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2004年3月後半
木曜日。すでに3日も日記をさぼってる。書く時間もあまりないのだけれど、書くことがないというのが一番の理由だと思う。ネタがないのね。
たぶん、3月一杯はこんな調子なので、一週間に一回更新するのを目標にする。
で、しばらく前からトップページをちょっといじっていたのだけど、公開。微妙なデザイン変更と、欲望の曖昧な対象の再公開というか正式公開というか、でもまだ作りかけ。公開にあたって、「欲望のあいまいな対象」から「欲望の曖昧な対象」に変更。単にタイトル画像が長くなるから感じにしただけ。でも、気持ち的には元々漢字の方が好きだったので、元に戻ったという感じもある。
日記に書くことがなくても、何か欲しいものを見つけたときにメモとかしようかなと。なんで欲しいかメモを書いていたら長くなって、それなら日記にしとけ！とか思ったのだが、たまたま今日は長く書いたけど、書かなきゃならないとなるとそういうのが負担になるんだよね。なので、ただリンクしか張らない、ホントにメモするだけというのもありというルールにしておく。
あと、整理の方法は単純に時系列というのが正解なんだろうなと思ったので、単に過去ログを残していくだけになるかもしれない。その後、実際に買ったりしたら、その感想にリンクをするくらいはしておくつもり。あとは溜まってから考える。
電車の中吊りで、「DIME」という雑誌の広告を見て、2冊分で350円とかいうのにつられて、出かけた帰りのキヨスクで買ってみる。（関係ないが、キヨスクとスケキヨってなんとなく似てるな。）DVD録画機の記事があるみたいなのもちょっと興味をひいた。デジカメとかDVDとか携帯なんかのいろいろな新製品が載っていて、面白いと言っちゃ面白いのだが、1時間ほど電車の中で最後のページまで一通り目を通したら、それで完了って感じ。
「完了」っていうのは、何を言っているかっていうとこういうこと。この手のモノ雑誌って、物欲を刺激されて、何度も繰り返し情報を見て、それでさらに別の情報を求めてインターネットを検索したり、別の雑誌などを調べだしたりするはめに陥ることが多いと思うのだが、意外にあっさり終わってしまったのだ。意外に魅力を感じもモノがなかったのか、自分の気持ちがそういう刺激に鈍感になっているのか。さてどっちなんだか。
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とりあえず、一週間に一回くらいのペースで更新と宣言したので気楽に過ごしている。しかし気づけばもう明日で一週間。いくら宣言したからと言って、本当に週一のつもりじゃなかったのでちょっと焦っている。
いくつかイベントらしきことをかいつまんで書いておくと、20日の夜、友人篠崎から電話。新作『犬と歩けば − チロリとタムラ』の試写が翌日あるからと連絡をくれたのだが、今ちょっと忙しいので行けるのかどうか判らないという曖昧な返事をする。何を置いても行きたいところなのだが、そうも行かない状況なのである。
電話のあと、そうはいってもせっかくだから行こうと思って場所など確認したのだが、翌日結局行けなかった。場所が近いからと声をかけてくれたのだと思うのだが、近いようで意外と時間がかかり、半日潰れてしまう。泣く泣く諦める。もう最近ずっと映画を観に行っていない。いや、それどころか、DVDですら観ていない。4月になればまたこの状況も変わるだろう。
昨日は、ちんたら読んでいた『女王の百年密室』（新潮文庫 bk1 / amazon）をようやく読み終える。久々に森ミステリを堪能したという感じで、これはオススメ。物語で起こる事件よりも、主人公の置かれているシチュエーションがものすごく魅力的。主人公の立場についてはもちろんある程度予想していたのだが、というか森博嗣自身、読者にヒントを与えているのである予想はしているのだが、その予想を二重にひっくり返すくらいのネタがあって、なるほど！と膝を叩くこと二回、続編があると知ったのでものすごく読みたい。Vシリーズで森博嗣はもういいかなと思い始めていたので、久々に見直した作品。詳しくはまたあとで書きたいけど、例によってこのままかもしれない。
今日は私用で休み。銀行で定期預金を解約しようとのだが、ある程度の金額を超えた預金の解約は口座を開いている支店でしか解約できないと言われ、仕方なく神田まで出かける。神田は2年前くらいに仕事で通っていた場所。懐かしく思いながらぶらぶらして、ちょうど昼飯時だったので久し振りに入りたい店が何軒もあったのだが、刀削麺菜館に寄る。せっかくの休日の昼間の外食なので、ビールを飲む。平日の昼間に飲むビールって退廃的で旨いね。坦々麺を食べて帰る
久し振りなので、駅前のブックファーストにも寄ってみたりする。まだ神田で働いているはずの当時の同僚たちに思わず電話したくなってしまったが、休みなのはこっちだけなので真っ直ぐ帰る。
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久々に早く帰ったので、本屋に寄る。『陋巷に在り 11 顔の巻』（酒見賢一 新潮文庫 bk1 / amazon）が出ているのを見つけて購入。いつの間にか、というかもうとっくに文庫になっていた『陋巷に在り 10 命の巻』（酒見賢一 新潮文庫 bk1 / amazon）を一緒に買ったのは言うまでもない。
LAOXで、DVDのシアターシステムのカタログを貰ってくる。とりあえず、パイオニアの。リアスピーカーがワイヤレスで、配線なしに後ろの方に配置できるというのがいい。カタログを見て知ったが、シアターシステムは再生専用なのか。ステレオコンポだと録音、録画ができるのだけど、普通にステレオで5.1チャンネルなどには対応していない。なんとなく帯に短したすきに長しって感じがするけど、帯になるようなのもちゃんとあるのかもしれない。しかし、そういうのはきっと高いんだろうなぁ。
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今日も昨日に引き続き、ちょっと早く帰ってきた。とはいっても22時半くらいか。唐沢寿明版『白い巨塔』の特別編をやっていたので思いっきり途中からだが何となく見る。財前が自分の部下の失敗として弁論して、それに耐えきれず部下が傍聴席からぶちまけてしまって、結果的に財前が裁判に負けることになる辺りから。昨日だったか見たテレビで、ダチョウくらぶが『白い巨塔』をものまねしていたのだが、元ネタを見られて納得した部分があったのだが、これって間違った見方かもしれない。
せっかく早く帰ってきたけど、これといったこともせずに無駄に時間を過ごして結局寝るのは今日も3時過ぎ。この分じゃ明日もまた眠そうだ。少しでも早く寝よう。
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金曜日、年度末で軽い飲み会があり、そのままちょっと遅くまで飲む。終電を乗り過ごして、久し振りに（しかも自腹で）東京からタクシーで帰る。いつも乗っていたタクシーに久し振りに電話すると実車（お客を乗せていること）だというが、今どうしてるかなど懐かしそうに訊かれる。代わりに、もう一台のタクシーに電話すると10分で来るというのでお願いする。乗ると広々としていると思ったら、今日から新しい車にしたとかで、普通の個人タクシーの車もちょっといい車だが、それよりさらにグレードが高い。スピード出しても揺れないし、何より広い感じがする。すでにそこそこ飲んでいたのに、車を誉めながらビールを二缶飲んでしまう。家に帰って、何がどうしてそうなったのか、気が付いたら畳の上でうとうとしていた。布団を敷いて、すぐに寝る。
土曜日、昼頃起きるが、ひたすら眠い。一週間分の疲れが出たのか、昨日飲んで夜更かししたからか（いや、気が付いたら寝てたんだから夜更かしじゃないか）、とにかく眠いのでちょっと仮眠するつもりで転がったら、夕方まで眠ってしまう。起きてから、部屋の片づけ。
日曜日、年末から今年の初めにかけて毎週土日に講習があって泣かされたが、今日はこの試験。講習だけでなくて試験まで受けなくてはならないのがなかなか辛い。試験は午後なので、午前中はこの間買ったちょっと大きな買い物を受け取りに。先週振り込みも済ませて、今日晴れて自分のものになるのだった。
大宮駅に着くと、駅前の連絡通路にあまりにたくさんの看板があるのがおかしくて写真を撮る。これは店の前じゃなくて、駅と駅前のビルを繋ぐコンコースという連絡通路なのだよ。ちょっとすごい。
さらに、そこに立っていた仲間由紀恵ちゃんが悲惨なことになっていたのでこれも写真に撮る。さらにこのあと、この店の前を通ったら、やっぱり悲惨な目になっている方がいたけれど、問題はこちらの方で目の前のバイクが邪魔で余計訳がわからないことになっているけど、足だけしか見えなくてもう誰だかわからないという状態である。
何故か、今日は仲間さんによく会う日で、試験を受けた帰り道、新宿西口の地下でもお会いした。
それはさておき、ちょっと大きな買い物というのはマンションで、鍵を受け取って帰った。このところ毎日のように部屋の片づけばかりしているのはそんなわけであって、本とかCDとか30箱くらい詰めたのだがまだまだ全然入り切らなくて大変なことになってる。最近サイトの更新が滞りがちな理由の一つはこの引越のせいでもある。まあ、今週末引越なので、そのあとはもう少しまともな更新に戻るれるかもしれない。
ということで、大宮の方に来られた方は遊びに来てね。
話はまた飛んで、今日もちょっと買い物した。今度は小さなものである。試験を受けた帰り道、新宿でブランドの時計を安く売っているのを見かけて冷やかしで眺めていたのだが、ちょっと気に入ったMUSKのクロノグラフを見つけてしまった。最近腕時計はしてなかったのだが、あるいはしていなかったからかもしれないが、妙に欲しくなってしまい、衝動買いで購入した。写真を撮ろうとしたのだが、光ってしまってうまく取れないので残念だが載せられない。
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いつものようにいつものごとく、一日が過ぎる。今夜は、Quinka, with a Yawnのライヴだったのだが、平日の夜に行けるわけもなく泣く泣く諦める。いや、平日の夜でも普通ならなんとか行けたかもしれないのだが、引越を考えると無理だったというのが本当のところか。まだまだ終わりそうにないのだよ。
引越といえば、これを機にインターネットを初めてからずっと使っているメインのプロバイダであるDTIを解約するつもりである。DTIは安定していたし、結構愛着があるのだが、マンションには光が入っているのでそちらを使うことにしたのだ。DTIは今は接続にしか使ってないのであまり影響はないはずだ。実はDTIの方のサイトには深い階層に残骸が残っているのだが、トップはRojixに転送をかけているだけになっている。気になるのはメールアドレスくらいで、インターネットを始めてからずっと使っているメールアドレスには愛着があるし、何かとこのアドレスで登録をしているのでなくしてしまうのはちょっと不安な気がする。
とはいえ、しばらく前からいろいろな登録アドレスを、順次rojix.comの方のアドレスに変えているので、最近来るのは読まなくなったMLとスパムメールばかりという具合で、たぶん大丈夫だろうと踏んでいる。そんなわけなので、僕のメールアドレスをroji-on@mars.dti.ne.jpの方でメモしている方はこの機会にrojix.comの方に書き換えて置いていただけると嬉しい。
DTIを解約すると言っても、Air H"用に使用しているDTIの方は継続するので、こちらのアドレスの方は変わらない。本名の方で取っているこちらのアドレスをご存じの方は、こちらのアドレスは継続しているのでよろしく。
その他、読書などの状況はどうかといえば、数日前から『陋巷に在り 10 命の巻』（酒見賢一 新潮文庫 bk1 / amazon）を読んでいる。例によってスローペースでポツポツ読んでいるので感想はまだ先かな。
久し振りに本屋に行ったら、『迷宮百年の睡魔』（森博嗣 幻冬社ノベルス bk1 / amazon）が新書で出ていた。このシリーズ、一作目が結構気に入ったので早く文庫にならないかと思っていたところである。新書というのが微妙だが1000円なら買ってみようか。
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