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2007年9月後半
特にたくさん飲んだわけでもないのに朝は目覚めず10時頃ようやく起きる。
朝食を摂りながら、昨日の録画消化。「受験の神様」9話を見る。正月、お試し受験、そして受験直前まで。次回最終回で、いよいよ受験本番と合格発表。一方、受験の神様が病院に行っている理由とか、彼女の秘密が明らかになったり、中学卒業後ハーバード大学に入学できる話が進む一方で中学の理事長交代で中学退学を宣言されたり、いろいろ。広の父親(山口達也)の口添えで、中学退学だけは免れそうだが。
次回がいよいよ最終回なので、子供たちの合否とか受験の神様のその後がやはり気になる。
毎朝少しずつ読んでいた『今日の早川さん』(coco 早川書房)を読了。面白かった。
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午後免許証の更新。新しい免許証では、ICが埋め込まれ免許証の内容がすべて写真を含めてICにデータ格納されていたり、本籍地は免許証上には記載されずICデータのみ格納になったり、いろいろと変わっていた。
帰りいつも利用する酒屋で、敬老の日のキャンペーンで萬寿を安売りしていたので買う。720mlで5000円、さらにカードを使用すると1割引になるので4500円。
帰宅してテレビ。「風林火山」を見る合間に、先週放送分の「さよなら絶望先生」10話、「電脳コイル」は見る余裕なくそのままDVDに焼くなどしてDVDレコーダーの空き領域を作る。
そんな調整をして、「ひまわり〜夏目雅子27年の生涯と母の愛」を見る。始まるなり、「脚本 佐藤嗣麻子」とクレジットが出てへぇと思う。佐藤嗣麻子、ホラーとかミステリ以外の脚本も書いているんだ。
仲間由紀恵が夏目雅子っていうのは、かなりイメージが違うと思っていたのだが、メイクなどもあるのだろうが意外と違和感がなかった。ある瞬間瞬間では、夏目雅子にすごく近い印象があった。独特の仲間口調も最初は気になったもののあとはそれほど気にならなかった。もっとも、夏目雅子にはあんまり思い入れがなかったので、夏目雅子ファンにいわせたらシビアな意見があるかもしれないが。
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休日だが仕事。そのビル以外何もない場所。ICカードと生体認証がないと入れない。ゲストはICカードを持った人に迎えに来て貰い、名前を書いて通常のゲートの隣りのドアを警備員に開けて貰って入る。目的地までドア毎にICカードによるチェックと一部生体認証でロック解除して入っていく。「ミッション・インポッシブル」のような侵入をする場合、どうやって入るか考える。そしてゴーゴーいう空調設備の中作業。
移動。
真新しいビル。グランドオープンを前にまだテナントがほとんど入っていないビル、引越中の養生されたシートに囲まれた空間を迷路のように歩き回り、辿りついたフロアで作業。こちらのIDチェックは、迎えに来て貰った人と共に入り口で名前を書くだけなので先ほどの建物よりは侵入しやすい。
22時帰宅。
「ファースト・キス」最終回を録画で見る。
『本泥棒』(マークース・ズーサック 早川書房)読了。素晴らしかった。
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『本泥棒』はなかなか紹介が難しい。
「本泥棒」の話なのだが、「本泥棒」って何なの?と訊かれると(実際訊かれたのだが)、説明にならない。なぜなら「本泥棒」とはどんな泥棒で、どうして「本泥棒」は「本泥棒」になって、最後にどうなったのかを話す必要があるが、それを語っているのがこの本だからである。あらすじを話してもいいのだが、それだと本当の意味で「本泥棒」の意味が伝わらない。
比較的完結に説明すると、ナチスがユダヤ人を迫害していた頃のドイツを舞台に、「本泥棒」となった一人の少女を巡る物語である。実際そう紹介したら、「本泥棒」ってどんな泥棒なの?と訊かれた。
僕が読む前に見かけた紹介では、「『アンネの日記』とカート・ヴォネガットの『スローターハウス5』をあわせた作品」と評されていると書かれていた記憶があるのだが、判ったような判らないようなというか、どちらかというと判らない説明だ。読んでみて、気持ちは分かったが、「訳者あとがき」を読むとこれは元々は二つの評がくっついてしまったことがわかる。
元の評の一つは、「ズーサックはナチス政権下に生きてはいなかったが、『本泥棒』は『アンネの日記』と同じ棚に並ぶに値する」(USAトゥディ)であり、もうひとつは「ズーサックは何事もうまくとりつくろうようなことはせず、カート・ヴォネガットが『スローターハウス5』でやったのと同じ手法−−つまり、すごみのあるブラックユーモアを使って、一見暗く憂鬱な主題を耐えられるものにしている」(タイム)である。
後者はその通りだと思うが、語り口や数々のエピソードだけではなく、「本泥棒」という設定自体でも効果を上げているように思う。先ほどの『本泥棒』の紹介で、本泥棒ってどんな泥棒なのか苦労して説明したあと、「なんとなくほのぼのした話みたい」という感想を貰った。「いやいや、ナチスがユダヤ人を迫害している時代の話だから、結構重たいんだよ」と慌てて否定した。でも、その重く暗いテーマを隠すことなく耐えうるものに変えているのは事実だ。
本泥棒の一節に次のような「語り手」の言葉がある。
「もちろんわたしはひどいことをしている。話の結末を台無しにしているのだから。本全体のみならず、この章の結末までもを。わたしはあなたにふたつの出来事を前もって教えてしまった。ミステリに仕立てていくことに興味がないのだ。ミステリなんか退屈だ。わたしは何が起こったかを知っているし、あなたもそうだというわけだ。わたしをいらいらさせ、困惑させ、興味をもたせ、びっくり仰天させるのは、何があってそんな結果になったかというとだ。」『本泥棒』(マークース・ズーサック 早川書房 p.303)
この小説の「語り手」は変わった「語り手」で、その正体は徐々にわかるのだが、「訳者あとがき」やいくつかの書評では無造作にその正体が書かれているのだが、そういうことが徐々に判っていくのも読書の愉しみだと思うのでここでは書かない。既に知ってしまった人は不幸だが、この「語り手」の言葉を読むとそれも大したことではないように思えるかもしれない。
この言葉は、これから起こること(誰かの不幸、失敗、最悪の場合は死など)を先に書いてしまうことを言っているのだが、『本泥棒』の「ミステリ仕立て」ではない語り口とは、この先走った言葉で結末を先に言ってしまった後、それまでの過程として一つ一つの出来事を書いていくという語り口である。しかし、実はこれ自体一種のトリックで、結局はこれからどうなるのかどきどきしながら読み進めていることに気づくはずだ。先走って語られた事実は、重要なことかもしれないが物語としては他にも重要なことはたくさんあって、いくつかの結末を知らされたからといって今後数々の出来事は結局どうなるのか判らないまま語られていくことになる。だから、やはりこの本だって無用な解説なんか読まずに、何も知らずにじっくりと1ページずつ読んでいくのがいい。
読み始めは、独特な語り口になかなか物語に入り込みにくかった。読み進むペースもなかなかあがらない。しかし、あるところから突然物語にぐいぐいと引き込まれていきはじめる。だが、読むスピードは変わらない。じっくりじっくりと噛みしめながら読む。時間が前後して先走ったことが書かれていたりするので、そういう読み方をしないとわかりにくい部分があるのだが、時間の経過に従い先走ったことが書かれていてもそれほど混乱しなくなってくる。そうなってもやはりじっくりと読みたくなった。そしてまだ、ほんの十分の一も読まないうちから残りのページ数が少なくなっていくことがもったいなく感じられ始めた。本を読んでいて、読み終わるのがもったいないという気持ちほど贅沢な感覚はないと思うのだが、久し振りにそんな気分を味わった。
[ 『本泥棒』 マークース・ズーサック 早川書房 ]
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昨日に引き続き、グランドオープン前の新しいビルを訪問。23階の窓から見る風景は綺麗だった。昨夜は夜景を撮ったが、ケータイではあまり綺麗に写らず没にしたので、今日は試し撮りもしなかった。
見ていた連続ドラマはすべて最終回を迎え、録画消化地獄から開放される。しかしまだ再放送の録画をしているので、それほど余裕はない。とりあえず、今日一日珍しくテレビを見ないで過ごせたというだけ。
読書は『パラレル』(長嶋有 文春文庫)を読み始める。リアルなゲーム業界いうのを想像していたが、読み始めてすぐになんとなく想像していたのと違う。考えてみれば、長嶋有の小説ではないか。もっとも、ゲーム業界の話はこれから少しずつ出てくるのかもしれないが。
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『パラレル』(長嶋有 文春文庫)読了。その後も特に期待していたようなゲーム業界の話が出てくることもなく、男という生き物の悲しい性みたいな話のまま終わった。個人的にはなんか全く違う生き物の話のような気がした。面白く読んだけどね。
帰宅してまずビール。そして、先日買った「久保田 萬壽」を開ける。最近とんとご無沙汰しているが、お気に入りの蕎麦屋があって、週に最低1回は足を運んでいたのだが、そこでいつも飲んでいたのは日記にも書いた「出羽桜 一耕」。一耕がないこともあり、それといろいろ飲み較べたいというのもあり、日によって違うものを飲んだりした。その中で、久保田は、百寿から千寿、紅寿、翠寿、碧寿と続き頂点に萬寿がある。行きつけの蕎麦屋にそのすべてがあったかどうか記憶は定かではないが、碧寿まではときどき飲んでいた。でも、萬寿となるとちょっと値が張って飲むのには勇気が必要だった。結局、一度も萬寿を飲むことはなかったので、個人レベルでの幻の酒になっていた。
その萬寿を飲もうというわけで、期待も高まる。飲んで、ああやっぱり旨い。なんだろう、ふっくらしているというか、なんというか。今日は二合飲んで、明日また楽しもう。
感想が停滞気味であるが、理由はわかっている。日記的日記の書きすぎなのだ。感想を書けないから、日記でお茶を濁す。日記を書くことでよけい感想を書くのが億劫になる。毎日更新などと考えず、感想だけ書けばいいのかもしれない。でも更新出来ない恐怖にとりあえず日記を書いてしまう。
読者の立場でいうと、感想だけ書いている方が面白いと思ってくれる人と、日記の日常を喜んでくれる人がいるというのもある。後者は僕の日常を読んで何が面白いのかという疑問はちょっとあるがそれはそれで嬉しい。書けるように書くのが、何が良いか悪いかではなく続けることがWeb日記とかブログの価値だと思うので、どちらが良いかとかではなくて書けるように書こうと思う。
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『魍魎の匣』のエンディングテーマは、東京事変の「金魚の箱」だそうだ。
「金魚の箱」は『娯楽(バラエティ)』に収録。
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ゲーム業界をリアルに描いているという言葉を目にしていて、少し別の方向に過度に期待していた。考えてみれば、いや考えるまでもなく長嶋有の描く世界がゲーム業界の描写を中心にしているわけもなく、読んでかなり気が抜けた。つまらなくはない。ゲーム業界云々と聞いていなければ、もっと単純に楽しめたかもしれない。
表面的な軽薄さと反対に重く憂鬱な物語である。それに加えて、冒頭から主人公とその友人の津田の会話にかなりげんなりする。女を見ればただ性欲を吐き出す対象みたいに思っている会話に、男ってみんなこんな風に考えているのか、と思う。そうではないと思うのだが、妙にリアルで、だんだんにすべての男はこんな風に考えているのかもしれないと思えてくるのだが、かなりそれはげんなりする。
「パラレル」というタイトル通り、物語は現在と過去の話がパラレルに進む。女好きの津田は、「パラレル」に複数の女とつき合っている。津田の要領いい生き方に対して、主人公の生き方はものすごく無様で手際の悪い生き方に見える。津田の生き方に倣って、主人公もまた適当で要領よく立ち回ろうとするが、津田のようにはうまくいかない。
そんなある日、津田の会社は倒産し夜逃げ同然に身を隠し、主人公が思うほど物事がうまくいっていなかったことを知る。ゲーム業界で、やりたいことをできない不自由さに仕事から離れた主人公は、ふとしたことから企画を思いついたりして、また業界の仕事に復帰しようかと考え始める。自己回復の物語というのか、冒頭からの重く憂鬱な物語が意外にも結末には軽やかな感じがしてくる。
以前、長嶋有の『タンノイのエジンバラ』(文春文庫)を読んだときに、長嶋有の物語は犯罪に至る一歩手前のぎりぎりの日常の物語のような印象を受けた。今回もまた、津田の「いつか刺される」といわれるほどの女といい加減なつき合いを続けることや、倒産による夜逃げであるとか、ギリギリの世界を日常とした物語になっていると思った。そしてそこで描かれるのは、やはりありふれた日常の積み重ねである人生であるような気がする。
[ 『パラレル』 長嶋有 文春文庫 ]
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仕事を休み朝から所用で外出。午前で所用は片づき、午後はのんびりと過ごす。
「笑っていいとも」のテレフォンショッキングのゲストは勝村政信だった。『キル』の宣伝。前売発売は22日からと言ったように思ったのでやべっと思う。先行予約案内の封書が届いていたのに先行予約日を過ぎてしまったかと思ったが、先行予約の案内を確認すると勝村政信の間違い(もしくは自分の聞き間違い)で、先行予約が22日だった。ただ、よくよく案内を読むとS席9500円、随分高いなぁと思う。
出演は妻夫木聡、広末涼子、勝村政信、高田聖子、山田まりや、村岡希美、市川しんぺー、中山祐一朗、小林勝也、高橋恵子、野田秀樹。
ところで、勝村政信っててっきりテレビで出てきた人だと思っていたが、蜷川スタジオや第三舞台にいたことがあるという。知らなかった。
「金色の翼」を見る。以前、カトリーヌ・アルレーの『わらの女』を原作にした昼ドラ「美しい罠」がなかなか面白くてはまったが、この「金色の翼」が「美しい罠」に似ているという話を聞いていた。しかも「美しい罠」にも出ていた高杉瑞穂、剣幸も出ているとか。オープニングのクレジットを確認していたら、原作はヘンリー・ジェイムス、そして重要なのは脚本が金谷祐子となっていて、「美しい罠」と同じだったこと。話が面白いかどうかは1話だけではわからないが、今日見た話でもある秘密が明らかになっていて、この調子で毎回何かが起こっているのならこれもまた面白いのかも。
『夜は短し歩けよ乙女』(森見登美彦 角川書店)を読み始める。評判のいい作品だが、それも納得、独特の森見節はたっぷりなのに、デビュー作のファンタジーノベル大賞『太陽の塔』と較べてずっと物語に入りやすい。
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あまりに一日が短い気がするので変だと思ったら、昼間テレビで放送の映画を一本観ていた。
『ドラゴン/ブルース・リー物語』。ブルース・リーの伝記映画だが、かなりあらすじっぽくて、90分くらいの番組だったのでかなりカットされていたのだろうと思っていたが、今テレビ番組表で確認したらどうも最初の30分を見ていなかったようだ。
ブルース・リーのデビュー前の話は知らなかったので、ちょっと驚く。ある試合で勝ったものの、退場するところを後ろから相手に攻撃され二度と歩けないと医師に言われたのに復帰したのだ。テレビや映画への出演はその後の話になる。
冒頭も含めて最初からみたい気がするが、途中の時間があまりに飛びすぎるのがちょっと物足りなかった。カットされているとしても、飛びすぎのような気がする。
そんなわけで、全編を見ていないので、感想はこのメモのみにしておく。
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ようやく終わった連ドラであるが、終わればまた始まるのも理。もうテレビはあまり見ないと決めながらも、既に気になるドラマのリストアップは数件になって、またもやドラマ地獄に自らはまる気配がしている。
見るドラマの絞り込みは難しいのだが、とりあえずミステリかSFであること、もしくは好きな俳優・女優が出ていることを選択の基準にしようと思う。かくして選んだのが以下のドラマである。つまらなければ、途中で見るのをやめようと思っているが、その思い切りがなかなかできないのでどうなることか。
月曜日。
「ガリレオ」 フジテレビ系 月曜 21:00〜放送 10/15放送開始。
東野圭吾の『探偵ガリレオ』シリーズのドラマ化なので、ミステリファンとしては外しがたい。「ガリレオ」は10/15放送開始。ガリレオ役に福山雅治、テレビオリジナルキャラの女刑事に柴崎コウ(とはいえ、この女刑事、東野圭吾の小説にも登場し始めた)。脚本は「HERO」などの福田靖。
火曜日。
「暴れん坊ママ」 フジテレビ系 火曜 21:00〜放送 10/16放送開始。
「暴れん坊ママ」に上戸彩、旦那は大泉洋というキャスティング。脚本は大石静。単に上戸彩が好きなので、まずはチェック。
水曜日。
「働きマン」 日テレ系 水曜 22:00〜放送 10/10放送開始。
安野モヨコの有名漫画のドラマ化。これも主演の菅野美穂を好きなのでチェック。
木曜日。
「ジョシデカ!」 TBS系 木曜 22:00〜放送 10/18放送開始。
刑事ドラマであるというのと、主演が仲間由紀恵ということで候補に。もうひとつの要因は、脚本が秦建日子ってところか。
金曜日。
「ウルトラセブンX」 TBS系 金曜 2:25〜放送 10/5放送開始。
「ウルトラセブン」の新作ということで興味津々だが、ダークな「ウルトラセブン」、ツインピークスのような「ウルトラセブン」というのに(イマイチ意味不明ではあるが)わくわくして、やはりウルトラシリーズでは「ウルトラセブン」が一番好きなので見たいと思う。
「モップガール」 テレビ朝日系 金曜 23:15〜放送 10/12放送開始。
北川景子扮する女の子は、遺体に触れると過去にタイムリープしてしまうという設定らしい。タイムリープとサイコメトラーを組み合わせたSF設定なので興味津々。この帯のドラマの質はイマイチ期待していいのかわからないので、最初に面白くなければ容赦なく切るつもりで見る。
土曜日。
「SP」 フジテレビ系 金曜 23:10〜放送 11/3放送開始。
セキュリティポリスをテーマにしたドラマ。出演は岡田准一、真木よう子、堤真一、原案・脚本は金城一紀、総監督は本広克行という豪華スタッフ、キャストで送る。しかも「ライアーゲーム」に始まる新たなドラマ枠で、高水準の作品を放送することが期待されるので注目。
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「黒い太陽 '07 スペシャル」を見る。キャバクラ界の裏を描いたドラマ「黒い太陽」の続編のスペシャルドラマ。原作は新堂冬樹の『黒い太陽』(祥伝社)。
ドラマ版は主人公立花(永井大)が、「風俗王」藤堂(伊原剛志)に見いだされ異例の出世をしていくが、やがて別の幹部を育てるための「噛ませ犬」として選ばれていたことがわかる。藤堂に叩きのめされ、復讐を誓った立花は、藤堂のいう「黒い太陽になれ」という言葉を自らに言い聞かせ、非情になり藤堂に戦いを挑む。キャバクラ店レッドフェニックスを開店し、藤堂に一泡吹かせるが、自らのかつての部下に刺されてしまう。
スペシャルドラマはその立花が再び藤堂への復讐を始める話。密かに激安キャバクラ店を20店舗も経営し、藤堂への対決の準備をしていた。店は激安店だが、キャバ嬢の借金を肩代わりするなどして優秀なキャバ嬢を集めていたが、さらに藤堂グループのトップクラスの引き抜きも始める。
しかし対決のドラマなのに、85分枠と短くてなんとなくあらすじ的な印象が強い。資金繰りに金と権力を持つ三宅川(峰岸徹)を訪れて、頭を下げたり、裸踊りをさせられたり(永井大はまたもや全身ヌード)というのはこのドラマシリーズの目玉らしく今回も出てくる。連ドラ時の主要キャラだった、千鶴(井上和香)、笑子(酒井若菜)は今回は本編には関係ないが、その後を描くワンシーンずつ登場する。そういう点がよけいダイジェスト感を高めているというか。
そして最後、立花と藤堂の対決の結末はなく、立花が再帰してきたところで終わりになってしまう。これは、続編を作ろうという意図なのか。なんとなく、長い予告編という気がしないでもない。
[ 「黒い太陽 '07 スペシャル」テレビ朝日系 ]
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6時起床。寝る支度をしている途中で、電気をつけたまま眠っていた。普通はそういうときは、夜中に気づくのだが、ぐっすり眠って6時まで気がつかなかった。
起きてPCを立ち上げ書き込みなどして、なんとなくベッドに転がったらそのまままた半日寝てしまった。12時前、今度は本当に起きる。食後、昨日見た「黒い太陽 '07 スペシャル」の感想を書く。入浴後、今度は溜め込んでいた感想の一つとして、『本泥棒』(マークース・ズーサック 早川書房)の感想を書く。こちらは読み終えた9/17にエントリしておく。
そろそろ日記的日記を減らして、感想モードに移行したい。
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18時集合で友人と待ち合わせ、三人で飲みに行く。もう一人参加する予定だったが、仕事が入って無理とのこと。友人の友人も参加するかもしれないと聞いていたのだが、こちらも今日は微妙な感じらしい。ドイツビールの店から居酒屋に移ったところで、友人の友人も合流。23時くらいまで飲んで解散。
家に帰り、「受験の神様」最終回を見る。先日今クールに見ていたドラマはすべて最終回を迎えたと書いたが、「受験の神様」が残っていた。最終回は受験当日、そして合格発表、「受験の神様」のその後はどうなるのか。
合格発表の結果は予想通り。最後の最後にどんでん返しがついているのだが、甘っちょろいなぁ。別に中学なんて受からなくったっていいじゃないかと思うけど。受験の神様の決断も意味があるのかないのかわからない。神様が変化を見せたということがいいことなんだろうけど、そういう部分をもっと描けばよかったのに。
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数日前から読み始めた『夜は短し歩けよ乙女』(森見登美彦 角川書店)読了。面白かった。続けて、『使命と魂のリミット』(東野圭吾 新潮社)を読み始める。医学ミステリ。
テレビは夜「風林火山」、劇場で見逃していた『トリプルX』を日曜洋画劇場でやってたので観る。バカアクションで、思考不要で楽しめる。アーシア・アルジェントってそんなに美人だと思ったことがなかったのに、前半いっちゃった目つきで後半はヒロイン的美女でなんかよかった。
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チャンネルNECOで、3ヶ月連続企画でウルトラセブンの特集をやっている。それで「ウルトラセブン」には初期のシリーズの他にいろいろ続編が作られているのを知った。その辺の流れがよくわからないので、Wikipedia ウルトラセブンの項を見てみたら、1994年から2002年にかけて「平成ウルトラセブン」シリーズと呼ばれる作品群があり、「帰ってきたウルトラマン」以降のウルトラシリーズと別の流れを組むストーリーとなっているらしい。
「平成ウルトラセブン」といわれているのは、1994年のテレビスペシャル「太陽エネルギー作戦」と「地球星人の大地」、オリジナルビデオとして発売された「ウルトラセブン誕生30周年記念3部作」、「ウルトラセブン1999最終章6部作」、「ウルトラセブン誕生35周年”EVOLUTION”5部作」というのがあるらしい。
今月のチャンネルNECOでは最後の「ウルトラセブン誕生35周年”EVOLUTION”5部作」を放送していて、今日一挙5部作を放送していたので観た。
ネタバレになるけれど、実は「ウルトラセブン1999最終章6部作」の最後でウルトラセブンは物語から退場するらしい。なので、「EVOLUTION」ではウルトラセブン不在で物語が始まる。「EVOLUTION」ではエピソード1〜6とあるのだが、放送が何故かエピソード4、エピソード1〜3、エピソード5という順番で放送されていて不思議に思っていたのだが、放送と録画の関係でエピソード1〜3まで観たのだが、あとからWikipediaを読んだら放送と同じ順で発売されていたことがわかる。
元々前作でウルトラセブンは完結し、EVOLUTIONはウルトラセブン抜きのウルトラ警備隊だけの物語として作られるはずだった。それが途中でセブンの復活が決まり、そのためセブンが登場するのはエピソード3の終わりとなる。そのため、オリジナルビデオの発売も4を最初にしているのだという。「エピソード」といういい方をしているのは、「スターウォーズ」に倣っているってことだったのだ。
ということで、ウルトラセブン復活までの話を観たところで、今日は時間切れ。
しかしこの「EVOLUTION」を見たことで、今度始まる「ウルトラセブンX」についていろいろ気になるところが出てきた。「ウルトラセブンX」は、ウルトラ警備隊に相当する組織として、「地球に浸入したエイリアンを探し出し、密かに抹殺する国家的組織DEUS(デウス)」というのがあるが、密かに抹殺するというあたり、ウルトラ警備隊とはかなり違う。この話を先日の飲み会で話していたら、「それってMIBみたい」といわれてなるほどと思った。しかし、「EVOLUTION」では、最後まで確認できてないが、宇宙人に乗っ取られた地球防衛軍はウルトラ警備隊自身の手で破壊、ウルトラ警備隊も解散するのではないかと思う。もしかしてその後の時代なのだろうかなどと思った。
もっとも「ウルトラセブンX」はそれまでのシリーズとはかなり違う世界感だという噂だが。
ヒーローに続いて、ヒーロー。「ドラマレジェンドスペシャル HERO」。以前、スペシャルとして放送したが、今回「ドラマレジェンド」と銘打って、再編集・新映像追加したという。昨日放送したのを録画で見る。映画を観る前に復習しておいても良いかなと思って観たのだが、全編比較したわけではないので他にも違いがあるのかも知れないけれど、パッと見、冒頭の綾瀬はるかの数分間のシーンが追加されただけのようだった。あきらかに続編ありという終わり方だったけど、改めて観てみたら、ほとんど最後の部分は映画の予告のような気がした。映画前提で作っていたのか。
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月が丸くて綺麗だった。
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森下一仁のサイト、「惑星ダルの日常 − 武部本一郎展」というエントリで今月一杯弥生美術館で「武部本一郎展」をやっていると知る。土日があるので行けるだろうか。ちょっと行ってみたい。
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録画で『さよなら絶望先生』最終回を見る。
11話の終わりから、まさかこう続くとは思わなかったので驚いた。最後は、新「ルパン三世」最終回のパロディで終わる。このルパン最終話は好きだし、またうまいことパロディ化していたので、面白い終わり方だと喜んだものの、なぜ「ルパン三世」のパロディなんだろうかと思った。
さきほど、今日の日記に書くことを考えていて、再びなんで「さらば愛しきルパンよ」をネタにしたのかなぁ、と心の中で呟いて、そしてはたと意味に気づいた。
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『使命と魂のリミット』(東野圭吾 新潮社)読了。非常に面白かった。
感想は別に書くとして、この本を読み始めてすぐにふと引っかかった言葉がある。
「彼は煙草をくわえたまま、くるりと椅子を回した。すぐ横にパソコンがある。文章作成ソフトを立ち上げ、しばらく考えた後、キーボードに指を載せた。」(p.63)
「文章作成ソフト」という言葉である。これって、「ワープロ」じゃないのか。今どき「文章作成ソフト」っていう言葉を使うだろうかと疑問に思った。逆に「ワープロ」といわないと、何か別の機能があるような気がしてくる。念のため、googleで検索してみる。「文章作成ソフト」というと、テキストエディタやワープロよりもっと特別な機能を持つものを含めて括っているような感触を得た。
確かに、テキストエディタをイメージしていたのなら、「文章作成ソフト」という言葉を選ぶこともあるかもしれないと思った。だが、小説の中で「彼」が作ろうとしている文章を考えると、ワープロを使うだろうと思われる。これは東野圭吾が「ついうっかり」使ってしまった言葉なのだろうか。
この言葉が引っかかったときにふと思い出したのは、少し前に読んだ「自治体法務の備忘録 - 全国初の“ジーンズ議会”が誕生!?」という記事である。
この記事を読んだ少し後に、20歳の女の子に「デニムをはいていたんですね」と言われて、なるほど確かに今は「ジーパン」でもなければ「ジーンズ」でもなく、「デニム」というのだと実感した。
ところが、先日観た「ドラマレジェンドスペシャル HERO」の冒頭、綾瀬はるかの独白の中で、木村拓也演じる久利生検事のことを「あのジーパンをはいた変わり者」という言葉がでてきたのだった。これもまた、脚本の福田靖がついうっかり使ってしまったのだろうか。
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「一本足の蛸 - 悪魔は細部に宿る、かつ、神は細部に宿る、ならば、悪魔と神は細部に宿る」が面白かった。
リンクされていたgoogle検索の結果をざっと眺めてみると、「神は細部に宿る」という言葉の由来は、ドイツ人の建築家ミース・ファンデルローエの言葉とか、もっと古くからある言葉だがそれをファンデルローエが広めたとか、いくつかの説が見られる。しかし「悪魔は細部に宿る」は今ひとつはっきりしない。少なくとも海外から入ってきた言葉と思われるのに、「日本では『神は細部に宿る』が、英語では、The devil is in the details(悪魔は細部に宿る)という」という珍説も見かけた。そうなると気になるものである。
ふと思いついて、それならそれぞれ英語で調べたらどうなのだと、アルクの英辞郎で調べてみた。
・God is in the details
・The devil is in the details
宿るのが神と悪魔と正反対なのに同じ意味なのか。どうやら、「悪魔は細部に宿る」も使われ始めたのは古そうだ。
神のような手技を持つ「医龍」のドラマを1話から4話まで見る。1話を見て、つまらなくはないんだけれどあまり引きつけられないのは何故なんだろうと思った。「医龍」こと朝田の手術は必ず成功すると思えるからだろうか。それでも続けて見ていると、1話ずつバチスタ手術のチームメンバーが集まってくるというあたりが面白い。
佐々木隆之介の演じる医師の娘がどこかで見たと思ってずっと悩んでいたが、あとからネットで検索して調べたら「アンフェア」の美央役の娘だった。
バチスタ手術といえば、『チーム・バチスタの栄光』(海堂尊 宝島社)で知ったが、同じ主人公が登場する医学ミステリ第2弾『ナイチンゲールの沈黙』を昨日から読み始めた。
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昨日の深夜というか、今日の朝方「火星から来た蜘蛛の群れとグラマラスエンジェル」というB級SFみたいな奇妙なタイトルのドラマが放送された。タイトル以外に情報がないまま、とりあえず録画しておいたのだが、今日どんな話か冒頭を見ようと見はじめたら、結局最後まで見てしまった。2時間枠の青春ドラマだが、演劇みたいな雰囲気のあるドラマだった。
演出は永山耕三。調べると「東京ラブストーリー」「ロングバケーション」などのディレクター。脚本は山崎淳也。出演は、山崎樹範、内田滋、吉瀬美智子、唐沢美帆、松尾敏伸、鈴木蛍、田中圭。この7人の若者たちが、いつも集まるバーを中心に物語が進む。知っているのは吉瀬美智子くらいで、「ライアーゲーム」で、ライアーゲーム事務局の謎の女を演じていた人。
舞台っぽいと思ったが、主人公たち7人の中でも特にメインの山崎樹範は劇団カムカムミニキーナ所属で、内田滋も舞台に結構出ているようだ。舞台的な雰囲気は、ほとんどがバーでの出来事で、他は山崎の部屋と唐沢の部屋が少しだけ。加えて、独白シーンが抽象的な装飾で飾られた部屋がでてきたくらい。そもそも独白というのが、舞台的であるわけだが。
物語はいつもバーに集まる仲の良い7人組。彼らはサッカーの観戦で偶然集まった仲間で、二人は学生、他は社会人である。山崎と内田は部屋をシェアしているが、実は内田はゲイで二人は恋人同士だった。内田は自分がゲイであることをみんなにも告白できず孤独を感じている。吉瀬と松尾はつき合っているが、吉瀬が結婚を望んでいるのに対し松尾は結婚の話を避け続けている。結婚のもつ責任が負担に感じていることを松尾は独白するが、もし自分の家族が犯罪を犯したりしたときの責任について語ったりして、ちょっと過剰な心配をしているように見える。唐沢は作家になることを夢見ていて小説を書いているが、近々ある作家に紹介して貰えるということで、自分の小説をみてもらうチャンスを楽しみにしている。みんなに「和菓子屋」と呼ばれている田中は家業の和菓子屋を継ぐのか迷っている。田中と同じく学生の鈴木はまだ猶予期間があるためか、他の仲間よりは気楽そうである。
そんな彼らが自分たちの悩みをカミングアウトしていく何日間の出来事が描かれる。内田がゲイであることをカミングアウトし、松尾が結婚に踏み切れない本当の理由が明らかになり、唐沢の作家とあった結果、そして山崎の秘密。
ものすごく面白いというわけでもないのだが、舞台のような雰囲気になんとなく最後まで見せられてしまった。まあ、それは面白いといっていいのか。
[ 火星から来た蜘蛛の群れとグラマラスエンジェル フジテレビ系 ]
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昼少し前から外出。昼食は外でラーメンを食べる。
長袖のシャツを着たが、上着は要らないかと思ったら、予想外の寒さにくしゃみ、鼻水攻撃に襲われる。夕方のニュースによれば、11月下旬の陽気というから当然のことだった。
夜、インターネットに接続しようとしたら繋がらない。パソコンの接続デバイスのリセット、ルータの設定の確認、ルータのリセット、ルータの電源リセット、VDSL装置のリセットと順番に確認していくが復旧しない。インターネットに繋がらないというだけで、結構恐怖感を感じた。人と会わなくてもそんなに孤独を感じないが、インターネットに繋がらないと孤島に取り残されたような危機感を感じる。
面倒だが仕方ないので、ルータを経由しないで接続できるか確認する。フレッツ接続のソフトインストールから始めるので面倒くさい。が、ルータを使わないと繋がるのだった。問題はルータか。とりあえず、インターネットに繋がると判ったら、不安感が収まり、落ち着いてもう一度ルータの設定を確認する気になる。実は今使っているルータはADSL時代から使っている骨董品なので、ルータを使うと接続速度がかなり落ちてしまい、せっかくBフレッツを使っているのにそのスピードを100%出し切れていない。ノートが壊れて以来、パソコンを一台しか接続していないのでルータを使わないという選択もある。ただ、やっぱりセキュリティの面からルータを間に置いておきたいのでもう一度試行錯誤。
設定を再度確認したら、PPPoE接続の設定が無効になっていた。ルータをリセットした際に、PPPoE設定もリセットされたのだろう。問題はルータのリセットで解決していたのかもしれない。
ということで、小一時間無駄に時間を過ごしてしまった。くくー。
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無茶苦茶な話だった。古き懐かしき鉄人のようでいて、全然違う。包帯を巻き、半身熔解した鉄人が出てきたときには、エヴァンゲリオンか!と思った。原作至上主義者であるけれど、同時に原作を超えた面白さがあれば大胆に原作を変えるべきと思っているのだが、この鉄人にはなんとも困った。戸惑ったといった方がいいのか。
まず冒頭が唐突である。不発弾が見つかるが、それを奪おうとするロボット三体の登場にさすがの鉄人も危ういところ、突然現れた復員兵が鉄人の操縦機を奪い取り、金田正太郎より優れた操縦で一気に形勢逆転、敵のロボットを倒してしまう。驚くべきことにその復員兵の名もまた、金田ショウタロウというのだった。というのが、前回までのあらすじのように描かれて、本編へとはいる。
この感想用にamazon画像を拾おうとして、初めて知ったのだが、実はこの映画の前に今川泰宏監督版の「鉄人28号」テレビシリーズが放送されていたのだった。『鉄人28号 白昼の残月』はこのテレビ版に続く話となっているらしい。冒頭のもう一人の金田ショウタロウ登場も、テレビシリーズで描かれているのかどうかは知らない。しかし、テレビシリーズが先行していると知ると、村雨兄弟や高見沢という「ショタコン」(と自ら名乗っている元祖ショタコン)の女性とかの繰り広げるギャグもちょっと納得する。
テレビシリーズからの設定なのかもしれないが、まず鉄人を作ったのが敷島博士ではなくて、金田正太郎の父親の金田博士になっているのがまず最初に引っかかる。その上、金田正太郎には養子として兄がいたが、戦死したと思われていたという。それが冒頭のショウタロウで、彼は戦争兵器としての鉄人の操縦者として特訓を受けていたという。絵柄や時代を原作にあわせているのに、人物設定等があまりに違うのでかなり違いが気になる。
あと納得できないのは、もうひとつのリモコンが出てくるのは鉄人らしくていいのだが、鉄人を見えないところで操縦している点。その説明に、鉄人の映像を見られる装置があるとか何か説明がつくのかと思っていたのだが、それがない。それなら鉄人のいる場所に操縦者もいなくてはダメでしょう。
冒頭の不発弾が実は本当は不発弾ではなくて、「廃墟弾」というこれまた金田博士の発明した人を殺さずに建物などだけを破壊する兵器だと判るのだが、この廃墟弾を巡る話などは面白い。廃墟弾は何度か爆発し、街は廃墟と化す。またその廃墟弾の処理のため、鉄人も被害を受けるのだが「包帯を巻いた鉄人」が出てくるというのはなんとも。さらに後になると、包帯を巻いただけでなく、半身熔解したグロテスクな鉄人が姿を現す。そして廃墟弾を片づけた後に出てきたのは、全身廃墟弾に覆われたグロテスクで巨大な鉄人であるという。この話自体は嫌いではない。
きっとこれ、「鉄人28号」でなかった方がもっと素直に楽しめたと思う。
[ 『鉄人28号 白昼の残月』 監督今川泰宏 アニマックス ]
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読書
『チーム・バチスタの栄光』(海堂尊 宝島社)
『図書館戦争』(有川浩 メディアワークス)
『今日の早川さん』(coco 早川書房)
『本泥棒』(マークース・ズーサック 早川書房)
『パラレル』(長嶋有 文春文庫)
『夜は短し歩けよ乙女』(森見登美彦 角川書店)
『魂と使命のリミット』(東野圭吾 新潮社)
『ナイチンゲールの沈黙』(海堂尊 宝島社)
映画
『ヒーローインタビュー』(TV)
『ベクシル 2077 日本鎖国』
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』
『鉄人28号 白昼の残月』
展覧会
ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展
テレビ
「黒い太陽 '07 スペシャル」
「火星から来た蜘蛛の群れとグラマラスエンジェル 」
他たくさん
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週末から引き続き寒いくらいの一日。それもそのはず、気がつけば10月ではないか。こんな日はシチューでも食べたくなる。
夕食にシチューを食べながら、録画した再放送の「医龍」第5話を見る。「ジョシデカ!」を見ようと思っていたので、気がつかなかったが裏番組で「医龍2」が始まるのだった。だいたいドラマの再放送は、新番組や映画の公開に合わせていることがわかったので、もっと早く気がついてもよかったのだが、ついこの間気がついた。「医龍2」の方が一週早い放送開始なので、1話は見てみようかと思う。でも、「医龍」も面白いのだが一話一話の面白さに今一つ魅力に欠けるので、まだ見ぬ「ジョシデカ!」の方に興味がいく。
それからこれも録画で「未来遊園地 〜幽霊少女と観覧車〜」を見る。プロダクト・プレースメント広告の手法が使われていたが、逆にCFにもドラマの登場人物が出てきてスピンアウトドラマ的なストーリーを展開するドラマ仕立てのCFになっていた。うまくやられて、CFもどうってことないのに飛ばさずに見てしまった。こうなると、CFカットといわず、CFも録っておきたいと思う人もでてこよう。うまい手法だ。
数分のオフビートな笑いのドラマ「去年ルノアールで」12話も見る。
先月の総括で、感想を書けていないものの感想を書こうと思っていたが、そんな風にテレビばかり見ていたので結局今日も書けない。『氷菓』(米澤穂信 角川スニーカー文庫)を読んだので、また溜めないようにこの感想は今日のうちに書いておく。
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