ている間に2組ほど別の観覧者もきて、意外に思う。ふと気付くと、温室に入ったときの正面に「B棟」の矢印があって、一旦部屋を出た先にもう一つ温室があることを知る。そこは熱帯植物、食虫植物の棟で、入ってすぐにウツボカズラがある部屋があり、その他も最初に見ていたところより充実した感がある。一番奥はサボテンの部屋で、ここが一番面白かった。
植物園のあと、帰り道に赤れんがで有名な北海道庁を見て、市内をぶらぶらと歩き、昼食にスープカレーの店に入る。スープカレーは名前は聞くものの食べる機会がなくて初めて食べた。名前の通りなのだが、店にもよるだろうが本当にさらっとしたスープで想像外だった。その後、夕方から駅地下街を散策したり、これも前に行った北大へと足を運ぶ。夜はラーメン横丁でラーメンを食べる。
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一日散歩切符2200円を買って、小樽に行く。中央通りをまっすぐ行き、途中セントラルタウン都通りというアーケードをぶらぶらする。再び中央通りを行き、小樽港まで。小樽港で海を眺める。小樽運河の海側の通りを歩いて、浅草橋から日銀通り、寿司屋通りと行って、当然のことながら寿司を食べる。
日銀通りの金融資料館を見学して、堺町本通り沿いのいろんな店を見て歩く。そのまま南小樽駅まで歩く。
もう一度小樽駅に戻ろうか迷ったけれど、だんだん疲れてきたので、そのまま千歳空港に行き、帰宅する。
『原稿零枚日記』(小川洋子 集英社)読了。
エッセイのような軽い文体で日常が描かれているのに、いつのまにかどす黒い悪意の塊がにじみ出てくるような話になっていて、読み始めてすぐに感じた印象通りすごく面白かった。旅行中に読んだのはちょうどよかった。小説の語り手も取材で旅行に出たり、いつもと違う場所に行く。折しも北大の植物園に行った記憶が、例えば小説の苔料理の旅館の話と混ざったりして、現実と虚構が混在した別の記憶が生まれてそうだ。というか、実を言えば植物園に行った夜には、その記録を書き始めたら、B6ノート3枚になり、そこに書かれたのは現実とちょっと違う幻想譚に変わっていた。これは『原稿零枚日記』の影響以外の何ものでもない。
旅行については、写真も撮っているのであとで再整理しておきたいけど、いつになることやら。
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『ロスト・シンボル』(上)を読み始めようとする。
読み始めようとして、外出時に持ち歩いていたが結局一度も開くことなく持ち帰ってきてしまった。
日本酒最後の一合くらいを飲もうと思ったら、実際には猪口一杯しかなくて、瑞泉のお湯割りを飲む。そろそろお湯割りの季節も終わり。鯵の刺身、鯵のなめろう、キュウリ、新生姜、とろろ蕎麦。おなかいっぱいになったら眠い。
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計画停電はすっかり行われなくなったが、計画停電の影響で生活時間帯を1時間早くしている。今日も20時には家で瑞泉を飲んでいる。早くから飲み始めるとどうしても飲みすぎる。
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送別会で飲みに行く。17時から飲み始めて、2時間コースを30分延長。そのあと二次会にカラオケに行く。17時から飲んでいるのだから、早めに終わればいいのに普通に23時まで、計6時間くらい飲んでいたら飲みすぎた。べろべろに酔っ払って帰宅。読書どころではない。
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新宿ミラノ2で『ツーリスト』を観る。ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーの共演の話題作。なかなか面白いと思って観ていたのだけど、結末があまりに安易でがっかりする。だってそれなら、あれは、あのときは、まさかこれって、と疑問というか矛盾がいろいろ出てきてしまい、あの結末はないと思う。
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テアトル新宿で『婚前特急』を観る。吉高由里子の悪い女ぶりが楽しいラブコメディ。
映画の後、久々に知り合いのバーで飲む。
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ちょっとゆっくり起きて、昼は弁当を買ってきて食べる。のんびりしていたら居眠りする。どうも疲れているようだ。
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