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2004年7月後半

2004/07/16

週末のささやかな幸福

 一週間の過ぎるのがものすごく早い。今朝月曜日でまた一週間の始まりか、憂鬱だなぁと思ったような気がするのだが、既に週末になっている。

 3連休を前に宿題を持ち帰って早帰り。帰りに日本酒を買って帰る。少しのんびりしてから、スーパーに買い物に出かける。刺身を買って帰る。刺身を食べながら冷やしておいた日本酒を飲む。ささやかな幸福の一時。

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青山ブックセンター全店閉店!

 掲示板のまいまいさんの書き込みで知った青山ブックセンター閉店! 全然イメージがわかない。そんなことってあるのか! 大体、破産したからって店そのものは残ったりするじゃないですか。他の会社が経営建て直しをして。青山ブックセンターは消滅ですか! すごいショック。

 青山ブックセンター全店閉店!

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2004/07/17

冷酒の小確幸と早起きと昼寝

 昨夜は冷酒二合でかなり幸せになった。村上春樹流に言えば、小確幸って感じだろうか。それだけで十分幸せだったのだが、もう一合飲んでその間にゆでた蕎麦を大根おろしと食べたら腹も一杯。あんまり気分がよいので、それに眠いのでベッドに転がったらそのまま朝まで眠ってしまった。
 最近蕎麦屋に行けなくて残念だが、蕎麦屋で飲んだら7、8千円はかかるだろうところ、せいぜい2千円くらいで済んで、そのまま帰ることもなくすぐに寝られるので、家で飲むのもいい。蕎麦屋になりたい人の気持ちがよくわかる。(違う!)

 昨日もそんな風に寝てしまったわけだけど、一昨日もノートパソコンで資料を作ろうと思ってベッドに持ってきて、そのまま寝てしまった。(一昨日はビールくらいしか飲んでないよ。)もう木曜くらいからだいぶお疲れさんになっていた。

 それでも今朝は6時半に目を覚まし、二度寝して起きられないと時間がもったいないのでそのまま起きる。「機動戦士ガンダム第08MS小隊」を観た後、それほど何かをしたというわけではないので、遅くとも3時には寝ていたはずだから3時間は寝ているはず。足りない分は、疲れを取るためにも昼の暑くて活動が鈍ってきた頃に昼寝をして補う。とかいって、昼ビールを飲む理由づけでもあったりする。

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「てろてろ」と「風」

 『てろてろ[MAXI]』(矢野絢子)と『風/贈る言葉(CCCD) [MAXI]』(上戸彩)をamazonで買っちゃった。

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amazon発送

 食後の昼寝をしている間に発送されたよ。今度は早い。前はなかなか発送されなくてなぜだろうと思っていたが、今日は早い。メール便だと届くのいつなのかな。

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ABCがなくなっちゃったということ

 青山ブックセンターの閉店について、昨日は単純にショックで信じがたいことだった。でもいつの間にか、冷酒を飲んで気分がよくなってそのまま忘れていた。今日になって、その事実が紛れもない事実として変わらず存在することを改めて認識して、どうしたらいいのかわからなくなってしまった。いや、別にどうする必要もないのだが。

 一番利用していたのはルミネ2店だろうか。去年、毎日仕事場への往復だけのような生活の中で、23時前に駅につくことができれば毎日寄り道できた唯一の本屋だった。(8時から開いているので、朝にも寄ったことだってある!)
 しかも1フロアのスペースに見たいと思う本も買いたい本もほぼすべて並んでいた。映画や演劇、哲学、サブカル等は豊富だったし、文庫や実用書も普通に並んでいた。1フロアしかない分、コミックコーナーは狭いしノベルスなんかもほとんど置いていないが、読書好きの間で話題になるようなコミックは並んでいたし、ノベルスなら殊能将之とか舞城王太郎とか必要最小限のものはちゃんと並んでいる、読書好きのツボを心得たそういう品揃えだった。
 たぶん、ここ数年で僕の買っている本の半分か最低でも3分の1くらいはここで買っていたんじゃないだろうか。

 最近は新宿とは方向が全く変わってしまったので、実際に行くことはあまりなくなっていたが、心の本屋として機能していたのだ。毎日仕事場との往復で、平日に本屋に行くことは99%ないという最近だが、たまに22時前に家に帰ってきたとき、「今から埼京線に乗れば30分後にはABCに行って本を買うことができるのだ」と思うだけで、安心した。実際に行ったことはなかったが、財布を持って出かけようとするくらいまでの気持ちになったことはある。夜中に突然本屋に行きたくなる活字中毒患者にはなんと心の支えになっていたことか。

 これから新宿で本屋に行きたくなったらどうしたらいいのだ。あんなに遠くて本に対する扱いが酷い紀伊国屋に行くしかないのか。夜20時を過ぎていたらもう諦めるしかないのか。大体今日だって、出かけた帰りに寄り道するはずだったのに…。

 あー、どうしたらいいんだろう。

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Quinka, with a Yawn@Eggman

 などと書いているうちに出かける時間が遅くなっていた。

 今日は、渋谷eggmanでQuinka, with a Yawnのライヴがあるので、それに行くつもりだったのだ。6時半開演なのに家を出たのが6時20分くらい。サイトに7時から演奏とあったので少しのんびりしていたらのんびりしすぎた。駅に向かう間に時計を確認して唖然としたのだが、7時にはまだ新宿あたりまでしか着きそうにない。そんなに出遅れているとは自覚がなかった。

 電車の中で計算して、どう考えてもEggmanに着くのは7時15分を過ぎてしまう。演奏時間はせいぜい20分なので全然間に合わない。諦めて映画など観て帰ろうかと思ったりするが、とにかくEggmanに行って、演奏が終わってなかったら入ればいいじゃないかと思い直す。

 結局7時15分くらいにEggmanに着く。入り口で訊くとまだ始まっていないというので当日券を購入して入場。丁度、フルカワモモコが歌っていた。初めて聴いたときには今ひとつだったのだが、その後割といいかなと思っていたので最初から聴きたかったが、しかたあるまい。
 次の演奏がQuinka, with a Yawnかと思っていたら、SPIROだった。なんだ全然心配する必要はなかったんじゃないか。諦めずに行ってよかった。

 今日のQuinka, with a Yawnはフルバンド構成。「やさしい二人」から始まって、続けて「ベランダの花」。「ベランダの花」はまだよさがよくわからない。痒いところに手が届かない感じで聴いていて何かはがゆい。
 MCのあと「真夏の蜃気楼」、「前を向く人」。この二曲が今日はとてもよかった。特に「前を向く人」は久しぶりに聴いたせいか、新鮮だった。
 そのあとの、渋谷のあるカフェを歌ったまだ曲名の決まっていない曲、というのもよかった。カフェの名前は歌詞に出てきて、宇田川カフェ。実名のカフェを出しているあたりが、「コーヒーブルース」のQuinka版みたいなものなのかなと思った。
 最後は「くちびるとマーマレード」。

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首都消失

 しつこいようだけど、青山ブックセンター再び。ライヴの帰りに新宿によって、ルミネ2のエレベータ前に出ている「閉店のお知らせ」の看板を見てくる。だから何が変わるってわけじゃないのだけど、なんとなくこれを確認しないとまだ実感として沸いてこない。葬式に顔を出すような気持ち。
 カメラを持ってこなかったので、携帯のカメラで写真を撮る。ピンボケしていたので載せないけど。

 あの本がどこにあるって、レイアウトが頭に入っていて、自分の本棚のように見たいときにはいつでも見られるというつもりでいたから喪失感がでかい。22時半ならいつもなら十分寄り道していく時間だが、ABCがなくなってしまったら新宿といえども開いている本屋はなさそうだし。

 結局、この本屋がなくなってしまったことで、新宿に行く意味がほとんどなくなってしまった。テアトル新宿、新宿武蔵野館、東急系の映画館があるので、映画を観に来るからまだ全く意味がなくなってしまったわけではないが、これらの映画館も最近全然行っていない。そうすると、わざわざ新宿で降りて何かするという理由がないのだ。新宿がなくなってしまったのと同じだ。

 新宿ルミネ2店のことばかり書いているけど、六本木店がなくなったことの方が一般的には影響度が高いんだろうな。六本木はシネヴィヴァンがなくなって以来、僕の中で消失してしまった街なのでほとんど行くことがない。でも深夜に有楽町辺りにいるとき突然本屋に行きたくなったときに六本木店に行っていたっけ。
 あとは終電後の赤坂に取り残されたとき、始発を待って六本木店で立ち読みをしていたっけ。映画、音楽、演劇等の本がいくらでも、そしてずっとあると思っていたから買うことなく安心して立ち読みできた。そもそもすべて自分のものにするには多すぎることを目の当たりにできた。
 六本木に行ったとき、ABCがなくなっていること、別の店舗になっているのを見た時に実感がわくんだろうな。

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ささきあきえのストリートライヴ@新宿南口

 帰ろうとして、南口の券売機前を歩いていると、そこで歌っている女性のストリートミュージシャンの歌声が妙に耳に残る。一旦通り過ぎたのだが、思い直して戻って少し聴いてみる。キーボードで弾き語りをする彼女の目の前に3人組の男たちがいて、それ以外に観客はいないように思っていたのだが、戻って立ち止まって聴いていると、ずっと遠巻きに観客がいることに気づく。そして、彼女の目の前の3人組は観客というより酔っ払いらしいことに気づく。

 キーボードの目の前で3人に取り囲まれるような感じでも歌い続けるのがすごいなぁと思っていたら、一人がマイクをいじったらしく、ついに歌が途切れて「マイクは触らないで、後ろにもお客さんいるんだから」等諭す言葉が聞える。そして、「ほら歌詞忘れちゃったじゃない。2番から歌います」とそのまま歌を再開した。すごい度胸だ。これくらいでなければ、女性一人でストリートミュージシャンなんてできないのかもしれないが。
 遠巻きの観客の二、三人が酔っ払いのすぐ隣まで行って聴いている姿勢を見せると、酔っ払いたちも一歩下がる。そのうちに酔っ払いの三人組は去っていって一安心。

 そんなアクシデントもあって、ついつい一曲最後まで聴いていたら、トレーディングカードといって名刺カードサイズの広告を観客たちに配って廻る。カードを見ると、彼女はささきあきえとわかる。四谷天窓でもライヴをやるようだ。ちなみに四谷天窓には行ったことがなくて、いままでずっと「よつやてんそう」と読むのだと思っていたが、「よつやてんまど」だった。
 CDも3枚作っていて、1枚につき3曲はいって1000円なので、最後に歌っていた曲の入っている2枚目の「愛は夢、ぼくは鳥、君は空」を買って帰る。
 CDを買ったら、「くらしの悲恋新聞」という手作り新聞をくれた。帰りの電車で読んだら、書いてあるのは曲の感じとは逆でコミカルな内容。なんとなく気恥ずかしくなる。自分の曲を「悲恋ポップス」と呼んでいたりとか、そんなところもちょっと気恥ずかしい。

 家に帰ってCDを聴いてみるが、ライヴの方がよかったような気がして、また生で聴いてみたいと思った。ほぼ毎日ストリートライヴをしているらしいので、また聴きに行ってみようと思う。

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『タオの月』

 家に帰ってビール、昨日の残りの日本酒一合、さらに缶チューハイと続けて飲んだらいつの間にか眠っていた。

 そういえば、順番が最後になってしまったが、今日は朝テレビをつけたらたまたまやっていた『タオの月』を観ることから一日が始まったのだった。なんだか、今日は結構盛りだくさんな一日だった。ようやっと一日分の日記が書き終わった。

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『タオの月』

『タオの月』  雨宮慶太のSF時代劇。城主の命で、永島敏行扮する修行僧?の酔狂、阿部寛扮する侍の疾風(はやて)の二人が、岩を一刀両断する不思議な刀の原料の謎を追う。吉野紗香が案内の少女れんげとして出てくるが、彼女の役割が今ひとつ弱い。最初、無力な彼女が大人になって力をつけて帰ってくるような話なのかと思っていた。

 「マカラガ」という謎の玉が実は異星人の最終兵器で、それをコントロールできるのが「タオ」という鐘のようなものなのだが、れんげは異星人と同じ「タオ」を使える力をもっていて、また異星人と会話できるという点で特別なのだけれど、そういう重要なキーパーソンであるにもかかわらずカリスマ性がない。
 戦いは疾風と酔狂に任せてしまうのはそれでもいいのだが、クライマックスの「タオ」を鳴らすシーンがあまりにあっけなさ過ぎで、れんげの存在感が弱いのだ。ほんとに単に「タオ」を使う力をもってさえいれば誰でもいいっていう感じがしてしまう。

 面白いシーンもたくさんあって、榎木孝明が角行という悪役を演じているのだが、角行と酔狂の戦いでは二人は印を切って向かい合うだけで、その間に二人の影が格闘するとかいうのは面白い。もともと予算不足による工夫なのかもしれない。二人の格闘で酔狂が壁際まで飛ばされてそのまま壁を上に持ち上げられていくシーンとか、地面から離れていく足のアップと天井に近づいていく上半身のアップだけで表現していて全身が映らない。撮影の現場を思い浮かべて、ちょっと笑ってしまったりしたのだが、でもこういう工夫は嫌いじゃない。

 それに比べて「マカラガ」という最終兵器も血を吸って不気味なクリーチャーに変わるのだが、どうもそのクリーチャー自体に魅力がない。またそこに工夫がない。クリーチャーをCGで表現しているのだが、クリーチャーのCGに予算を持ってかれてしまったのか。その割りに全然面白くないのである。
 クリーチャーの全身が出ているのがそもそもの失敗のような気がする。クリーチャーの全身が出ても魅力的なクリーチャーって、なかなかない。エイリアンですら、全身が映った時点でガッカリされられた人が多いと思う。
 ここでもCGなんか使えなくて、ひたすら造形物をカット割りだけでうまく表現していたら、かえってCGを使うより面白くなったんじゃないかと思ったりする。

 文句ばっかりなんだけど、こういうB級的ノリが好きなだけに、いろいろな不満を感じてしまうのだ。

[ 『タオの月』(1997 監督雨宮慶太) 2004/7/17 日本映画専門チャンネル ]

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2004/07/18

朝から日記書き

 昨夜は飲んでささきあきえ「愛は夢、ぼくは鳥、きみは空」をリピートで聴いていたら寝てしまった。気がつくと午前4時。時間が時間なのでベッドに移動してそのまま寝る。

 そして9時頃起きる。やっぱり酒をチャンポンで飲むのはよくない。なんとなく頭がすっきりしない。恒例「M-ON! カウントダウン100」を聴きながら、朝食を摂ったり、昨日の日記の続きを書く。
 しかし、カウントダウン系番組はやはり好きな曲よりも(僕にとって)どうでもいい曲の方が多いので、新しい曲を知る以外にはあまり面白くない番組になってきた。自分の好きな曲がかかるのを待ちながら、どうでもいい曲を聴き続けることになるから。自分の好きな曲ばかりを聴ける番組はないだろうか。

 そしてひたすら日記を書き続ける。昼飯を食べ、昨夜入浴しないまま寝てしまったので風呂に入ったのを除けばずっと日記を書いていた。結局、昨日の夕方出かけて以降の日記を書いているだけで14時過ぎになってしまう。何か間違っているんじゃないか。

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「てろてろ」と「風」到着

 15時頃、出かけついでにポストを覗くと『てろてろ[MAXI]』(矢野絢子)と『風/贈る言葉(CCCD) [MAXI]』(上戸彩)が届いていた。なんと「風」「忍たま乱太郎」のエンディングテーマだったのね。それから、「贈る言葉」はPS2のゲームの主題歌とか。

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新榮堂書店池袋本店も閉店

 Mystery Laboratoryで新榮堂書店が池袋の本店を閉店と書いていて、今度は新榮堂かとため息が出たけど、情報元を辿ってもその情報源がよくわからない。仕方ないのでぐぐってねた元を探していたら、知ったかぶり週報(7/16)でも、青山ブックセンター閉店絡みから書かれていて、どうもABCよりも話は早かったみたいだ。

 この記事中で、「パルコブックセンター」はすでにその名前では店がなくなっていることを指摘して、「コジャレ書店チェーン」時代は既に終わっていたと結論付けている。この文脈からすると、リブロもかつてのような書店ではなくて、ただの大書店になってしまっているのか。最近池袋にはとみに行くことがなくなってしまったので、リブロにもずいぶん行っていない。

 それはともかく、新榮堂書店の池袋本店の閉店はちょっと気になる。本店はあまり好きではなくて、高校大学と池袋を活動拠点にしていたときにもあまり利用したことはないので、思い入れとかはないのだが、今一番利用している地元の書店が新榮堂書店なので。まあ、普通の書店だから、撤退したらまた別の大型書店が入るだけのことかもしれないが。

 そういえば、池袋といえば、しばらく前に芳林堂書店が閉店したことにはショックを受けたのを思い出した。なんとなく僕の好きな書店ばかりが閉店しているような気がしてきた。結局、生き残りをかけると、つまらない大書店になってしまうのだろうか。

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その後

 出先で散髪。昼間から飲む。もって出かけたノートPCで『てろてろ[MAXI]』(矢野絢子)と『風/贈る言葉(CCCD) [MAXI]』(上戸彩)を聴く。『風/贈る言葉』はDVD付なのでDVDも観る。
 『てろてろ』は同時収録曲二曲、「闇の現(うつつ)」、「ニーナ」もよい。しかもゲストミュージシャンに金子飛鳥渡辺等が参加していた。買って大正解。
 夜は焼肉をがしがし食べる。また飲む。飲んでばっかり。22時頃帰宅。

 『てろてろ』などの感想を書こうとしてなかなか書けずに停滞してしまったので、とにかく日常記録のみアップ。

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2004/07/19

怠惰な一日

 今朝から左の肩が急に痛む。単なる肩凝りなのだが、昨日までなんでもなかったと思うのに突然である。丁度寝違えたときと同じような感じで、それが首筋でなくて肩にきているという感じ。

 朝はちょっと遅く9時過ぎに起きたのだが、そんなわけで肩をもみほぐしてみたり、疲れているのかと思って寝てみたり、だらだらと過ごす。今思えば、昨日の午前中延々と日記を書いていたのが悪いんじゃないかという気もしている。

 でも、昼間はなんでこんなに調子悪いのかなぁと思いながらそんな感じでだらだらと過ごしているうちに夕方になっていた。なんか最悪。

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雨上がりの急な坂道

 たった今見たPV、little by little『雨上がりの急な坂道』がよかった。

 新人かなと思ったら、デビューは『悲しみをやさしさに (CCCD) [MAXI]』で、ヒットしているみたい。全然知らなかった。これもアニメの主題歌みたいで、「NARUTO―ナルト―」のオープニングだそうだ。
 最近って、何でもタイアップ曲なんだなぁ。

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『てろてろ[MAXI]』

『てろてろ[MAXI]』  ピアノとヴォーカルなシンプルさとちょっとマイナーなメロディライン、そしてタイトルの「てろてろ」という言葉を含めて歌詞がいいと思って買ってみた。まずは歌詞を読みながら聴いてみた。「知らないところに行きたいな」とかなんとなく懐かしいような感じがする始まりなのだが、「君の事を想っているんだ」とか「君のそばにたいんだ」という歌詞があって恋の歌でもあったのかと思ったりするが、それでいて「ここに居たい」とか「ここに居る僕がさわれるもの全部 愛してゆきたいんだ」とか、必ずしも誰かを愛しているわけではなくて、この街この土地に対する愛みたいだったりして、歌詞を読んでも結局よくわからない気がしてくる。なんとなく、うまく現せない気持ちすべてが整理されずにそのままある感じか。
 なんだかわからないけど、やっぱり好きだ。

 「てろてろ」はともかく、他の曲はどうだろうというのが気になっていたが、一緒に収められている二曲ともよかった。
 「闇の現(うつつ)」は、アップテンポのジャズっぽい曲で、ちょっと予想外だったが、でも矢野絢子らしい気がする。これもちょっと懐かしい感じがしていい。
 もう一曲は「ニーナ」という曲だが、これはニーナと名づけられた椅子を通してみた人々の営みというような物語になっている。長いよ、12分3秒もあるよ。これも歌詞を読みながら聴いていたら涙が出てきてしまった。その物語がどうというのではなくて、使われている言葉のせいかな。他の曲もそうなのだ。なぜか言葉がそういう気持ちを喚起する。

 最後に参加ミュージシャンを見てびっくりしてしまった。「てろてろ」のヴァイオリンになんと金子飛鳥が参加。「闇の現」にはウッドベースに渡辺等とか参加してるし、「ニーナ」のカルテットも飛鳥ストリングスだった。
 買ったのは正解だった。

[ 『てろてろ[MAXI]』 矢野絢子 ]

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2004/07/20

過剰な人とサイト改造

 週末の肩凝りは日記の長時間の更新もあるけれど、その作業を携帯用のA4ノートPCでやっていたことが原因じゃないかと思い始めた。A4ノートだと画面の高さが低くて、どうしても猫背気味になってしまう。
 加えて、先週くらいに仕事用のB4ノートが壊れて、仕事でもこのA4ノートをメインマシンにしているのだ。

 とはいえ、更新自体がちょっと過剰気味というのもあって、ずっと更新が滞っていたのに、復活してからどんどん日記の更新量が増えている気がする。忙しくて映画を観たり本を読んでいない、インプットがないためにアウトプットできないという事態から、最近は日記ばかり書いていてインプットする暇がないというわけのわからない常態になっている。
 忙しいというわりに、テレビを見る時間も長くなっていて、すっかりテレビっ子になってしまっている。

 何か始めると必ず過剰な人になってしまうんだよなぁ。そんなこともあって、またサイトの内容を変えようかなと思い始めている。日記は日常に絞って、映画や本の感想は日記とは別にしていこうかと。前から、そういうつもりではあるんだけど、最近日常的な日記ばかりになっているのでその辺をもう一度見直そうかと思うのである。

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クレージーケンバンド

 今頃になって気づいたんだけど、クレージーケンバンドっていいね。

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寝坊

 1時まで1時間ほど寝ようと思って寝たのだが、2時まで寝すごしてしまった。1時間半ないのでやめておいた方がいいかなと思ったのだが、眠さの誘惑に負けてしまった。
 おかげで「新・エースをねらえ!」「機動戦士ガンダム第08MS小隊」を見逃してしまう。両方とも明日が最終話という佳境なのに!

 今週は週の初めから既にお疲れ気味なので、まあ仕方ないか。昨日の休みがかえって疲れを引き出しちゃった感じである。

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2004/07/21

酷暑知らず

 なんか連日猛暑というか、酷暑というかもの凄い暑さみたいだけど、冷房のきいたオフィスに一日中いるため、全然知らなかった。行き帰りには暑いとは思うが、朝は早いし、夜は遅いのでそれほど劇的ではない。暑いのは得意なので、自宅でも窓を網戸にしておけばOK。夜も暑くて眠れないとかいうことはなくて、寝すぎてテレビを見逃したりするくらいだ。

 なんだか世の中暑い暑いと騒いでいるので初めてそうなのかと気づいた。なんかいやみだが。でも、確かにこんなときに外は歩きたくないなぁ。外に出なくていいのが幸せだ。

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最終話2つ

 昼間出歩かなくていいのは助かるが、それにしても帰るのが遅すぎる。今から帰れば、ぎりぎり「新・エースをねらえ!」の最終回に間に合うという時間にようやく帰れる。

 1時に帰宅。「新・エースをねらえ!」最終回。宗方仁の台詞、俺の27年間云々に絶句。宗方仁って27歳か! サザエさん24歳のような衝撃。上戸彩版「エースをねらえ!」が見たくなっちゃったなぁ。

 「機動戦士ガンダム第08MS小隊」。昨日の「 震える山(後編)」を見逃したのは痛い。「震える山」が実質的な最終回だったんじゃないか。今日の「ラスト・リゾート」はその後を描いたエピローグ的エピソード。

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2004/07/22

一回休み

 月曜日から疲れ気味だとは思っていたが、今日はついにダウン。

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2004/07/23

二回休み

 二回休みになってしまった。まさか、この暑いときに寒気を感じるとは思わなかった。あと、体調崩すと必ず肩凝りがでてくる。肩凝りが出るというのは体調不良の前兆なのだな。

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2004/07/24

暑い日は暑い

 とりあえず、暑い日に暑いと感じる躰に戻った。いまだに左肩の肩凝りは取れず、それが悩み。睡眠時間は、木・金とたっぷり摂っているのでどれだけ摂れば十分なのかよくわからないが、昨日の夜からの勘定で4.5時間眠っている。ちょっと眠気を感じる。

 とりあえず、今日から平常更新に戻るけれど、サイト構成をちょっと変えようかと考えていて日記は控えめにするつもり。本や映画の感想とか、最近サボりっぱなしなのでそういうのをもうちょっとちゃんと書こうかと思う。

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今日の購入本

 全然読書は進んでいないのだが本屋に行くとつい購入してしまう。特に買いたいものがあったのではなく、本屋の中をぶらついて何か面白いものはないかと探しての結果なので、「つい」というのはちょっと嘘。しかし今日は大宮の新栄堂書店をぶらついたのだが、思わず欲しくなる本が全然目に入ってこないことに改めて気づく。結局新刊と売れ筋の本だけしか目に付くように展示されていない、場合によってはそもそも置いていないのだ。
 などという話はおいておいて、結局買った本について。

 まずは『まだらの紐』(ドイル傑作集1)(コナン・ドイル 創元推理文庫 bk1 / amazon)。タイトルが『まだらの紐』なのに帯に「シャーロック・ホームズ外伝」と書かれているので疑問に思って手に取ったのだが、「まだらの紐」は「まだらの紐」でも小説ではない、戯曲版「まだらの紐」。「王冠のダイヤモンド」という戯曲、そしてドイル自身によるホームズパロディなど。ホームズという名前の出てこない短編が二編、それには「当時名声を博していた素人推理家」や「高名な犯罪研究家」が登場する。残り二編はホームズものではないようだ。ってなことを解説などを斜め読みして知って購入。もっとも本邦初訳というわけではなく、過去に刊行されている書籍からの再編集のようだ。
 ドイル傑作集はこのあと5集まで出る模様。

 ついで、『アインシュタインをトランクに乗せて』(マイケル・パタニティ ヴィレッジブックス bk1 / amazon)。これは「アインシュタイン」という名前が目に付いたのだが、帯にはこうある。
 「冗談だろう? トランクにアインシュタインの脳だって……」。
 そして、丸囲みして「心にしみる感動のノンフィクション」。ここで、えっと思った。アインシュタインの脳をトランクに乗せてといえば、冗談だろうと帯のとおり思うわけで、スラップスティック小説かと思い浮かべていると「ノンフィクション」だというのだ。これも解説など読んで、どうやらアインシュタインの遺体を解剖した博士がアインシュタインの脳を取り出して標本にした上持ち出してしまうのだが、その後その博士が遺族に脳を返したいというのを聞いて自動車でアメリカを横断する話だ。ロードムービーみたいな話だが、そう、ノンフィクションだっていう。というわけで、これも興味深々となり購入。
 これも単行本で既に出ていて今回は文庫化されただけのようだ。全然知らなかった。

 最後は『下妻物語 ヤンキーちゃんとロリータちゃん』(嶽本野ばら 小学館文庫 bk1 / amazon)。これはカードで買うのに2冊というのもなんだなと無理やり買うものを探した一冊。表紙が映画の写真になっているのが気に入らないがまあいいかと購入。これ、まだ観ていないが映画の評判がいいので映画を観る前に読もうかと思って。

 ということでまた未読本が追加になっただけなので、感想はいつになるか不明。

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2004/07/25

買うべきか買わざるべきか

 9時起床。最近の起床時間からすると格段に遅い。「M-ON! カウントダウン100」を流したまま朝食、Web巡回など。この間、ヒット曲系の番組は飽きてきたと書いたが、本当に飽きてきて困った。早送りじゃないけど、聴く気がなかったらスキップできればいいのだが。やっぱりHDレコーダの類を買うか。

 見たい番組があっても時間が合わないことが多々あるので録画をしたいとは思うが、その反面録画してしまったらそのまま見ないような気がするので、録画するよりその場で見たほうがいいだろうと思って、買わないできた。しかし、放送で見るのも限度があって、連続ドラマの類は決まった時間を拘束されるので出かけるにも不便だったりする。
 最近テレビっ子になりがちなのもそんな理由だ。HDレコーダを買うかどうか、ちょっと検討しよう。

 昼前、眠くなってきたので1時間半の仮眠。午後は、前々から予定されていた友人たちとの飲み会に行く。16時半新大久保に集合、計5人で韓国料理店へ。早くに集まったので、散々食べてもまだ18時過ぎ、外は明るい。二次会はカラオケに行く。僕の入れる歌は全部他の女の子が歌っていた。変だ。

 帰宅後すぐに1時間半寝てから入浴。

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2004/07/26

ルーチンワーク

 木・金と休んだので4日ぶりの仕事。金曜から月曜にかけてフロアの引越があり、今日は荷物の開梱から。また、ネットワークの接続がらみで午前中はがたがた。本格的な仕事は午後から。
 午後もほとんど打合せで気がつけば22時を過ぎている。真っ直ぐ帰って24時少し前。また同じ毎日の繰り返し

 夜は定期的に観ていたアニメも終わってしまい楽しみがない。少し眠るつもりでベッドに寝たら朝まで寝てしまった。

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2004/07/27

突然、泥のごとく

 珍しく電車で読書をしていても眠くならなかったので、ずっと読んでいた『沈黙博物館』小川洋子 ちくま文庫 bk1 / amazon)をだいぶ読み進む。あともう数ページというところで最寄り駅に着く。続きは家に帰って読み終えてしまおうと思っていたのだが、軽く飲んでから和室でのんびりしていたらそのまま泥のようにぐっすり寝てしまった。とほほ。

 24時頃帰宅したので、1時くらいには寝たのだろうか。

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2004/07/28

ガンスリンガー・ガールの着メロ情報はありません。

 ガンスリンガー・ガール 着メロでぐぐるとなぜか1番目に出てくる。でも、ガンスリンガー・ガールの着メロ情報はないので悪しからず。

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またやっちゃった

 風呂が沸くのを待っていたらいつの間にか寝ていて朝になっていた。

 そんなわけで、『沈黙博物館』小川洋子 ちくま文庫 bk1 / amazon)を読み終えたけど感想を書くどころじゃなかった。
 続けて先月末に買った『陋巷に在り 12 聖の巻』酒見賢一 新潮文庫 bk1 / amazon)をようやっと読み始める。

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2004/07/29

台風と「クラウ」と『陋巷に在り』とその妻のアマゾン

 雨もようなので傘を持って出かける。そういえば、台風がきているようなことをいっていたと思うが、天気予報を見ていないのでよくわからない。

 先週、「クラウ」というアニメを観ていて、今日はその2回目の放送なので22時の放送までに帰ってこようと思っていたがかなわず。22時半くらいにようやっと仕事場を出る始末。
 次の放送、明け方4時。4時に起きて観て寝るなんて芸当ができるだろうかと考える。

 帰り道の電車で『陋巷に在り 12 聖の巻』酒見賢一 新潮文庫 bk1 / amazon)を読むが、むちゃくちゃ面白い。早くも半分くらいまで読み終わる。

 24時半くらいに帰宅。今日はアマゾンの調子が悪い。アマゾンからのメールが繰り返し届いていたり、久々に買い物をしようと思ったら途中でエラーになったり。

 このところ毎晩昏倒するように寝ていたが、今日は意識して寝る。ベッドに入ったのは3時なので、「クラウ」のことは諦める。

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2004/07/30

ロード・オブ・ザ・ミーティング三部作一挙公開

 朝10時から夜21時まで、第一部、昼飯をはさんで第二部、夕方から第三部、全三部作一挙公開。疲れた。

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ふりだしに戻る

 サイコロを振ってはコツコツと進んでようやく少し進んだと思うとその度にふりだしに戻るに止まるような日々。一日中ミーティングで何もできない上に、さらにふりだしに戻るような事態に疲れきって、飲みに行く。しかし21時半ですでに開いている店が見つからなくて歩き回る。
 1時半帰宅。飲み足りない分をちょっと飲んで寝る。

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2004/07/31

7月も終わり

 気づいてみたら今日で7月も終わりだった。ちょっと信じられない。夏も半ば終わりということか。

 『姑獲鳥の夏』が映画化されるのが、なんだかんだいって楽しみ。最新情報をウォッチしていこうかと思い、『姑獲鳥の夏』の関連情報、リンクなどをまとめたページを作ってみた。
 しかしそうなると、既にクランクアップしていてこの春にも公開とも言われていたのにいつのまにか年末か来年に公開延期らしいという噂ばかりで実際のところ情報が入ってこない『ハサミ男』はもっと気になる。そんなわけで、『ハサミ男』のウォッチページも作ってみた。麻生久美子主演だし、まさかお蔵入りにはならないとは思うけど、早く公開してほしいという気持ちを込めて。

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自由生活

 朝は7時くらいに目を覚ましたので起きる。昨夜はたぶん3時くらいに寝たのだと思うので全然寝たりないけど起きて風呂に入る。それから音楽番組を流しながら朝食を摂り、Webを見たり、日記の更新をしたり。そして9時過ぎに眠くなったら早くも昼寝。

 起きて昼飯前からビールを飲んで、昼飯の時もお酒を飲んで、一日のんびり過ごす。

 起きる時間も自由、眠くなったら寝てしまうのもあり、朝から風呂に入って、昼間から酒を飲む。自由生活満喫。

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そして自由生活は続く

 まだ普段なら何も食べていない時間なのになぜかばかに腹が減ってきたのでパスタを茹でる。ついでにまた酒を飲む。腹が一杯になったら眠くなってきた。そんなわけでまだ20時だけど寝る。1セット(1時間半)くらい寝ておこう。

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「ER 緊急救命室」第4話

 一眠りして「ER 緊急救命室」第4話を観る。このドラマ、群像ドラマで毎回サブタイトルがあってもサブタイトルのエピソードもERの慌しい出来事のひとつでしかないと思っていたのだが、今日の話を見ていて核になる部分というか、構造が見えてきた気がした。
 それについて書き始めたら結構長くなってきたのでまた今度書くことにするけど。

 それにしてもERファーストシーズンはもう10年前の作品になるのか。NHKでは既に第9シーズンを放送しているけれど、アメリカではもう第11シーズンまでいってるのね。今頃ファーストシーズンの話を書いているなんて遅すぎだけど、ここまで遅れているとあまりネタばれにも気にしなくて済むのでありがたい。

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2004/08/01

久しぶりのウィッシュボーン

 7時起床。4時に寝たのでさすがに眠い。っていうか最初6時に目が覚めてしまい、これで寝なおすと7時に起きられないのではないかと心配だったが、起きていられなくてもう一度寝なおす。目が覚めてボーっとした頭でとにかく活動開始。時計を見ると予定通り7時だった。

 早起きの理由は7時15分から『夢見る小犬ウィッシュボーン』の映画をムービープラスで放送することを知ったから。もっと早く気づいていたらもっと早く寝たのだが。
 「夢みる小犬ウィッシュボーン」は数年前にNHK教育で放送していた海外ドラマで、空想好きで文学好きの犬ウィッシュボーンが、毎回現実で起こる事件と重ね合わせながら自分を有名な文学作品の主人公にして物語を再現するというもの。主人公を犬が演じているからかなり無理があるのだがそこがこのウィッシュボーンを演じる”俳犬”がまた名優で感心するやら可愛いやらでなんともすばらしい。

 日本で放送された最終回は、突然飼い主の少年が大人びてしまっていてだいぶ放送が飛ばされたんじゃないかと想像している。DVDで見られないかと思っているのだが、ビデオ版「夢みる小犬ウィッシュボーン」はあるけれどDVD版はない。そしてそれも全16話分しかなくて、少なくとも48話はあるはずなのでだいぶ少ない。
 もっとも公式サイトからリンクしているショップを見てみたら、DVDはアメリカでもジュールベルヌの「地底旅行」「ロビンフッド」しかないようだ。

 それで今日観た話は、O・ヘンリーの「Hert of the West」をベースにした話だった。犬の西部劇というわけで、やはりこれまた最高。キャストは最終回と同じくだいぶ大人びていたので、後期の作品のようだった。

 さて、無事ウィッシュボーンを観られたから昼寝でもしようかな。

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ABCあとのブックファースト

 行きに新宿で乗り換える際、青山ブックセンタールミネ2店のあとにブックファーストが入っているのを店名表示で確認したので帰りによってみる。店名表示のプレートにはブックファーストと印刷した紙を上から貼っているだけで、今回の閉店がいかに急な出来事だったかがわかる。

 あがってみると、店内の展示は意外に変わっていないように見えた。映画コーナーも広いし、コミックコーナーは以前より広くなっている。洋書・洋雑誌なんかもなくなってしまうんじゃないかと思っていたが残っている。開店時間も8時から23時までと、時間が変わらないので、あとに入る条件として開店時間を今までどおりとするというようなものもあったのではないかと思った。

 しかし各コーナーをもう少しよく見ていくと、一見広くなって品揃えも多くなったように見えるのだが、売れ筋中心になっていることがだんだんわかってきた。一番わかりやすいのは、売れ筋の本がひたすら平積みで並んでいること。文庫コーナーが広くなっているのとコミックコーナーが広くなっていること。しかし両方とも広くなって展示数は多くなっているが結局売れ筋の品揃えになっている。

 コミックならカルト的な漫画家の作品、松本大洋とか古屋兎丸などはぐっと減っている。エンキ・ビラルなどは全くなくなってしまった。ここにくればいつでもあると思っていたものがすべて消え去った。
 映画コーナーも広さ的にはいままでと同じ広さがあるのだが、DVDなどはなくなってしまった。あまりゆっくり見ていないので見落としかもしれないけど、シュヴァンクマイケルなどのアートっぽいものはなくなっているのかもしれない。
 ミステリコーナーも広がった感じがするが、殊能将之なら単行本の『子どもの王様』しかない。 ノベルスは新刊コーナーに京極夏彦の『百器徒然袋 風』とか『新本格魔法少女リスカ』があるくらいで全くなし。舞城王太郎ですら単行本しかない。
 サブカルにいたっては、コーナー自体が消えてしまったようだが、場所が移動しただけだろうか。
 逆に増えているのはビジネス書やコンピュータ関係のコーナーか。

 店内を一回りして、違いがわかってくるにつれて思ったのは、以下に青山ブックセンターが売れない本を置いていたかということだ。ほしい本が並んでいるのだが、それらは売れることなく棚を占めてしまう。図書館じゃないのだから売れない本を置いていれば儲からないのは当たり前だ。
 結構ブックファーストも品揃えが多く、アート系も含めて措いているように思っていたが、青山ブックセンターと比較すると売れる本を中心にしていることがはっきり見えてしまった。ちょっとマニアックなものは刊行されたときに買わないと、展示すらされなくなってしまいそうだ。

 今後、営業時間は短くなり、品揃えもさらに売れ筋に変わっていくのではないかという気がしてきた。

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